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うどんにも、そばにも、感謝したい

余り人前で強く主張したことはありませんが、昔から"麺好き"です。中でも、うどんとそばは、日本が世界に誇れる最高の軽食だと思っています。死ぬまで食べ続けることをここに誓います。

暑くなってくると、冷やしうどんや冷たいそばが恋しくなります。今日は日頃お世話になっている「うどんとそば」の嗜好について考えてみます。

うどんそば…

どうやら関東では、そばの方が格上で、「そばうどん」という序列や呼び方が一般的なようですが、私の中では、うどんが先で、そばが後の方がしっくりきます。これは私が関西で生まれ育ったことも影響しているでしょう。

私の母親の実家は、地域でも有名なうどん屋でした。幼少の頃から、祖父が上質のかつおぶしで取った一番出汁の贅沢なうどんを食べて育っているので、うどんには結構こだわりがあります。

そばの魅力は東京に出てきてから知りました。有名店のそばも勿論美味しいですが、駅構内や街の立ち食いそばが大好物です。日本の立ち食いそばは、安い・早い・うまいの三拍子が揃っており、日本人のソウルフードだと言っても言い過ぎではないでしょう。個人的には、JR品川駅のホームにある立ち食いそば屋がお気に入りです。

うどん派? そば派?

うどん派、そば派という論争があったりします。別に甲乙、白黒をつけるべきものではありません。どちらも確立された存在ですので、その日の気分で食べ分ければよいだけです。

私はざっくりと、「東日本では主にそばを食べ、西日本では主にうどんを食べる」という使い分けをしていますが、基準は曖昧で、何を食べるかはその日の体調や状況や気分で決めています。

嗜好はあります。関西の淡口醬油味の出汁に慣れ親しんだ人が驚く関東の真っ黒い出汁のうどんにはいまだに抵抗があります。逆にそばはあの黒い出汁で食べないとしっくりきません。

冷? 温? 

「そば=冷、うどん=温」「夏=冷、冬=温」を選択することが多いです。割と基本に忠実なタイプだと思います。但し、天婦羅、かき揚げのそばを食べたい時は温を選択することが多いです。

まだ学生だった頃、夏休みで学校が休みの時の昼ご飯には、かなりの確率で麺類を食べていました。兵庫県には播州揖保乃糸というそうめんの名産品もあり、冷やしそうめん、冷やしうどん、ざるそば、焼きそばの強力なローテーションが出来上がっていました。

もりそば、ざるそばのつけ汁にそば湯を入れて飲み干す習慣は東京に来てから知りました。今ではそばを食べる際の楽しみの一つです。一時期、冷やしたぬきそばにもはまりました。天婦羅をあげた時に出る上質の天かす(揚げ玉)が使われていると満足です。

好きなトッピング

醍醐味はトッピングの選択です。好きなもの、食べたいものを何でも加えればいいというものではなく、その日の気分と体調と食欲と食材同士のバランスを考慮して、厳選する必要があります。

うどんのトッピングで一番好きなのは、とろろこぶです。たまごとじ、あんかけ、エビの天婦羅、きつねも好物です。つるとんたんの明太子たまごとじうどんは好きですね。

そばだと、玉子は月見の方が断然いいです。また、きつね(あげ)よりもたぬき(天かす)があいます。邪道だと思っていたコロッケそばも食べてみたらかなりおいしくて、はまりました。一時期はかき揚げそばにもはまり、色んな店に立ち寄っては食べ比べをしていました。

また、うどん、そばともに忘れてならないのは、カレー南蛮です。店によって色んなタイプがありますが、私はトロミの強いタイプを好みます。

旅との相性がよいうどんそば

高速道路のサービスエリアや駅で食べるうどん、そばも格別です。

アメリカ駐在時代、クルマを長距離運転して出張先に向かうことがよくありました。途中休憩や食事で立ち寄るサービスエリアで、何度うどんやそばを食べたいなあと思いながら、ハンバーガーをオーダーしたことか… これは最後まで慣れませんでした。

結論は、うどんもそばも最高です! これからもよろしく!

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