八重山・石垣島 | 月刊まーる

「コミュニティを越えて繋がる」をテーマに、石垣島・八重山から記事を配信している【月刊ま…

八重山・石垣島 | 月刊まーる

「コミュニティを越えて繋がる」をテーマに、石垣島・八重山から記事を配信している【月刊まーる】です。 石垣の地域通貨「まーる」を活用して運営中。石垣・八重山の個性豊かな寄稿者さんの協力によって刊行されています!

マガジン

  • 【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説

    フリムンという言葉は沖縄の方言で、バカ・愚か者という意味で使われる。この物語は、日本最南端の石垣島に生まれ、後に全日本空手道選手権大会を制する田福雄市氏の空手人生、そしてフリムンな半生(または反省)を描いたノンフィクション作品である。

  • 2024年4月号| 月刊まーる

    石垣島発・人と人をつなぐローカルWebマガジン『月刊まーる』4月号です!

  • 柔術家 / 歌手 / 海人の独り言 | 月刊まーる@石垣島

  • 縁をつなぐエッセイ | 月刊まーる@石垣島

    このコーナーは、石垣島の異なるコミュニティーや分野の人から人へ、記事をバトンのように渡してもらう【バトン連載】、「縁をつなぐエッセイ」です。

  • 石垣島巨石めぐり

    石垣島は、その名のとおり石の宝庫!? ロッククライマー・鈴木邦彦さんによる、石垣島の巨石紹介コラムです!

最近の記事

【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第8話 暗雲編(2)

【大脱走】術後、そのまま入院する事となったフリムン。 病院のベッドで天井を見つめながら、あの東京での悪夢を思い出していた。 「俺はどうしてこんな星の下に生まれたのだろう」 生まれてこの方、上手くいった試しがなかった我が人生。 もうこのまま朽ち果ててしまうのだろうか。そんな事を考えながら、同好会の先行きや家族のことで頭を悩ませていた。 そんな入院中に、突如沖縄本島より先輩が二人お見舞いに来た。あの九州チャンピオンのM先輩と、別のM先輩だ。(ややこしいわw) 二人のM

    • 【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第8話 暗雲編(1)

      【支部最速】僅か3ヶ月で「緑帯」を取得したのは、後にも先にも沖縄支部ではフリムンただ一人。離島からの通いという特典を差っ引いても、これは快挙であった。 そのまま天狗になってもおかしくなかったが、心の中では既に黒帯のつもりでいたので、逆に物足りなさを感じていたフリムン。 そう思っても不思議ではないほど、まだまだ精神的未熟さを残していた。 そんなフリムンに対し、武の神様は容赦しなかった。 それから半年後、彼はとんでもない不運に見舞われる事となる。 好事魔多しとは、まさにこ

      • 【エッセイ】沖縄に花粉症の無い有り難さ|柔術家/歌手/海人の独り言 |文:渡辺直由@石垣島

        皆様お疲れ様です。 十数年ぶりの花粉症今年は新たな格闘技イベントの立ち上げと、その運営をする会社を設立しまして、石垣→東京を行き来する生活が続いております。 その関係で、石垣に移住してからのこの十数年で最もひどい花粉症に苦しんでいます、、、。 石垣島や沖縄には花粉症がないので本当はこの時期は内地に居たくないです(涙) そして、沖縄県に花粉症の原因となる花粉が飛んでいない事の有り難さ、それと同時に、多くの日本人が、本来ならば苦しむ必要のない花粉症に苦しんでいるという現状の

        • 「ふくや石垣」|企業協賛タイアップ記事「ここにもまーる」Vol.1

          「ふくや石垣」って、どんなお店?「ふくや石垣」は、本格山形そばと日本酒のお店です。 山形そばは太くコシの強い麺が特徴で、絶品・名物の鳥チャーシューや極厚のきつね、甘辛く炊いたニシンなど、個性豊かなトッピングとともに、さっぱりとした喉ごしをお楽しみいただけるのが、ふくや流です! お店を構えている場所は、「コワーキングスペースチャレンジ」という場所のテラスです。島で長年愛されていた老舗ホームセンター「チャレンジ」さんの跡地になりますので、そのイメージの方がピンとくる方々も多いか

        【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第8話 暗雲編(2)

        マガジン

        • 2024年4月号| 月刊まーる
          17本
        • 【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説
          32本
        • 柔術家 / 歌手 / 海人の独り言 | 月刊まーる@石垣島
          13本
        • 縁をつなぐエッセイ | 月刊まーる@石垣島
          12本
        • 石垣島巨石めぐり
          3本
        • 私の移住ストーリー
          8本

        記事

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第7話 黎明期編(4)

