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ダンサーインザダーク

こんばんは。 今日私が視聴した映画は「ダンサーインザダーク」でした。 鬱映画として人気です。 私もこの映画見てると妙な気分になって来たので、この読後感(?)をシェアします。 総評 ダンサーインザダークを観ていると、「悲しみ」とか「開放感」、「不快感」とか場面場面で色んな気分に染まっていく感じがありました。気分を誘導するものって日常生活にそうそうないですが、映画ってその一つですよね。 視聴体験としてとても価値のある映画でした。 序盤はセルマに感情移入して「どうしてこんなこと

    • 伊丹十三の映画まとめ

      ・好きな映画を主観でまとめてみた 伊丹十三監督作品の一部(wikipediaより) ・お葬式(1984年) ・タンポポ(1985年) ・マルサの女(1987年) ・マルサの女2(1988年) ・あげまん(1990年) ・ミンボーの女(1992年) ・大病人(1993年) ・静かな生活(1995年) ・スーパーの女(1996年) ・マルタイの女(1997年) 1. お葬式  最初に観た伊丹十三の映画。下品な印象が強烈だった。そのおかげか最近見る映画はお色気シーン

      • 恐怖

        ただ漠然とした狂いへの恐怖があり鏡を見ると、炎症だらけの肌が歪んでいる 急に全ての毛穴が黒くむず痒くなる そして見えない背中を掻きむしる かゆいかゆいかゆい... 前を見れば不安後ろを見れば後悔今を見れば恐怖 そろそろ何も見たくないよ 目を瞑ると左肩に鈍痛 徐々に変わっている 少しずつ醜くなって 拒んで 形がおかしくなっている 私何か変わった? 誰にも分からない 私の手を離れて私が変わっていく 気づいたのは私だけで でもその私はもうどこにも居ないのに 鏡を見てももはや人で

        • 溺れてしまいたくなる映画

          opening 週末、シェイプオブウォーターという映画を観た。デルトロ監督の映画ってどれも独特の雰囲気を味わえる。中でもシェイプオブウォーターは映画の持つ個性、独特の考え方や表現様式が最高だった。 purity/connect/fear  まず、シェイプオブウォーターという題がいい。シェイプオブユーじゃないんだ。シェイプオブユーだと触って確かめられる次元の「あなたの形」だけど、シェイプオブウォーターは纏う水の流れやその波動、あなたのいない世界、それらを通じて確かめる

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