nini|アトピー息子の脱ステ記録と日々の暮らし

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nini|アトピー息子の脱ステ記録と日々の暮らし

男子2人のお母ちゃん|長男は脱ステ2年生𖥣𖡡|イラストは手書き✎|ブログ https://mo-48cm.com/| 強烈な離脱症状に耐えながらも毎日を全力で生きる息子に感化され、薬や病院に頼らない自然に寄り添った暮らしにシフト。日々の暮らしや脱ステ経過のリアルを残します➴⡱

最近の記事

Do you know ”ノンステロイドバッジ”?

息子の脱ステをはじめて3ヶ月。 顔をはじめ、腕、脚と、見た目も派手になってしまったアトピー肌をみて、ステロイドを塗っていないことに対する周囲の声に落ち込んでしまうこともありました。 脱ステ=ネガティブな印象を持たれる方も多いのは事実。 「かわいそう」とか「ステロイド塗ってあげたら?」と声をかけられることもあり、周囲のネガティブな反応や、理解を得られない、という壁にぶつかることは何度となくありました。 ”ノンステロイドバッジ” を知っていますか私のように脱ステを見守る立

    • 脱ステをキッカケに①:通院が当たり前ではなくなる

      息子の離脱症状をみて、「そんなにひどいなら病院行けば?」と思う方も多いと思います。 「ひどい親だ」「こどもが可哀そうだ」と思う方だっていると思います。 今でこそ病院へ行くことを躊躇するようになった私ですが、こんな私にだって ”病院中毒” だった過去があるんです。 病院に行きすぎていた過去意外かもしれませんが、私も周りのママ達と同じように、些細なことでも事あるごとに小児科を受診する生活をしていたんですよ。 子どものことだけではありません。 自分の体調不良だって、少しの風

      • 脱ステの壁③:独特な”ニオイ”

        アトピーって浸出液の独特なニオイがするんです。 掻き崩し血が出れば血のニオイもするんです。 おまけに息子が塗っていた軟膏は、モクタール軟膏やマクロゴール軟膏など超!独特なニオイがする軟膏。 今でこそ懐かしく思えるアトピーのニオイですが、当時は何気ない言葉にも敏感に反応してしまっていました。 何気ない言葉に傷ついて公園へ行ったとき、5歳くらいの男の子に「あの子変なにおいする!」といわれたことがありました。 仲良しの甥っ子達にも「くさい!」といわれたことがありました。

        • 2歳3ヶ月|藤澤皮膚科4回目の受診

          脱ステを始めて3ヶ月。 前回の受診からおよそ1ヶ月が経過しましたが、前回受診した時よりも肌の状態が悪くなっていました。 血だらけになることも掻きむしって血や浸出液が出たときの状態。 傷口がしみるせいでシャワーを嫌がるようになり、傷があたって痛いせいでお着替えも嫌がるように。 血がでるほど掻きむしった傷は、少しずつ生活にも支障をきたすようになりました。 太ももの裏側を掻きむしって皮が剥けたときの写真。 皮が剥けて皮膚がでているのがお分かりいただけますか? 太ももの

        Do you know ”ノンステロイドバッジ”?

          2歳3ヶ月|リバウンドのピークがやってきた

          一度は「このまま治る!」と思っていた脱ステですが、現実はここからでした。 ステロイドを塗っていない部分にも、リバウンドの症状は容赦なく出てきます。 心が折れそうになりながらも、1番辛いはずの息子に励まされ「絶対治してあげる」と自然療法の本をたくさん買って勉強を始めたのがこの頃でした。 今までにない離脱症状脱ステ開始3ヶ月にして症状がひどくなった箇所は ひざの裏、太ももの裏、足首、首元、手首、肘の内側、目元、耳… 顔から足までほぼ全身です。 特にひざの裏は掻きむしって皮

          2歳3ヶ月|リバウンドのピークがやってきた

          脱ステの壁②:夜中のカキカキタイム

          脱ステを始めて1番とっていいほどの悩み。 それは、寝る前・夜中にやってくるカキカキタイムです。 さっきまで何ともなかったのに ”寝る” というと現れる痒みは、脱ステをするうえで避けては通れない最大の壁。 日常生活にも支障をきたす1時間かけて「やっと寝たー!!」と思っても、 1時間もせずに痒くて起きてまたカキカキ… このカキカキタイム。 息子本人はもちろん、見守る側にも相当な負担になります。 痒くて夜寝ることができず、何時間もカキカキ… こんなのはしょっちゅう。 カ

          脱ステの壁②:夜中のカキカキタイム

          2歳2ヶ月|藤澤皮膚科3回目の受診

          よくなったり悪くなったりを繰り返しながら、全体的には肌状態は悪化していている部分もありす。 脱ステを開始して2ヶ月が経過し、「目元」「首元」「ひざの裏」はステロイドの離脱症状が強く出始めてきました。 藤澤皮膚科3回目の受診どんどん肌状態は悪化していき、前回処方してもらった塗り薬もなくなりそうだったため、藤澤皮膚科さんへ3回目の受診に行きました。 今回の受診で藤澤先生に聞きたかったのは3点。 ――――――――――――――――― 経過はいい方向に向かっているのか 食事

          2歳2ヶ月|脱ステ開始から2ヶ月

          脱ステ開始から2ヶ月。 抑えていたものを急にやめたんだから、症状が出るのは当たり前。 分かっていても ”3歩進んで2歩さがる” ように、一気によくなることなんてないんです。 それでも元気いっぱいで頑張る息子の姿に励まされ、なんとか脱ステを続けていました。 このまま治るかも…?脱ステを開始してから1ヵ月ちょっと経過したころ、肌状態は安定してきました。 カサカサ肌、赤い発疹があるのは変わりませんが、以前より掻きむしることが減り、傷も少しずつ目立たなくなってきたんです。

