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口コミが悪いクリニックでの大腸内視鏡検査 体験記

ものすっごく、グーグルの口コミが悪いクリニック

家から近いほうがいいなって思い、検索したら徒歩3分の、内視鏡専門クリニックがヒット!
しかーし、グーグルの口コミをみると、ひどい
・愛想がない
・説明がない
・淡々としている
・親身になってない
・内視鏡してもらったら、腸が傷ついて死にかけた
・麻酔が途中で始められたので苦しかった

 などなど。
そして、医師がその書き込みに反論もしている・・。
こわぁ・・・

しかし、、、、、
良い口コミもある。
家からめちゃ近い
土日曜もやってる
すぐ予約が取れる!
胃と腸両方一度にやってもらえる
麻酔してる間に終わる

うーん! 
と迷った結果、申し込みました。
背に腹はかえられない。

必要あるのかどうか不明の事前検査達

本検査の2週間以上前に一度診察を受けないといけない、とある。
そんなのきいたことないが・・・。予約して行ってみる。
されたこと

・血液検査
    ・・・血液凝固の病気有無
    ・・・肝炎・エイズなどの感染症の有無
       (機材消毒してれば済む話だけど。)

・腸部レントゲン
    ・・宿便の量確認

・前日食べる検査専用食/下剤の購入
    ・・・ 自分で素うどんとか食べてればいい話だが・・

 
 結果的に、血液はオッケー 宿便は人より多いので宿便用解消薬購入する羽目に・・

他院で経験済の友人によれば、そんな検査なかったとのこと。事前食も自炊だったそうで。要は、検査専用クリニックだけに、そこで儲けよう!という魂胆なんでしょうね・・。
ネット広告も物凄くだしているので、商売っ気のあるクリニックと言えましょう。

ただ、検査専用食は、美味しかったです。なのでよしとしますが、高いから次からはいらない・・。

2リットル+1リットルとの戦い

悪名高い検査用下剤との戦いは当日朝からスタート
このクリニックは、病院に来て2時間格闘するか、家で6時間前からの格闘を済ませてくるか
どちらかです。 徒歩圏なので後者を選択。
2リットルは液体の下剤なのですが、それに加えて コップ一杯の下剤に対して、コップ半分の水を飲まないといけないです。 てことは3リットルです、合計。
それを2時間で飲み切るというバトル。人生初でしたわ。

検査は夏推奨

覚悟はしてたので、下剤飲むのは死ぬほどはつらくないですが、
この秋一番の寒さの日にやってしまったので
飲めば飲むほど体が冷えまくる。水分飲む気が失せる・・。
水分を飲みたくなる、夏が推奨です、これ。

お腹は痛くないが、我慢はできないので休日しか無理

下剤だというので、おなかが痛くなるかと思いきや、ならない。
ただ、おなかの急降下(古いあなたは御存知のCM)で、トイレまでダッシュが必要。
我慢はできない。

1時間半くらいで、ほぼ水になる

下剤飲み始めて1時間半、個室に通う事4回目くらいで、説明パンフに画像のあるような、
混ざりもののない、水分だけが排出されるようになり、これで検査体制は整う。
残り下剤コップ半分は残す(説明では残したらだめだそうですが)

ただ、飲み続けた水分により、体温が奪われ、布団にくるまる・・。さ、寒い

本検査 あっという間

予約時間より少し早めにいって着席するとすぐに呼ばれる
検査着(お尻に穴の開いたズボン)に着替えて
まずは点滴。
水分補給用の点滴とのこと。
うまい看護婦さんにあたったもよう、痛くない。

その後可動式のベッドに横たわり、体制をととのえ、
鼻にゼリー状の麻酔をたらす。
これは、全身麻酔のない検査の時と一緒だ。
その後検査室へそのままカラカラと運ばれる。

血圧測定のバンドをはめられる。
看護師の「鎮静剤点滴にいれますねー冷たくなり・・」
の部分までしか記憶なし。

気が付くと、さっき自分でベッドに上った場所まで戻されている。

あっという間だ。タイムスリップだ。
以前受けた外科手術の全身麻酔くらい、パタンと記憶がない。
もっと、うっすら「お腹のへんでなんかやってるな」くらいの浅い眠りでするのかと思ってたけど
意外に本格的。

悪意をもって書くとすると、
前処理をする看護師しか検査室に居ない状態の記憶だけなので、
もし検査やってなくて麻酔だけされて寝てただけ、と言われても違和感ないくらい
どこも痛くない。

検査結果報告

着かえて待つこと数分で、呼出し。

とにかくこのクリニック口コミが悪く、
「画像も見せずにさっと結果だけ言われた」とかばかりなので
不安ではあったが、画像も見せてくれ、
ポリープ一つない綺麗な大腸だそうだ。
胃は若干気になる部位があるので、そこだけ組織検査になりました。

アフター検査 鬼の食欲

ポリープを切った場合は食事・行動制限があるが
私の場合はフリーダム。
消化管に何も入ってないので、食欲が爆走し、そして食べても食べても
満腹にならない恐ろしさ・・。
「餓鬼」ってこんな感じかしら・・。

「全身麻酔」コワイというあなたへ。

確かにそうなんですよね。
私も外科手術の経験がなければ怯んでいたと思う。
強制的に意識無くなるなんて怖いもんねぇ。

確かに、全身麻酔なのに、気道確保酸素吸入なし、というのは
冷静に考えると怖いっちゃーこわい。
ほんとの全身麻酔は血圧急降下や呼吸停止に備えて麻酔科の医師が付きっきりなわけで。
内視鏡検査する医師が、血圧、呼吸管理も並行してしてるっているのがね。

でも、下記のリンクに丁寧にかいてあるのでご一読どうぞ。

https://www.tada-geclinic.com/blog_post.php?id=24

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