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ブロックチェーンを通じて金融とサプライチェーンは融合していくのか?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。

コラボゲートでは毎日いくつか気になるトピックを元にして、ブロックチェーンインダストリーまとめを読者の皆さんには日本語で紹介していきたいと思います。2月21日に虎ノ門ヒルズで「実践から考える新しい資本主義のカタチ」というイベントを開催します!ブロックチェーンに関連した取り組みも紹介するので、是非お越しください!

今回は金融とサプライチェーンの融合した取り組みを紹介したいと思います。

"Guiding Opinions on Rural Service Revitalization of Financial Services," というのは中国政府が進める方向性の一つで地方活性化プログラムの枠組みの一つとして新しい枠組みの構築を進めています。

農業分野での新しいアプリケーションの活用を進めていくために、安全で透明性のあるデータのマネジメントをブロックチェーン技術を活用することによって目指していきます。金融分野での顧客クレジットと技術スクリーニングを活用することで、効率的な運営を目指しています。

Greensillの記事から、航空業界ではマーケットを拡大するためにキャピタルマーケットを活用する必要があると紹介しています。例えば、航空機のメインテナンスや修理、チケットサービスやリース、空港でのオペレーション、旅行業者など様々なステークホルダー間での金融のオペレーションが求められています。既存の銀行の資金サポートだけでは不十分で、今後拡大していくためにはとレイドファイナンスなど金融スキームを整えていく必要があります。

中国のマーケットではスタンダードチャーターズがブロックチェーン企業のLinklogisInとMOUを結び、サプライチェーン上でのファイナンススキームに参画します。LinklogisInのブロックチェーン技術を活用し、大規模サプライチェーン上での取引を見える化していく方向で進めています。 

このエコシステムを通じて中小企業がアクセスできる仕組みを作り、金融クレジットを機能させることで、エコシステムへの参加のコストを減らし、最終的には請求書の受理の管理等含めたリスクマネジメントへの活用を検討しています。

ここではファイナンスの仕組みだけでなく、取引への参画のプロセスを効率化させたり、データを活用したリスクマネジメントを進めていく予定です。

IBMとヒュンダイは商業リース分野でのブロックチェーン技術とAIを組み合わせた仕組みの提供を進めています。これは、サプライチェーン上での金融取引を加えた新たなスキームとしての展開事例としてスタートしていく予定です。 

ブロックチェーン技術は複雑な支払いプロセスを簡素化し、さらに安全性を担保した上でコスト削減への貢献が期待されています。韓国では各企業がデジタル技術を金融分野にどのように生かしていくのかということは非常に早い段階の取り組みとして進めています。

金融とサプライチェーンは今後組み合わせの技術としてブロックチェーン活用が模索されていくだろうと思うので、この辺りは要チェックです。

本日のトピックは以上で終了です!

ブロックチェーン技術は世界中の人たちが注目している新しいビジネスのタネの一つです!気になったら気軽にメッセージください!