マー君

普通の人、というよりは普通以下、中の下くらいの人です。社会的にも人間的にも、それくらい…

マー君

普通の人、というよりは普通以下、中の下くらいの人です。社会的にも人間的にも、それくらい。でも、生活レベルは中の上(当家比による)。 クリエーターとかITの人ではありません。ただのオヤジです。還暦はクリアしています。 作り話のタイトルは『 』です。 俳句初心者。俳号は緑 萃生。

マガジン

  • 俳句幼稚園 ~弐~

    • 2,242本

    ⚜️各自note内で俳句を詠み、俳句幼稚園タグ付け&マガジン格納。⚜️【コメント欄は宝物】互いの句をコメント欄で鑑賞し高め合いましょう。(無理せず、自分のペースで) 投句時『意見(甘口・ふつう・辛口)希望』の書込みは任意。⚜️ 超初心者は、🔰マークを俳句につけて下さると有り難いです。🔰マーク基準 : これまでの投句数0〜30句程度(個人判断)🚫誹謗中傷等の発言や、一方的な意見押しつけ、相手の気持ちを推し量れない方には、マガジン退出、コメント自重をお願いすることがあります。 ⚜️退園時は、ご自身のアカウントで「マガジンから脱退する」ボタンを押下願います。⚜️《運営》白・なごみ・橘鶫・中岡はじめ・よねとも ・卯月紫乃 ⚜️責任者&問い合わせ先:卯月紫乃 ⚜️ヘダー画アポロ ラブ&ピース '23.11.

  • 物語のようなもの

    短いお話を思いついた時に書いています。確実に3分以内で読めます。カップ麺のできあがりを待ちながら。

  • 日々の泡

    日々思いついたこと、考えたこと、害にも薬にもならない話をとりとめもなく書いています。

  • 俳句

    俳句を始めました。 ご指導よろしくお願いします。

  • 娘に渡せなかったノートから

    娘が幼い頃から、いつか娘に渡そうと思いついた言葉をノートに書き溜めていました。結局渡しそびれたまま,娘もまもなく30歳。せっかくなのでここで一つずつ公開していきます。うざい芸人も時には見たくなるように、うざい言葉に出会いたくなったら覗いてみてください。

最近の記事

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2年目の日は、2年経ったのでやって来た

昨日で、noteを始めて2年が経過した。 必ずお知らせが来るので、結婚記念日みたいに忘れることがない。 2年目となると、1年目ほどの感慨もないが、まあよく続いたなと思う。 この一年のトピックと言うと、今年6月の入院だろうか。 50代半ばに一度膵炎になり、最初の頃は検査して、薬で様子を見て1週間もすれば数値も落ちついていた。 しかし、退職を目前にした、一昨年の4月29日の夜に突然苦しくなり、内蔵という内蔵がエイリアンのように口から飛び出しそうになった。 もうあかん、終わりや

    • 『夢売り』 # シロクマ文芸部

      「春の夢」?そんなもの、もう残ってませんよ。今頃になって「春の夢」ありますかなんて、あなた、それはゴールデンウィークも終わろうかと言う頃に、ゴールデンウィークの予約を入れるようなもんですよ。ちょっと違うかな。まあ、いいでしょう。とにかく、あと少しで、暦の上じゃ春も終わり。夏ですよ、夏。  だから、ほら、そこに並んでいるのは、「夏の夢」とか「夏の夜の夢」とか。それだって、もう来週にはほとんど売れてしまいます。  だめだめ、諦めなさい……と言いたいところなんですがね、ふふふ……あ

      • すっぴん写真の不思議

        恐らく同じことを考えている方は多いと思う。 女性の芸能人などのすっぴん写真だ。 自宅やホテルの部屋であったりするのだろうが、芸能人のすっぴんの写真がよくSNSで流れてくる。 あれって何で? 「すっぴんで失礼しまーす」などとコメントがついているけれども、失礼なら載せなければいいのにと思う。 見たところ、どうしても今、たとえ私がすっぴんであろうとも、この瞬間をあなたに伝えなければ、そんな切羽詰まった状況でもない。 それに、自撮りならまだしも、あきらかに誰かに撮ってもらっている

