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避けては通れぬパニックとの向き合い方


仕事では問題が必ず起こる。

思うように人も物も動かない。

それが重なると

「何をすれば」、

「どれからとりかかれば」、

そんなことで頭がいっぱいになることがある。


複数の仕事を抱えている人なら

なおさら、頭が複数の問題でもちきりで

ひとつのことを考えられない。

目の前の作業に集中できない。

焦って失敗もする。

そして、いつの間にか、

この負のサイクルに入っている。


これは能力不足なのか。

対処方法はないのだろうか。


実は私もこのサイクルに入っていた。

お恥ずかしい話だが、

パニックで

『何をすべきか』、

『何から取り掛かるべきか』

わからなくなった。


そして、

本当はいけないことだが、

諦めてしまった。


上司に何度も報告し、

アラートを上げていたが、

「忙しいから」と後回し。

どうしろというのだろうか。


そんな愚痴を考えながら

上司に報告のメールを送った後だ。


どうしようもないから暇になり、

周りを見ながらぼーっとしていた。


そして、ふと気づいた。

恐ろしいほど冷静になっていたのだ。


最悪の『パターン』で、

やれることがないとわかると

自然と冷静になれたのだ。


ここから何かを学べる!

そう思えた。


とりあえず、

『パターン』を知るために

紙に問題点をすべて箇条書きで書いて、

リストにした。


それぞれの問題に対して

リストの右側に対処法を書いた。


複雑な問題に関しては

これこそ『パターン』わけをして、

さらに対処法を書いた。


紙に書いてみないとわからなかったのだが、

書きながらすでに問題の解決法を思いついているので、

それを冷静に書いていった。


そして、

紙に書いた対処法をしらみつぶしに

潰していった。


不思議なことに

パニックになることもなく

『何をすべきか』

『何から取り掛かるべきか』

わかったのだ。


しかも、恐ろしい程

頭がクリアになった。


結論となるが

パニックになるのは

頭ですべて考えるようにしているから

ではないだろうか。


ワーキングメモリがいっぱいになって

考えがまとまらず、

さらなるパニックを呼ぶ。


紙に書く作業とともに考えていたから、

ひとつのことに集中できた。


現代の問題点で

『スマホ』という便利なツールのせいで

紙に書くという習慣がなくなっている。


これが自らの首を絞めると知らずに。


私が行ったのは『紙に書く』

それだけだ。


もしかしたら、

現代の問題点は

過去を振り返れば解決するのかもしれない。


そんな出来事だった。


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ちなみに

私の仕事はうまくいかなかった、


しかし、

『紙に書く』

つまり、パターン分けをしたおかげで

対処が適切であったので、

叱られることもなかった。


もとより、

パターン分けして自分に非がなくなるように

行動ができたので、

問題は、上司に丸投げである。


ここで、わかったことが

自分のできる範囲もわかったということだ。


自分ができるところまでやって

悩みもなく、業務を終了することができた。


プライベートでも仕事で悩んでいたが

もしかしたら、

悩まない休日が来るもかもしれない。


さらに

『紙に書く』ことの

大切さを知った一日だった。







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