歴代の彼氏は同い年ばかりだ。
軽い付き合いではなく、お互いに愛情を持ったつもりでも別れてしまう。

社会人の経験が少しあるからか、男性の経験があるからか（そこまでないつもり）は不透明。
傾向としては愛情深いが、束縛気味というか、異性との飲み会に嫉妬されたり、寝ている間に携帯をみられ、気の無い異性とのふざけたやり取りから喧嘩でストレスがたまり、破局。

お別れの度に顔を出す、毎度同じみの”喪失感”を揉み消したい一心で、
マッチングアプリに手を出す。

早速、スワイプをしながらどんな人と付き合えばいいのか考える。

もし経験が足りないことが、不安や嫉妬心を生み出し、疑ってしまったり、不安になったりする原因だとしたら、、、と「年上男性」がいいのではと頭に浮かぶ。

黒髪マッシュはタイプじゃない、ムキムキ筋肉剥き出しは心が弱そう、ゲーム好きインドアマンも違う。※完全に偏見です。

そう思いながらスワイプしている、3つ年上の長身男性のプロフィールに目が止まった。
設定された写真は友人たちと焼肉を食べているときに撮影したような、
爽やかな笑顔の写真。（加工なし）
好きな笑顔だな。。そう思い右にスワイプ。

画面には「おめでとうございます！マッチングしました！」の文字

早速メッセージをしよう。
私：はじめまして、こんばんは
年上さん：こんばんは、僕もPUNPEE聴いたりします。
（おっと音楽の趣味が合うとは、これは好きになってまうゾ）
私：音楽の趣味が合う人は親近感が湧きます。
年上さん：いいですね！昔はロックも聴いてました。サーフィンもするので友達になれそうですね！
僕学生の頃クラフトビールのお店でバイトしてましたよ！
（私のプロフィールに書いてあったクラフトビール好きをみてくれていたようだ！！）
私：今度一緒にクラフトビール推しのお店に飲みに行きたい
年上さん：えーいきましょー！

そんな調子で話は進んでいきました。
今のところ、トントン拍子ですね。

でも、ご存知ですか？
順調にいってしまう物事ほど物足りなくて、飽きてしまうのを