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ジャカルタ訪問 2023年6月22日

インドネシアを英フィナンシャル・タイムズは「overlooked giant」(見過ごされてきた巨人)と評しました。。 民主主義国として世界3位となる約2億7千万人の人口を超え、毎年3百万人以上増加。 平均年齢29歳。(日本は48歳 世界2位 ちなみに1位はモナコの58歳)国民の約9割はイスラム教徒ですが、他に5つの宗教を認めています。

まさに若くてまさに伸び盛りの活気に溢れています。

空港でタクシーを手配し乗ったのが電気自動車でした。

インドネシアでは2020年に国内での電気自動車の生産がはじまりました。

『低炭素排出車(Low Carbon Emission Vehicle:LCEV)の販売台数(卸売り)は、2020年の1,234台から2022年に1万5,437台に増加』 販売台数の約1.5%』 かなりな勢いでEVのシェアを広げています。


  https://www.jetro.go.jp/.../2023/0401/92cb7fbb8f471e77.html


そしてジャカルタは地下水の過剰な汲み上げにより地盤が沈下しています。
2000年以降ジャカルタ 北部では2m以上沈下しているとも言われます。急速な都市化による水道という基盤インフラが追いついていないことが大きな理由です。


とはいうものの、現地の人はあまり動じていないようです。

たくましい。
とはいうものの、こういった水没する地域に住む人々は経済的弱者が多いのは事実です。水道という社会的共通資本の重要性は明らかですが、ただ整備すれば良いというものでもなさそうです。

社会的共通資本を守るのは国だけとはしておらず、地域を加えてあります。
その地域の特性に合わせて管理運営が必要。
その意味をあらためて考えたジャカルタ の1日目でした。

あさ4時半には祈りの声が町中にひびきます。
祈りが終わると同時に、ずっとロックミュージックを流していたと思われるバーも閉店したようです。

ゆたかさとはなにか。
じっくり考える旅になりそうです。

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