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自分が「どう買ってるか」に興味を持ってみる

毎年おこるギックリ腰。
毎年6~7月に発生するので、今年はなるまいと注意してクリアしてたんですが、なんと11月に発生。
軽度だったんですが、どうも寒暖差が激しい状況で起こりやすいようで、再起の温かい・寒いの変化が激しいタイミングで起こってしまったようです。ほんと季節の変わり目嫌い・・・(# ゚Д゚)

そんなギックリ腰を乗り越え、今回も課題図書を読みます。

●中小企業診断士 スピードテキスト3 運営管理 2019年版

●インストア/マーチャンダイジング〈第2版〉

●なぜこの店で買ってしまうのか

今回のテーマは「店舗・売場理論」、マーチャンダイジングです。


考える要素が細かくて多いのでまとめてみる

・店舗は、都市計画法など様々な法律・規制に基づいて開設されている
・商圏と立地
・店舗施設は6つの機能を持つ
・店舗は、レイアウト、動線設計、陳列、照明や色彩などの設計が必要
・マーチャンダイジングに基づく商品管理
・業種業態に応じた「何を売るか」商品計画
・仕入れ
・価格設定

「こんなお店がやりたい!」と安易に考えてしまいそうですが、出店するためにはこれだけの要素を考えないといけないんですね。
店舗カテゴリによると思いますが。

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↑なんとなく図にしてみました。


店舗は、売れるための努力をめちゃめちゃやっている

インストア・マーチャンダイジングの本を読んで思ったことが、「店舗は、売れるための努力をめちゃめちゃやっている」ということでした。

特にスーパーマーケットなどの多品種を扱う業態の場合、フロアマネジメントシェルフスペースマネジメントなど、細かく体系化され、設計されているということがわかりました。

特に興味深く面白かったのが、商品カテゴリーのところ。

生鮮食品や食材のように、「これを買いに行く」というものは購買の計画性と購買率が高いので、パワーカテゴリーに分類され、その導線途中に様々なついで購買を促す、それに準じて商品が配置されている、というのは、どこのスーパーマーケットに行っても、同じような配置で陳列されていることと合致して納得がいきます。

コンビニでもそうですが、欲しいものがあると一直線にその場所へ向かえる、というのは、ある意味すごいことなんだな、と思いました。


購買行動に変化はあるのか?

これだけ研究しつくされているマーチャンダイジング・店舗での購買行動ですが、もう完成され尽くしてしまい、これ以上進化の予知が無いように思えます。

ドンキホーテやヴィレッジヴァンガードのようなジャングル陳列(圧縮陳列)を行っている店舗は、こういった定着され尽くした店舗設計へのアンチテーゼのような気がしますが、コンビニも実験的にこういった陳列をやっているようです。

ファミマがドンキになったら? 棚一面グミだらけ

(帆立の貝柱買っちゃいそう・・・w)

毎日行くコンビニは、どうしても「飽き」が出てしまうので、こういった陳列で選択肢が生まれるのはありがたいことですが、探すことに「手間」「迷い」が生まれてしまうので、結局絞り込まれた商品陳列のほうが便利なんでしょうね・・・

ドンキホーテのような陳列は、

日常生活品は買うが、「圧縮陳列」された「特徴的商品」はウインドーショッピングで済ませる客も多い。

というようなこともあるようですし。


研究され尽くした先にどういう世界があるのか、死ぬまでに大きな変化は生まれないかもですが、見てみたいですね。

そういえばギックリ腰になった時、生まれて初めて「杖」の売り場に行ったんですが、シニア向けのグッズの充実ぶりにびっくりした経験があります。普段あまり買わないものの売り場に足を運んでみるのも、新しい気付きがあって楽しいですね。

でも願わくば「ポジティブな買い物」でありたい・・・w

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