hesitation_marshmallow

これは主に昔です。今は社会適合者になることに大成功しています。

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最近の記事

精神的ワンマイル

スーパーマーケットへ立ち寄ったら知ってる人がいてそのままうちで飲む?って流れになる。 道を歩いていたら車から呼ぶ人がいる。 久しぶりに寄った飲食店で、待ち合わせしていたかのように知ってる人が先に座って手を振っている。 いつ空いてる?週末?と、先月会った人とのLINEのやりとり。 まるで中高生のような距離感。 そういうのが地方都市特有だときいて、私は泳ぐのが本当にうまくなったのだなと思う。 泳ぎも息継ぎもそこそこ上手にできていて。 「千駄ヶ谷で働いてるんだ。渋谷?早く帰ると

    • 偉いひと考

      もう今回の企画は初めての試みだし技術的にも不慣れだしで、どうしていいのかわからなくて途方に暮れた。 いつも、私はたいてい1人でお仕事しています。 会社という社会に所属していても、だいたい役割を与えられて放置されていて、時間も設備も自由に使ってアイデアを湧かせ、勝手に取引先に連絡をとり、利害を一致させ、利益を出します。 仕事でも私事でもあんまり人に頼ることはなくて、勝手に途方に暮れても勝手に解釈してどんどんすすんで行くのだけど、 今回はほんとに途方に暮れた。 制作物の品質が

      • 知人自慢

        ゆかこさんとフワフワさんの、川崎のおうちに昨日ゆきました。 中野島の駅で折畳み自転車を組み立てていたら、そんな私をあれな少女が興味深くみつめていて、でも目が合ったら逃げた。 逃げたと見せかけて私の背後からまだ見てた。 組み立て終わったので、ギロリと睨んで「自転車出来た!!」って叫んだら、笑いながら猛ダッシュで駅の中へ逃げてった。 で、おうち ゆかこさんと会うと、私も彼女もだらしないので2人でだらだらします。 彼女は、素晴らしい花の世界を背負ったミドリガメみたいな人で、そし

        • 花/マンション

          帰省中で、懐かしい鉄道の音は心地良く眠れる。 窓から見える自殺の名所の踏切には、最近警備のお兄さんが2人立っていて、 雨の昼間渡ったら、明るく「こんにちわあ」という警備のお兄さんは全身黄色の服で、被っているフードも黄色で でも、 フードの中身は顔では無く黒いあなぽこだった 夜はとても静かです。 よる団地妻が集団男子に襲われてとっさに非常ベルを鳴らそうとも、誰一人も様子を見には来ない静かなマンションの塊 sayシー‥‥ 大勢の男の子がエレベーターホールで不毛な1人生殖行動を

          やさしい蜘蛛の糸

          明けたものだから、色んな人から久しぶりの連絡が来てあいしあいされる幸せ。 私こんなにも付き合いにはそっけが無いのに、それでも大切に思ってくれてありがとうございます。 好きな人でも会う前は、 面倒臭いし私何にも面白い事喋れないのに。 と思うけれども、会った帰りは素敵な気持ちになるもんだなって(薄情) ほんとに大事な人でもずっと会わずにいて、 例えば昔いつも居た場所にいきなりゆくと、もう座っていて一言目に 「次の日曜どの馬券買ったらいい?」 って訊いてくる人とか 結構学校行

          やさしい蜘蛛の糸

          感情が垂れる。そして幸不幸のこと

          お仕事としてかいた魚や海の絵が、肝心のディレクターに不評をかった。 毒々しくデコラティブにと求めてきたのに、ギリギリになってからそれやりすぎとか言っちゃ駄目! 他の参画者の髭共は、「いいじゃんあなたならもっと激しくやると思ってた」と言うし私もそうしたい。 激しくやるならばまずこのロマンチストの首謀者に何発かくれてやるべきだ。 勿論、大勢の人々が目にする媒体を使う場合には、 グロテスクではいけなくて 可愛く!優しく!という、 民衆のスローガンなのです。 自分の作品で人が微笑む

          感情が垂れる。そして幸不幸のこと

          鸚鵡のようだ

          と、粘土くんに服装を評される。 12面体ゲームくんからは渋谷のNHKの裏に居そうな恰好ですねと言われるけれど、未知なのでわからない。 私は、西新宿に住んでいて夜型で地下鉄移動で宅録していそうなおとこのこがすきです。 テックス髭からは、やはり国立に居そうな恰好なんじゃない?と言われたのだけれど、私はあんなにお金持ちでは無くあんなに教養が高くなくあんなにもっさりしてはいない‥‥ すきなのは雑多な街を夜中にふらふらと彷徨う事で、 その為に、そこの街らしい服を選んでそこの街の住

