コップなのだそうです。
私はコップなのだそうです。
透明な吹きガラスでできています。
秩父の山奥に住んでいるガラス作家さんが、熱さで水飴のようにとろけた赤い玉にふぅっと息を吹き込んで作ったんだそうです。底の真ん中におへそのようなものがあるのですが、これは、息を吹き込むパイプから切り離されるときに必ずできる凹みだそうです。
まぁまぁいびつな形をしています。開いた口はまん丸くなく、ガラスの内側には泡がいっぱい入っています。泡のせいか見た目より軽いです。
透明な表面にはいろんなものがいびつに映り込み、気