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【写真展】「本の景色 BIBLIOTHECA」潮田登久子 @ニコンプラザ大阪

第37回土門拳賞を受賞した写真集「本の景色 BIBLIOTHECA」は、古びた書籍を延々20年にわたって撮り続けてきた、稀有な取り組みの結晶でありました。

同じテーマを1年続けるというだけで、常人は気が遠くなるところがありますね。四季折々のイベント、風物を愛でるだけで必死なわけです。

それを、5年、10年、20年と続けることを、「作家」という人種は、やっているわけです。凄いですね。凄いんです。

「本」とは何だったのか? Webメディアが一般化した今の時代に、何か思索を呼びかけるテーマでもあります。

潮田氏は他にも、普通の家にある冷蔵庫を撮り集めた写真集も出しています。日常に佇む、人格を有したかのような存在。日常がもっと面白くなるかもしれません。


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