        • 政治改革よりも必要なのは、「政治家改革」ですね。

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        記事

          春深し信玄餅に残る蜜 碧萃生 今日は3時のおやつに妻が信玄餅を出してくれました。 きな粉と黒蜜をしっかり絡ませて食べるのですが、どうしても残ってしまいます。 でも、あれって諦められませんよね。

          春深し信玄餅に残る蜜 碧萃生 今日は3時のおやつに妻が信玄餅を出してくれました。 きな粉と黒蜜をしっかり絡ませて食べるのですが、どうしても残ってしまいます。 でも、あれって諦められませんよね。

          この場所に咲添ふ命夏近し 碧萃生 アスファルトの裂け目に咲いた花です。 たくましいと思って調べてみると、ナガミヒナゲシ。 危険外来種とか。触れると危険などとも。 夏近し。立夏まで2週間をきっています。

          この場所に咲添ふ命夏近し 碧萃生 アスファルトの裂け目に咲いた花です。 たくましいと思って調べてみると、ナガミヒナゲシ。 危険外来種とか。触れると危険などとも。 夏近し。立夏まで2週間をきっています。

          ランドセルって何年生まで使いましたか

          最近のランドセルは、色がカラフルなだけかと思っていた。 僕たちの頃は、黒か赤で、男子は黒、女子が赤と、誰が言うともなく決まっていた。 しかも、まだ軽い素材は少なく、革の重たいやつを背負っていた。 それが、今は色もカラフルになり、男女関係なく好きな色を背負っている。 素材も軽いものになっているのだろう。 でも、それだけではなかった。 先日、恐らく新一年生であろう男の子のランドセルをみると、スポーツブランドのプーマのマークが型押しされている。 そりゃあ、男子は欲しくなるにちがいな

          ランドセルって何年生まで使いましたか

          『大人のふりをして』

          どうしても大人にはなれそうもなかった。 自分では努力してみた。 でも、どんなに頑張っても、大人にはなれなかった。 だから、大人になれないので、せめて大人のふりをしようと考えた。 大人のふりをしてみて、初めてわかった。 みんなも、大人のふりをしているんだ。 大人のふりをしてみたら、大人のふりをした人が、あたかも大人のように接してくれた。 だから、大人のように礼を言ってみた。 やがて、大人のように就職して、大人のように働いた。 大人のように恋もした。 大人のふりをした人と、大人の

          『大人のふりをして』

          「嫌なら辞めちゃえば」と言うアドバイス

          俳句を捻っていると、時々「うーん」と考えこむことがある。 だいたい腕を組んで、顔はやや斜め上を向き、目は閉じていたり開いていたり、いずれにしても眉間には深い縦じわが2本よっている。 そんな僕を見て、妻は言う。 「そんなに嫌やったら、辞めたらええのに」 もちろん、辞めない。 俳句は好きだし、楽しいからだ。 だが世の中には、本当に嫌なことがある。 例えば、仕事、会社、勉強、受験、学校。 最近は、頑張れというアドバイスはあまり聞かない。 鬱の人に「頑張れ」と声をかけるのは、励まし

          「嫌なら辞めちゃえば」と言うアドバイス

          四人掛けひとり占めして春惜しむ 碧萃生 句会の準備中です。

          四人掛けひとり占めして春惜しむ 碧萃生 句会の準備中です。

          『爪の血』 # シロクマ文芸部

          花吹雪が、すべてを覆い隠してくれるだろう。 そして、桜が散り終わった頃には、雑草があたりに生い茂る。 俺はスコップを斜面の下の方に放り投げた。 昔から家の倉庫にあったものだ。 見つかったところで、どうということはないが、用心に越したことはない。 枝にかけた上着をとる。 斜面をゆっくり登り、道路に出る。 通りがかったタクシーを止めた。 「珍しいね、こんなところを」 「ええ。この上に送って行った帰りですよ。ありがたいです、空車で戻るところでしたから。でも、お客さんも、珍しいじゃ

