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ライカ以外のフィルムカメラたち。

以前にライカについてのイメージを書いてみたら以外にも筆が進んだのでそれ以外のカメラについて書いてみようという試みである。
ちなみにトップ画はイメージ。


OLYMPUS

気がつけば3台持っている。
ハーフカメラに一眼レフ、そしてブリッジカメラとジャンルもそれぞれ。


一番使うハーフカメラ PEN EES-2

通常の倍の枚数撮影できるこのカメラは気軽にシャッターを切ることができる。
PENシリーズはレンズの性能が非常に高い。要するにとても綺麗に撮影できるのだ。

私はこの高画質なレンズで小型なカメラを探してたのだが、ベストマッチだった。
ちなみにこのカメラにはリバーサルフィルムを入れて使うことが多い。

露出計内蔵で、シャッタースピード、絞りは露出状況に合わせて自動的に設定してくれる。
そして露出アンダーの時には赤ベロが出て強制的に撮影ができない。

リバーサルを使用する上で赤ベロを出す機能は非常に便利である。露出アンダーで失敗するのは悲しすぎるのだがそれを未然に不正でくれる。
そして小さくコンパクトで高画質。

これを上回るハーフカメラは画質を優先するなら「PEN Fシリーズ」
軽さをとるのなら若干暗いレンズにはなるが「PEN EEシリーズ」くらいしか思いつかない。


多分L型の何かである iS-1

ジャンル的にはブリッジカメラとよばれるもの。
蒲田にあるカメラ屋さん、カメラのウエダにて譲っていただいたカメラだ。
高倍率ズームやAF、フラッシュにマクロ撮影、さらには全自動の巻き上げシステムを搭載した便利カメラであり、レンズについても高画質であらさが気になったことはない。
機能的には全部載せで便利なカメラだが、フィルムカメラにしてはやや大柄である。
形はハッセルブラッドのH5DやブロニカのGS-1に似ていてかなり好みだ。
だがしかし最近はライカに出番を譲ることが多く、お留守番要員。


8年前くらいにもらって封印した OM-10

レンズ交換式の一眼レフカメラ。
8年前にくらいに同じゼミの友達から譲り受けた。
だが、当時の私にはまだフィルムを使うには早かったのか、フィルムセットにミスして40枚撮ってしまった時に心が折れて8年間封印されていたカメラ。
最近やっと使ってみたが、かなり便利なカメラ。
どう便利なのかといえば、このカメラは露出優先AEというカメラで、絞り値に合わせて自動でシャッタースピードを変えてくれる。要は簡単に撮影できるカメラということだ。
そして、このカメラについているレンズはZuiko 50mm F1.4という大口径レンズである。

このレンズについては解放で撮影すると全体的にふわっと甘い描写になり、ボケは滲むような感じになる。
しかし、絞れば別のレンズかと思うくらいかなりシャープに写るオールドレンズらしい二面性を持つレンズだ。

そこそこに近寄っての撮影もできるのでライカとは違う使い方ができるのだが、お出かけ要員としてはやはりライカが選ばれがちで彼もまたお留守番要員。



RICOH

このメーカーといえばGRシリーズと言いたいところだが、私が持っているのはAUTOHALF。

ついポチった AUTOHALF E

言わずと知れたハーフカメラ。
形は四角形で昔のコンパクトなラジオみたいで気に入っている。
元々はAUTOHALFはネガフィルムをメインに、PENはリバーサルという使い分けをかんがえていた。
だが、PENが思った以上に優秀であり、リバーサル1本でも問題なく感じてしまったことと、AUTOHALFよりもPENの方が私的には相性が良く感じたのでPENばかり使ってしまっている。

最近は弟にフィルムごと渡してみたが、使っているのかはわからない。
使い方の説明を忘れたのでおそらく。。。


ZENZA BRONICA

後にTAMRONに吸収されてBRONICAに改名したメーカー。
中判メインに色々なカメラを輩出しているが、私の持っているのはその中でもトップクラスに人気のない機種。
持っている人をみたことがない。

運命の巡り合わせ GS-1

私が唯一持っている中判フォーマットのカメラ。
でかい、重い、枚数は撮れない。
でも、めっちゃ綺麗な写真を出してくれるすごいカメラ。
綺麗すぎてデジタルカメラと見間違われるほどである。
ピントが合った面についてはバッキバキだが、かといって硬すぎることはなく不思議な柔らかさを持った描写である。
これが非常にポートレートに合う印象だ。

ここのカメラで撮影したいと思うものはやはりポートレートである。
単体のポートレートでもいいのだが、カップルフォトや家族写真、集合写真を撮影していきたいカメラ。
綺麗に写るのだが、風景を撮影するとなんとなくつまらない、やっぱり不思議な存在だ。

ちなみに私のGS-1はきまぐれ?なので、コマ間が狂って写真が被ったり、なぜか既定の枚数撮影できなかったり、シャッターが降りなくなったり、撮影途中にフィルムバックを替えると撮影枚数がおかしくなったりと色々問題が発生する。
そのおかげでいままで貴重な中判フィルムを5本くらいダメにした。

繰り返しになるが重たい。でかい。そしてカバンの収まりは悪い。
これを持ち出すともはや筋トレ。

それでも使いたくなる、魅力の詰まったカメラ。

魅力は詰まっているのだが、人気はなく市場に回るほどの在庫がない様子。店頭では1回しかみたことがない。


CANON

片手でサクサクスナッパー AUTOBOY LUNA XL

一番の新入り。サクサク撮れてテンポの良いカメラ。
片手が塞がっている状態でも難なく使える。こういう楽ができるカメラもいいものだ。
最近はこのカメラをカバンに忍ばせて出かけることが多い。
フラッシュがあるので夜でも使っていけるのも心強い。
何気ないスナップを撮るのにおすすめ。

だがしかし最近ズームが壊れた。動かない。
28mm F5.6 + フラッシュというカメラになってしまった。



さいごに。

色々カメラを持っているなと振り返ることができた。
使うカメラが集中しているという事実も確認できた。
撮らないとしても外に持ち出したくなるライカの魅力はすごいと感じた。
ライカ以外のカメラも使ってあげねば。

以上です
ありがとうございました。


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