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MARO Winesのご紹介

2022年にスタートしました。

MARO Winesは醸造家・麿直之が2022年に始めたワインブランドです。ブドウは現在のところ余市町の農家さんからお譲りいただき、長沼町のワイナリーで醸造をしています。
ブドウの品種特性を最大限生かし、果実味豊か、かつお食事に合うきれいなスタイルが特徴的です。

煙のような表現が独特なロゴ。

長沼町でワインを造る

長沼町は北海道の空知地方に位置し、新千歳空港から車で20分、札幌からは車で1時間の所にある自然豊かな町です。

空が広く、夕日がとても美しい町です。


昔から農業を中心に栄えていますが、そのアクセスの良さと美しい景観から現在は道内外からの移住者も増え、個性豊かな飲食店や宿泊施設ができています。
土地を選ぶにあたって良質なブドウが生産できるということはもちろん大切ですが、同時に「日本ワイン」を発信していくには他業種との関わり合いが重要と考え、長沼町を選択しました。
長沼町の魅力についてはどこかでまたお話できたら…。

造り手・麿直之の略歴

2014年に外資系製薬会社のMRを辞め、ワイン醸造家としての道へ。
北海道にあるワイナリーの立ち上げから携わり醸造責任者を務めながら、冬の間は南半球で修行を積んでいます。特にオーストラリアのバス・フィリップや、ニュージーランドの日本人醸造家・小山竜宇さんの元で経験できたことが技術面だけでなくマインド面でも大きく影響を受けています。
2020年には世界最大のコンクール’DECANTER WORLD WINE AWARD2020’にて自身が醸造した赤ワインで日本人初の金賞受賞。
2021年にはアメリカの権威あるプログラム’UC Davis Winemaking Certificate Program’を修了しています。
2022年に自身のブランドMARO Winesを立ち上げ北海道でワインを醸造。2023年には長沼町にHokkaido SPACE Winery&Vineyardを完成させ、冬の間はNZにてワイン醸造を行っています。

日本初の「シェアワイナリー」について

長沼町にあるワイナリーはMARO Winesという名ではなく、Hokkaido SPACE Winery(北海道スペースワイナリー)という名で運営をしています。というのもこちらのワイナリーは自分たちだけでなく、複数の生産者が集まってワインを造ることができる日本初の「シェアワイナリー」として構想し、建設をしました。
目的としてはワイン造りにおける莫大なコストを抑えること、そして知識・経験の集積場として機能することで日本ワインの品質向上を図ることが主にあります。
特に品質面については麿がとことんこだわっているところであり、日本ワインの現状や彼の考えについては追々、発信していきたいと思います。

noteの目的

MARO WinesについてはウェブサイトSNSで発信をしておりますが、こちらのnoteでは、普段MARO Winesのインスタグラムでは発信しきれない内容やワイン造りの裏側などを、広報担当Cの目線から、お伝えしていきます。

広報Cの略歴

私の略歴について興味あるかないかは別として少しだけ…

私は元々ワインとは全く違う世界、日系の航空会社で客室乗務員をしておりました。

もちろんワインは好きで、海外ステイがある度に現地で飲んだり買って帰ってきたりと、初心者レベルでワインを楽しんでいた一人です。(当時の上司が大のお酒好きで、ビールをチェイサーにワインを飲んでいたのがなつかしい…)

ちなみに機内でサーヴするワインは私たちは飲めません。残ったワインは全て廃棄なのですが、さすがに勿体ないのでサロンやクリスタル(シャンパン)で手を洗っていたのを思い出します。(本当にツヤツヤしっとりする)

それはさておきコロナでフライトが減った機会にソムリエの資格をとり、そろそろ帰りたいと思っていた地元である北海道に戻ってきたタイミングで様々なご縁が繋がって現在に至りました。

以前とは全く違ったことをやっている訳ですが、だからこそ自分なりの視点で日本ワインの現状や造り手を見ることが面白く、考えさせられることがたくさんあります。

ここでどのようなことを発信するかははっきりと決めていませんが、ゆるーくいきながらも「文責」はきちんとしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします!

パリステイでの一コマ

パリで歩き疲れた時に入ったお店。ワインが盛んな国だとこうして昼間から一人でもちょい飲みできる所(しかもちゃんと美味しい)がたくさんあるのが嬉しい。
札幌って、ほんとにないんですよね!あるなら誰か教えて~

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