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脱ステをキッカケに③:香害(こうがい)を知る

いい香りのお洗濯。
今ではどの家庭でも当たり前になっていますよね。

香り付き洗剤に、柔軟剤、ときには香りづけビーズと、香りに香りを重ねるまさに ”香り漬け” な洗濯。

我が家でもそれが当たり前でした。

しかし、この香り漬けなお洗濯を変えたのが、またしても息子のアトピーだったんです。

”香害” ってなに?

「香害」とはその名の通り ”香りの害” のこと。

今や洗剤に柔軟剤、消臭スプレーに香水…。
香りに香りを重ねるのが普通になっていますよね。

しかし、こんな経験はありませんか?


・電車やエレベーターなどで一緒になった人の衣類から放たれる香りで、狭い空間がその匂いに染まる

・すれ違っただけでフワッと整髪料や衣類などの香りが漂う


それはどんなにいい香りだとしても ”香害” なんです。

その「いい香り」って、本当にいい香りなのでしょうか?

自分は好き!いい香り!と思っていても、「においが強くてキツイ。」と思う人もいたり、そのにおいで頭痛がしたり具合が悪くなるなんて人もいるかもしれませんね。

人によってにおいの感じ方は違うため、自分にとってのいい香りも、人によっては「害」でしかないということもあるんです。

「香り長続き」の罠

特に注意したいのが「香り長続き」などと謳っている柔軟剤や洗剤。

これらに含まれるマイクロカプセルはウレタン樹脂やメラミン樹脂でできているってご存じですか?

微小カプセルに香料や消臭成分を閉じ込めることで、衣類に付着した微笑カプセルが摩擦などの刺激で壊れて香りが拡散し、香りが長く続くというわけですが、、。

香りが放たれるとともに、微小プラスチックや合成樹脂モノマーも一緒に環境中に拡散されるめ、知らないうちに人工化学物質を吸入している可能性は誰にでもあるというから恐ろしいですよね。

どんなに自分が気をつけていたとしても、周りから放たれる微小カプセルまではコントロールしようがありませんから。

だから私は、ナチュラルクリーニングを選びました。

「いい匂いのしないお洗濯」に抵抗はあったものの、肌の弱い息子が24時間365日、毎日間接的に触れる衣類。

周りを変えることはできませんが、自分の身の回りは少しずつ変えていけますからね。

ナチュラルクリーニングについてはまた改めてご紹介します^^

*__thank you for reading__*

リアルなアトピー経過や生活の変化、私と息子のリアルをno+eに残したいと思います。

私のno+eでは「脱ステ」を勧めるものではなく、ステロイドを使った治療を否定するものでもありません。

「脱ステ」には賛否両論、様々な意見があるというのも重々承知しておりますが、脱ステを頑張る息子をどうか優しく見守っていただけると幸いです。

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