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【エッセイ】ナイチャーだからこそ気付いた石垣島の良さ|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島



本当の夏

ハーリーも無事終わり八重山にも本当の夏が来ましたね〜。

今日のコラム(今回は前編で後編に続く)の冒頭はイキナリ宣伝みたいになってしまいますが、コラムのオチは、《ナイチャーだからこそ気付いた石垣島の良さ》についてのお話になります。

そこで今日は、私が発起人となりました美崎町のある音楽プロジェクトについて書きたいと思います。

正式名称、、、などと言う大袈裟なものではありませんが、一応ちゃんとした名前は《歌のしま石垣島 歌のまち美崎町》プロジェクトと名付けまして、近年お客様が減少傾向にある美崎町のカラオケバーやスナックを再び賑やかにしたいと言う想いからスタートさせました。

プロジェクトを思い立った経緯についてお話しますと、まず私が一年前に美崎町でカラオケバーをOPENしたのですが、同業者の先輩方に話を聞くと、コロナ禍以降は以前よりもお客様が少なくなってしまったと話す方が殆どでした。

原因としましては、コロナやタクシー不足問題から派生した影響により、島在住の方々は宅飲みが習慣になった人が沢山いたり、飲み会を出来る場所を職場に作った会社や自宅に飲み会用の部屋やスペースを作った仲間やグループもあるそうで、美崎町の夜を以前のような活気に戻すのは島内のお客様だけでなく島外からの観光のお客様にも目を向ける必要があると感じたのです。

そして観光客を《一見さんが入りにくい地元のスナックやバーに》呼ぶ為には一体どんな方法があるのかを模索し始めました。

そしてそれと時を同じくして、というかそれ以前(バーを開店する前)からも薄々感じていたのですが、石垣島のカラオケバーやスナックを飲み歩いてビックリしたのが、石垣島には歌が上手い人が凄く多いと言う事実です。

これは自分がカラオケバーを開店して、勉強の為に島内、外のカラオケバーを意識的に飲み歩くようになってからより確信に変わりました。

そんなある日、私の頭の中にあった点と点が線で繋がったのです。

【県外からのお客様を呼ぶ為に何をしようと思ったかの話】

歌が上手い人が沢山いるこの美崎町を、歌の街として全国にアピール出来ないか?そんなアイデアと漠然としたイメージが頭をよぎりました。

そしてそんなある日、美崎町のカラオケやライブ環境があるお店のオーナーやスタッフの中で歌が上手い人間を選んでオファーし、ミュージックビデオを撮影しSNSに上げて拡散しようと言う事を思いついたのです。

↓一部をチラ見せ↓

後編へつづく…(後編の公開までお楽しみ!)

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この記事を書いた人

渡辺直由(柔術家/歌手/海人)
1975年8月4日生まれ。東京都出身。19歳でメジャーレーベルから歌手デビュー。2004年に盟友早川光由と共にトライフォース柔術を創設。柔術世界選手権や欧州選手権、プロの舞台でも活躍。2011年に現役を退き憧れの八重山に移住。電灯潜り漁師(現在休業中)を経て2022年6月に美崎町にカラオケ&弾き語りバー《アームバー》をOPEN。現在も代表としてトライフォース石垣島支部で柔術クラスを持ち、後進の育成に努めている。
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