          『爪の血』 # シロクマ文芸部

          『オバケレインコート』 # 毎週ショートショートnote

          オバケレインコートと呼ばれていた。 町の外れにある、とある一軒家。 その2階の窓際に吊るされたレインコート。 ベージュの地味なレインコート。 誰も住んでいない古い家。 窓の向こうで、そのレインコートが時折り揺れる。 誰も見たものはいない。 いないが、そう言われると、今にもレインコートは動きだしそうに見える。 その家に肝試しにやってきた少年たち。 ひとりずつ、2階の部屋まで行って帰って来よう、あのレインコートを揺らすのが合図だぞ。 ところが、さあと言っても、すすんで行くもの

          『オバケレインコート』 # 毎週ショートショートnote

          抗ふと決めた日のこと春の雷 碧萃生 作家の宗田理さんが亡くなった。とはいえ、僕は一冊も読んではいない。ただ、「ぼくらの七日間戦争」のタイトルは知っているし、映画も宮沢りえで話題になった。ちょうど尾崎豊の「卒業」の頃。抗うことの先に、まだ希望があった時代。ご冥福をお祈りします。

          抗ふと決めた日のこと春の雷 碧萃生 作家の宗田理さんが亡くなった。とはいえ、僕は一冊も読んではいない。ただ、「ぼくらの七日間戦争」のタイトルは知っているし、映画も宮沢りえで話題になった。ちょうど尾崎豊の「卒業」の頃。抗うことの先に、まだ希望があった時代。ご冥福をお祈りします。

          【俳句】残花〜碧 萃生

          今日からを残花となせり坂の上 「桜」は春の季語。 「桜」はその後、「落花」「散る桜」「花吹雪」などとなり、「花筏」として喜ばれる。 花が散り果てて、若葉となると「葉桜」と呼ばれるが、これは初夏の季語になる。 この間に、「残花」がある。 読んで字のごとく、散り残っている桜の花のことだ。 桜吹雪を何度も繰り返して、それでもまだ散り残っている花びら。 でも、いったいどれくらいからを残花と呼ぶのか。 50%? 30%? それとも、残り20%? 調べても、なかなかはっきりしない。 じ

          【俳句】残花〜碧 萃生

          あなたは何故本を読むのか

          何故そんなに本を読むのか。 本を読まない人からすれば不思議なのだろう。 人の趣味はわからない。 コスプレの趣味のない僕には、ハロウィンで騒いでいる人の気持ちがわからない。 でも、その人たちからすれば、どうしてこんな日にコスプレしないんだろうと不思議がられているかも知れない。 そんなものだ。 何のために本を読むのか。 ひとつは、知識を得るために読む。 解説本やハウツー本などがこれにあたる。 ビジネス書のなかにもこれに当てはまるものがあるだろう。 そして、そんな本を読んでいる人

          あなたは何故本を読むのか

          『風車守』 # シロクマ文芸部

          風車小屋に行っては行けないよ、特に夕方の4時をまわったらね。 そう、大人たちは話していた。 僕の母も、同じように、僕が学校から帰って遊びに出ようとすると、 「気をつけてね。早く帰ってきなさいよ。日が傾いたら、風車小屋に近づかないようにね」 風車小屋に近づくと何があるのか。 大人たちは教えてくれない。 だから、僕たちの間で勝手に噂が広がっていく。 小屋の中にある粉砕機で、ミンチにされる。 風の力で遠くに飛ばされる。 羽根にされて、一生くるくる回される。 風車小屋は、町の外れ

          『風車守』 # シロクマ文芸部