見出し画像

チンキ剤は健康なお酒?

タイトルの件、はい、私はそんな風に感じています。健康なお酒って。
私はお酒飲むの好きです。ビール、ワイン、日本酒、焼酎、お料理に合わせて楽しむし、カンパリ、テキーラ、ジン、ラム、、なんかも常備していないけど、気が向いて飲みたいなと思った時に楽しんでます。
でも量や頻度は年齢的にも気にするようになりました。
植物療法士の授業で「健康」について教えているときにも、「健康のためにはお酒をやめましょう」というよりは、「同じ飲むのであれば、健康に役立つ飲み方をしましょう」と伝える方が、飲酒される生徒さんや家族に飲酒する方がいらっしゃる生徒さんは喜ばれます。


チンキ剤って?

植物療法の必須アイテム・チンキ剤。気になる症状の改善に適量飲みます。

チンキ剤とは植物の有効成分をアルコールで抽出した総称になります。

Wikipediaでは以下のように説明されています。
「一般的な製法としては、生薬などの材料を小さく切り刻み、冷浸法(アンフルラージュ、enfleurage)またはパーコレーション法を用いてつくられる。
チンキには多量のエタノールが含まれており、引火性が強いため、気密容器に入れ火気を避けて保存しなくてはならない。 」
・・・ということで、家庭で作るチンキ剤はこの記述では冷浸法によるものになるでしょう。つまり材料植物をアルコールに浸すということですね。

植物療法の授業でも1コマ使ってチンキ剤の作り方や使い方はお伝えしているので、文字で書くと数行で終わってしまいますが奥深いものです。

このチンキ剤、植物療法ではこんな症状のときには一日〇回〇滴、または〇mlみたいな使い方なんですが、これを晩酌の時に活かすと楽しくなってきます。

チンキ剤を炭酸で薄める

ビールにチンキ剤を数滴たらしたり、レモンや柚子を絞ったり。

私がホームケアとして使用しているチンキ剤はほとんどが梅酒を作るときなどに利用するホワイトリカーです。
だからアルコール度数は35度ですね。これを炭酸で割って飲みます。
私は甘みが少しほしいときはハーブシロップや酵素シロップをたします。ハーブシロップがないときはジンジャーエールやソーダで割ったり。レモンや柚子、スダチがあるときは絞ったりします。
植物療法でぽたぽたと舌に落とす時には「おいしー!」と思うときはそんなに多くないのだけど、炭酸でわると美味しいんですよ。
私のお気に入りは、セージ、ローズ、ローズマリー、ラベンダー、紅茶、シナモンなどのチンキ剤かな。
後チンキ剤をビールとかに数滴たすのも好き。
これは授業の時も生徒さんにお話しますが、「あれからはまった~~~!」という人続出なんです。
お酒たしなむ方、ぜひ試してみてね。

ホワイトリカー以外でも楽しんでみる

冬の定番・グリューワイン。そのときある果物で楽しみます。

チンキ剤の定番はホワイトリカーなんですが、歩祝いとリカー以外のアルコールでもチンキ剤が楽しめます。例えばワイン。サングリアやグリューワインのように、スパイスや果実を漬け込むととっても美味しい。私は冬はグリューワインは作り置きしておいて、飲みたいときに温めて飲んでいます。
これも広義ではチンキ剤になります。植物の成分は少なからずワインに出てきていますからね。
泡盛や焼酎もおいしいですよ。以前にいただいた泡盛にハーブを漬け込んでチンキ剤を仕込みましたが、泡盛特有の風味は残るものの、ハーブの香りや味も出てきました。
これをロックで飲んだり炭酸割りしたら美味しかったです。

いつか「飲めば飲むほど健康になるチンキ剤を出すバー」をしてみたいなーって思ってます。会員制にして、一人2杯まで、のルールの。
健康状態や生活習慣チェックして、お説教もします 
そんなバーしたらお客様くるかなー?? 笑



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?