木洩れ日 -詩-
声が耳に残る
あの、さわさわとした葉擦れの音とともに
木洩れ日の光を受けて、君は笑っていたね
手を握りたかった
でも、そんな勇気はなかった
意気地無し
君はそう思ったかな
でも、わかったんだ
この想いを伝えるなら、行動じゃなくて言葉がいいのかな、って
決して長い文言じゃなくてもいい
ひとことで言い表せるのなら、それがいい
ここから素直になるよ
いまから正直になるよ
君を守りたい
そう、いえばいいんだね
だって、守らなくてはならないから
僕が君を守れる最後の最後まで
いつか来る、別れのときまで
だから、いまはその光の中で笑っていて
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