          【初審査】入門から3ヶ月後、遂に審査の日がやってきた。 フリムンの白帯に、偽物ではなく本物の色が付く日がやってきたのである。 ちなみに極真の審査は、内容の厳しさもそうだが、黒帯を取るまでに最低でも10回は審査を受けなければならないという厳しさがある。 「白帯」→「橙帯」→「橙帯一本線」→「青帯」→「青帯一本線」→「黄色帯」→「黄色帯一本線」→「緑帯」→「緑帯一本線」→「茶帯」→「茶帯一本線」 こうして見るだけでも気が遠くなりそうな回数だ。 ただ、当時は「橙帯」や「一本

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第7話 黎明期編(4)

          【気まぐれコラム】のほほんとのーととほんと|月刊まーる編集長@石垣島|『長い夜を持っている』

          僕たちは、"鮮やかさ"をもって距離を測る。 空間最たるものは、視覚を用いた距離感覚である。 遠くに見えるヤラブ並木のよりも、すぐ樹上に揺れるデイゴの葉がくっきりと、鮮明に見える。だから、あのヤラブよりも、このデイゴの方が、僕の近くにあるとわかる。 「近くの木の方が大きく見えるからデイゴが近くにあるとわかるだけで、それは、鮮やかさとは関係のない話だろう」という声もあるかもしれないが、おそらくそれは違う。 "このデイゴ"の木の10倍遠くに10倍大きなデイゴの木があって、どち

          【気まぐれコラム】のほほんとのーととほんと|月刊まーる編集長@石垣島|『長い夜を持っている』

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第7話 黎明期編(3)

          【行ったり来たり漫才】遂に七戸師範との邂逅の瞬間がやってきた。 県大会では挨拶程度の会話しかできなかったが、これから行うのは挨拶なんて生易しいものではない。まかり間違えば、逆鱗に触れるかも知れない重大な話し合いなのだ。 意を決したフリムンは、一歩ずつ、一歩ずつ、高校時代からの夢を叶えるために道場までの階段を上り始めた。 しかし、途中まで来ると何故か突然心拍数が爆上がり。 呼吸を整えるためにまた下まで降り、そこから体制を立て直して再び階段を上る。 そんな事が4~5回ほ

          【自伝小説】最南端の空手フリムン伝説|著:田福雄市@石垣島|第7話 黎明期編(3)

          【バトン連載】タコライス、心して食べれよ!|縁をつなぐエッセイ vol.12|文:前田郁恵@石垣島

          呼びました?前田郁恵です。うるさい感じですみません。 前回の記事をよく読んでみれば、私のことをこんな素敵に紹介してくださっていたとは! ヨーコさん、素敵なご縁とご紹介をありがとうございます! 前記事にもありますが、彼女とは「アフリカン」音楽繋がり。 太鼓のリズムは飽きもせず、私の胸を躍らせ、血を騒がせます!w 何を隠そう、 石垣島へ初来島のいくえ、19歳、夏。 ジャンベを小脇に抱えて来島。(出身は千葉) ※ジャンベ…アフリカの手で叩く楽器 (実際には小脇ではかかえられず

          【バトン連載】タコライス、心して食べれよ!|縁をつなぐエッセイ vol.12|文:前田郁恵@石垣島

          【岩石マニア】石垣島巨石めぐり vol.3|by 鈴木邦彦@石垣島|屋良部大石(ヤラブウフイシ)& キーストーン

          【石垣島巨石めぐり】をご覧いただきありがとうございます!ギャグ漫画家兼 クライマー兼 岩石マニア の鈴木邦彦と申します。 このコラムでは、石垣島の知られざる魅力【巨石スポット】をご紹介してまいります。 毎回2ヶ所の巨石・巨岩の情報と、大まかな位置情報を記載します。 島の大地のアート、巨石・巨岩・奇岩の世界を一緒にのぞいてみませんか? ▼過去記事 (ちなみに岩と石の区別には明確な定義はないですが、一説では地面から生えているものを岩、地面に接している・あるいは浮いているも

          【岩石マニア】石垣島巨石めぐり vol.3|by 鈴木邦彦@石垣島|屋良部大石(ヤラブウフイシ)& キーストーン

          【バトン連載】私の移住ストーリー vol.8|清水さとし@石垣島

          僕が石垣島に移住した理由私は神奈川県で生まれ、石垣島へ移住する前までは同県の建設会社の営業として働いていました。 若い頃はサーフィンが趣味だったので、夏には静岡県の伊豆半島にある伊豆白浜でビーチパラソルの売り子として働いていました。 当然の流れの様にスノーボードにもハマり、(笑 福島県磐梯町にあるアルツ磐梯スキー場でリフト係として働いたり、 北海道でアパートを借りて冬のシーズンはニセコでスノーボードしたりと 今振り返ると社会とは不適合な20代を過ごしていたと思います(笑)

