古代妄想

大人になると現実主義になってくる。
幽霊や迷信、超能力など非科学的なものは信じなくなっていく。

しかし、世の中には未だに科学では解明できないものがあることは否定できない。それらが存在する以上は未知なる何かというものも多少なりとも信じなくてはならないだろう。

現実主義である私が、興味を惹かれる数少ない非科学的な事象は、例えばノアの方舟やバベルの塔は実在したのか?人類はどのようにして誕生したのか?などである。聖書やインドの古文書などに記されている幾つかの話は、多少の尾ひれがついているだけで実は何らかの史実として記されているのではなかろうか?などなど、考えだしたら夜も眠れないわけである。

私が特に好みなのは、古代核戦争で人類は一度滅んだという説である。
トンデモ説という呼び名も高いこの説だが、46億年の地球の歴史の中で、人類が存在しているのはこの数千年だけ?っていうのも少し疑わしい。そもそも宇宙人が地球にやってきて人間を創造した説なんてのもあるぐらいだ。
そして、新約聖書の「ヨハネの黙示録」に出てくる七人の天使やら7つの災いなどはかなり絶望的でハラハラさせられる物語だ。
だが、なぜにこのような話が聖書に記されているのか?それ以外には人の生きるべき道を記しているような書物なのにも関わらず、である。

ノアの方舟の残骸が見つかったなどという話もあるが、何にせよよほどのことがない限り、現在未解決な古代の事象については解明されることは難しいだろう。少なくとも私が生きているうちには。

だから、大人のロマンということでそっとしておいて欲しいものである。
過去も未来も全部わかっちゃったら人生は面白く無いのだから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?