おかえり富士フィルム! [作例あり]FUJICA GS645

前にこんな記事を書きましたが、Fujifilmのカメラが帰ってきました。

その名もFUJICA GS645です。
修理に出していた分が帰ってきました。

X-Pro3は修理に出さずに手放しましたが、まあそれはそれということで。。。笑


このカメラ、ご存知の方いらっしゃいますでしょうか。
中判で蛇腹式のフィルムカメラとなっています。

中判?蛇腹?フィルム?
前のX-Pro3とは違いすぎてわからんって方もいると思いますので、現物を見てもらいましょう。

FUJICA GS645

こんな感じです。



かっこいいでしょう。
やっぱりカメラは格好良くないといけません。
そしてこのカメラは中判なのに超コンパクト。
15枚も撮れるので楽しいカメラです。

初めのフィルムの巻き方を工夫すればなんと16枚取れるのではないかと話も聞いています笑
これはぜひ試してみたい。

フィルムシミュレーションがあるX-Pro3の方がいいんじゃないか?
違うんですよ、やっぱり本物のフィルムを使うってのが楽しいです。
これから撮りたいものを想像してそれに対応するフィルムを自分で選んで、撮り切るまでは変えられない。この潔さが楽しかったりします。

やっぱりデジタルだと途中で変えれてしまうので、自分の意思の弱さが目立ってしまう。笑

最近何となく思うんですけど
ある程度不自由な方がきっと楽しいんですよ、カメラも写真も人生も。✌️


このカメラは9月末にBRONICA GS-1が故障した後に購入しました。
シャッターを切るのが楽しすぎて、2週間で11ロール使用しました。
いやあ、我ながら爆速です。そのせいかぶっ壊れました。

もともとシャッターチャージに難のある個体ぽかったのですがそれにとどめを刺してしまったようです。
そこから別の個体に交換してもらいましたが、今度は露出計が不良。
どこで測光してもオーバーに出るのです。真っ暗な部屋の中でも、露出計を手で覆ってもオーバーです。おかしいです。
なので再度交換。今度は初めに修理出したものが帰ってきましたがそれも壊してしまい。。。

改めて帰ってきたのが露出計不良の個体でした。
シャッターとかはかなり良好なので露出は外部露出計で測れば問題なさそうです。
ですが、シャッターショックでたまに正常な値をさすこともあるので何でしょうね、接触不良なんですかね?笑

このカメラはオプションもかっこいいのでそれもみてください。
ガンダムのメガバズーカランチャーみたいでかっこよくないですか?
このゴテゴテ感が好きな人にはたまらないカメラだと思います。
構造もかなりメカメカしいのでワクワクします。

GS645にクローズアップファインダーとアングルファインダー、露出系を装備


色々と弱点は多いカメラですが出てくる写真は一級品です。
こんな感じの写真がでてくるという作例を上げたいと思います。

GS645
Kodak E100


GS645
Kodak E100


GS645
Kodak E100


GS645
メトロポリス100-400


GS645
メトロポリス100-400
GS645
LOMO400
GS645
Pro400H

ね、綺麗でしょう。

ただ弱点も本当に多いです。

弱点とその対策。

シャッター周りが弱い
 →特殊で複雑な機構ゆえ。。。
シャッターチャージが空回ることがある
 →機構のどこかで伝達がうまくいかなくなることが原因?
シャッターを切ったと思ったら切れていないことがある。
シャッターチャージができない
 →故障です。。。もしくはフィルムの送りが重たすぎるか。。。
 →シャッターの粘りが原因?
  オレンジのボタンを押せば解決
  もしくは、蛇腹の蓋の開きが足りていない。
レンズの開閉機構が劣化して動きが渋くなる。
 →レンズを固定しているネジ部分の稼働がスムーズかを確認する
フィルムカウンターが動かない
 →裏蓋開けて、チャージ用レバーの下側にあるポールのようなものとカウンターが連動している様子。
  これを動くようにしたら復活するかも。

露出計は弱いのかよくわかりません。
正確であるという話はよく聞きますので正しく動くのなら問題ないでしょう。

こんな感じで弱点は多いですがコンパクトで高画質、枚数も中判にしては多く撮れるのでおすすめのカメラです。

せっかく年末までに帰ってきたので帰省はこのカメラとしたいと思います。

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