          【バトン連載】私の移住ストーリー vol.8|清水さとし@石垣島

          【音楽連載】旅する輪ちゃんドタバタ劇場 vol.5|音楽と文:輪(りん)@石垣島|「花」

          旅する輪ちゃん、タイから石垣島に帰ってきました。 一か月のタイ&カンボジアで散財してしまいましたが、有り難いことに、イレギュラーのケータリングやオードブルのお仕事をいただき、めちゃ忙しく過ごしています(石垣島ではタイ料理メインのお弁当を作っています)。 タイで仲良くなった、チェンマイの人気バンドの曲を日本語に訳してほしいという依頼があったりして、初めてそんなことに取り組んだりしています。いつか日本かタイで一緒に歌えたらいいな。 -ここから

          【音楽連載】旅する輪ちゃんドタバタ劇場 vol.5|音楽と文:輪(りん)@石垣島|「花」

          【マヤ暦】拍手とハグを、是非とも自分へ。|by 屋宜ちえ@石垣島|日々にワクワクが増える「マヤ暦」のお話

          こんにちは! マヤ暦とリスニングボディ(こころとからだを繋げるボディワーク)をやっております、ちえです☺️ "第三の城"はどうでした?さてさて、皆さん。 2/2から3/24までの"第三の城"は、皆さんにとってどんな52日間だったでしょうか〜😊 ▼"第三の城"についてはこちら! 私の感覚としては、「私自身も、私の周りでも、とにかく揺さぶられ感がすごかった!そんな中で大転換・大変容を感じる"第三の城"」という感じでした!いや〜、すごかった。笑 "揺さぶられ感"ってどんな感

          【マヤ暦】拍手とハグを、是非とも自分へ。|by 屋宜ちえ@石垣島|日々にワクワクが増える「マヤ暦」のお話

          【音楽バトン】音楽で人を元気にする!|音楽と文:野田まゆみ@石垣島|石垣島の奏で vol.3

          天願チアゴさんからバトンをいただきました、野田まゆみと申します。 チアゴさんとは時々一緒にステージに立ったり、演奏のサポートをしていただいたりと交流があります。チアゴさんのピアノは本当に素敵な音を奏でてHAPPYな気分になります♡ 群馬から石垣へ!さて、そんな私は2019年12月11日に、群馬から石垣に移住して来ました。 石垣に来る2年くらい前に、ピアノとギターのユニットを組んでいて(ちむまき、といいます)、地元のイベントや路上ライブなどで活動をしていました。 石垣へ来た

          【音楽バトン】音楽で人を元気にする!|音楽と文:野田まゆみ@石垣島|石垣島の奏で vol.3

          【写真連載】美しい島の人 vol.8|写真と文:オオヤマチカシ@石垣島|「普通」?

          どうも、皆さまこんにちは。 石垣島で写真家として活動しております、オオヤマチカシです。 今月もフォトコラム始めさせて頂きます。 石垣島では3月に入りヒスイカズラが見頃になってまいりました。 そうこうしている内に完全に散って第1期は終えそうですが、2期で綺麗に咲くと良いですね。タイミングが合った人はぜひぜひ見に行ってみてくださいね。 では、前置きは短めにして、第8回目始めていきます。 私が今回出会った"島のヒト"はこちら。 京都出身、京都のコーヒー屋さんで働く"山田めい

          【写真連載】美しい島の人 vol.8|写真と文:オオヤマチカシ@石垣島|「普通」?

          【レシピのバトン】きび砂糖の発酵パンケーキ|文とレシピ:新貝ひな子(ピナコラーダ)@石垣島|縁をつなぐレシピ Vol.12

          こんにちは。 石垣島川平で『ベーカリーピナコラーダ』というパン屋を営んでいる、 新貝ひな子です。 アラシロミホちゃんから、バトンをいただきました。 ツヤ子さんとの出会い「なんとなく顔も似てるし、行ってみたら?」 西表島での民宿ヘルパー生活を終えても帰りたくなさそうな私に、知り合いがそう言って紹介してくれたのが、西表古見にある『マナの店』でした。 (いまは"農家民宿"っていうスタイルになっているみたいですが、当時はパンを作って売ったりもしていました。) 「二日間よろしく

          【レシピのバトン】きび砂糖の発酵パンケーキ|文とレシピ:新貝ひな子(ピナコラーダ)@石垣島|縁をつなぐレシピ Vol.12

          コラコラなひとびと~自然にやさしいローカル認証~ vol.7 西表島 -島宿Amayura-

          0.はじめに(by 編集部) この連載では、自然にやさしいローカル認証「コラコラ」の認証事業者さん(農・飲食・宿)を、毎回一組ずつ取り上げていきます。質問形式で、各認証事業者さんの取り組みやその想いをご紹介します。 今回は、西表島で民宿 を営んでいらっしゃる 森村 レイ様に回答していただきました! 1.ご挨拶 西表島で、コラコラ認証を受けた宿「島宿 Amayura」を営んでいる 森村 レイです。 東京からの移住で、島暮らしは丸10年。愛犬や愛馬と暮らしています。 Am

          コラコラなひとびと~自然にやさしいローカル認証~ vol.7 西表島 -島宿Amayura-