          個展への経緯

          ゆうべは人とのめぐりあわせに衝撃を受けて、暫く動くことさえ出来なかった。 年をとるのって、悔いたり優しい気持ちになる事態が増えるという事?? 作品を展示することについて ものごころついた頃、気付くと夜に、駅の裏にある託児所にいつも居た。 窓から見えるのは、ゆっくりはしるオレンジの電車と、その線路のしたの地下通路をつかうギャンブルの名残の汚いおじさんやキラキラと媚びるお姉さん達です。 それから電車の向うの、キャバレー・ロンドンや安い飲み屋や今は無いパチンコ屋さんの、ネオンの

          年越し/はれもけもない

          0:45 今頃部屋は大きな空洞がまた口を開いていて、しかし飲み込まれるべき私はぎりぎり飛ばされない粒子の集まりになってここに居る←内神田から大手門。 1:33 車の列が、車の光が液状に化して、美しい線がぐるぐる廻っていて、リアルなのは墨にうつる無数の街燈の灯りばかりです。 2:48 贔屓の外苑東は、六本木が舐めると甘くて歩道が酒浸しだし腹立たしくなった、 私はしらふだし車道の中央線が空いていたので歩いていたら、 警察官につよく引き戻されたこの酔っ払いが! 4:18 欧米

          年越し/はれもけもない

          4

          印刷物の4という数字とふと目が合い、4が、色気のある目をした壮絶な美女に見えてしまった うわ凄いこんな美人見たの初めて、多少お化粧が濃いにしても羨ましい、何故自分がこういう美人なタイプにうまれなかったのかしら?? ってところで我にかえった 暇という敵。 2006

          正しい発育

          自分がポピュラーな道を歩き始めている事を自覚しているので、 後ろ向きな自己プロデュース≒創作活動 が出来なくなるかと不安。 普通のおえかきならば今まで通りできるけれどそればっかやっているお前は最早敵じゃないのか しあわせなときにつたえたくなるおともだちと、ふしあわせなときにつたえたくなるおともだちとでは、どういう違いが有るのかしら。 2006

          贅沢な食事

          今夜人に料理を作って与えたらかなり喜んで食べてくれた。 栄養マニアだから、今夜は15品目摂ろうだとか気管支が弱いからBクリプトキサンチンだとか色気の無い基準で調理してばかり、名前のあるきちんとしたお料理は作れている自信はあまり無いのです。 中村さんが昔の女の子の名前を出し、あの人は良いもの食べ歩いて来ているし、お料理が上手いから教わったら? と悪意無く私に言ったあの昔ですが、その女の子は私が振舞った食事に手をつける前に皿を持ち上げて裏の銘柄を確認したりするので、それがどうにも

          祝福の告知

          私の人生に深く関わる人に出会ってしまった ここに居るの 自分の体内の暗渠の中で、誰かが猛烈なスピードで分裂を続けていると、考えて御覧。 これこそが何よりも喜ばしい出来事=おめでた だと社会で認識されているには訳が有って、私は、それを解読したなら、しあわせがどういう事なのかを精通出来るし敷延して生きてゆくことが出来る様になるかもしれない と考えながら病院を後にする。 2006

          無謀(白)と安寧(黒)

          30過ぎの大人の男の人がよく20代前半のおとこのこの事を、あいつは子供じみてて駄目だと評するのを聞いては、私は冷たい気持ちになるのに。 それって自分が失っちゃった物への嫉妬? 25くらい迄のおとこのこは裏付けの無い自信や孤独感を持て余していて、私は彼らが垂れる能書きに、実はこっそり救われていたりもするんだよ‥ でも社会的な興味を語り合いだしたり誰かを守る責任感や自信に満ち溢れだしたり退屈だけれど我慢する事にステイタスを感じだしたり、 そうすると、貴重なひりひりした感じが消

          無謀(白)と安寧(黒)

          持て余した暇での抜粋

          しかし今は眠いばかりで食欲は起きません。 食物を摂れず、仕事も出来ず、乗り物にも乗れず、過剰に歩いてはいけなくて、熱がでる、病院に通う、しかし保険はきかない、猫に触れない、土を触れない、男の人と密着したらいけない、火災を目撃してはいけない、温泉に入ってはいけない、重い物を持ってはいけない、ストレスを感じてはいけない、 という形での社会からの隔離をされるのは、私が心臓を2個持つモンスターだからなのです。 2006

          持て余した暇での抜粋

          優劣?

          井の頭通り×環七の辺りで働いてきました。 私は彼らに、社会での理性の働かせ方や筆や絵の具の扱い方を教え、彼らは私に、衛生観念や人間関係の理想的な築き方を教えてくれます。 お互い和やかに過ごしている合間に、時折互いに相手を、途方も無く上に感じてしまう隔たり。 あんたにも私にとっても、世界には敵も味方もいないのだ。 2006