          脱ステで辛いのはリバウンドのみならず

          脱ステを開始して ”1番辛いのはリバウンド” そう思っていました。 しかし、リバウンドと同じくらい辛かったいのは ”周りの反応・脱ステへの理解” でした。 脱ステ開始直後の息子 実は脱ステを開始したとき、息子は手足口病が治った直後。 手足口病の発疹自体に痒みはないそうですが、手足口病の発疹がかなり激しく出てしまい、手足口病が治った後も1ヵ月ほどは発疹痕が残っていました。 手足口病の発疹痕と、四肢・関節部分などのアトピーが重なる部分は掻きむしってよく血だらけになってい

          脱ステで辛いのはリバウンドのみならず

          脱ステの壁①:「アトピー=ステロイド」の押し付け

          当時2歳の息子はキッズサークルに所属していました。 サークル講師は元保育士で、定年してからは長年サークル講師を務めているという超ベテラン先生。 何十年も保育に携わっていればアトピーの子だって教え子にいるだろうし、先生自ら「個性を受け入れよう」と言っていたので、脱ステしていることも受け入れてもらえると勝手に思っていたんです。 ある日、息子の顔をみたサークル講師から 「ステロイド使ってる?病院連れて行ったら?」 と声をかけられたことがありました。 私は「脱ステで診てくれる

          脱ステの壁①:「アトピー=ステロイド」の押し付け

          2歳1ヶ月|藤澤皮膚科2回目の受診

          脱ステを始めておよそ1ヶ月が経過。 脱ステ以降、痒くて寝れないほど辛いリバウンドは、は夜中に起きて1時間泣きっぱなしなんて日もありました。 脱ステ開始から2週間 脱ステを開始して2週間。 寝ても痒くて数時間ごとに起きる。 眠りが浅いせいで寝起きが悪い。 昼間も眠い。 そんな日々が続き、息子を見守る私自身も息子と一緒に寝不足になっていました。 脱ステを始めると、日を追うごとに鮫肌のような、恐竜のようなガッサガサの肌状態になっていきました。 朝起きると掻きむしって剥

          2歳0ヶ月|脱ステ開始から1週間

          ようやく脱ステロイドに理解のある医師に出会うことができ、脱ステロイドを始めることに。 脱ステを開始して1週間が経過したころ、今までステロイドで抑えていたものが少しずつ出てきて、早速 ”リバウンド” が始まりました。 脱ステロイドで起こる”リバウンド”たっぷりの保湿に、赤く痒い部分にはステロイド。 毎日のように繰り返していた「ステロイド&保湿」を急にやめたことにより、早速リバウンドが起こりました。 息子の場合、脱ステロイドをした翌日には顔・身体・足と、ほぼ全身ザラザラと

          息子のステロイド使用歴(脱ステ開始前)

          私と同じようにお子さんが脱ステをしているという方から、 Instagramやブログを通して ”ステロイドの使用歴” を聞かれます。 そこで『どんなステロイド剤・保湿剤をどのくらいの期間使っていたか?』 息子のステロイド・保湿剤の使用履歴をご紹介します。 <ステロイド歴> 本格的なステロイド使用はおよそ半年。 ただし、生後3ヶ月頃から乳児湿疹など、些細なことでステロイドを使っていたため、ちょいちょいステロイドを塗っていた期間も合わせればステロイドの使用歴は10ヶ月ほど

          息子のステロイド使用歴(脱ステ開始前)

          2歳0ヶ月|藤澤流治療方針は ”3つの脱”

          アトピー性皮膚炎の診断を受けてから半年経過し、息子は2歳になっていました。 6ヶ月間プロアクティブ療法を続けましたが、ステロイドを塗っている期間はキレイになるけど、ステロイドを塗らなくなると症状は元に戻るの繰り返し。 そんなとき、ひょんなことから脱ステロイドで有名な『藤澤皮膚科』の存在を知り、早速行ってきました。 藤澤流アトピーの治療方針は ”3つの脱” 藤澤流アトピーの治療方針はズバリ「脱ステロイド」「脱保湿」「脱風呂」の3つの脱。 やめる・減らすのは ”ステロイ

          2歳0ヶ月|藤澤流治療方針は ”3つの脱”

          ”脱ステ”で診てくれる病院を知る

          [アトピー = 保湿&ステロイド]が当たり前となっていますが、ステロイドの長期利用に疑問を持っていた私は幼稚園の先生から教えてもらった皮膚科を受診することに決めました。 ”脱ステ”では有名らしいその皮膚科とは東京都練馬区にある『藤澤皮膚科』さんです。 院長の藤澤重樹先生は『9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方』という本もだされていて、脱ステでは有名な先生なんだとか。 [脱ステ=リバウンドが辛い]ということは幼稚園の先生から聞いて知っていたため、藤澤先生の治療方針を

          ”脱ステ”で診てくれる病院を知る

          1歳11ヶ月|アトピー治療に ”脱ステ” を知る

          医師の指導通り、プロアクティブ療法を続けて4ヶ月が経過した頃。 全身ステロイドと全身保湿を続けていても、ステロイドをやめると一気にアトピー症状がでて一向にステロイドから抜け出せなくなっていました。 それどころかアトピーは全く改善しておらず、薬を塗る範囲は広くなり、ステロイドはⅣ群(ミディアム)からⅢ群(ストロング)の強いものへと変わってしまいます。 ステロイドに疑問を持ち始めた繰り返す症状・ステロイドなしでは一向に軽快しない状態をみて、 「治療法が合っていないのでは?」

          1歳11ヶ月|アトピー治療に ”脱ステ” を知る