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脱ステの壁①:「アトピー=ステロイド」の押し付け

当時2歳の息子はキッズサークルに所属していました。

サークル講師は元保育士で、定年してからは長年サークル講師を務めているという超ベテラン先生。

何十年も保育に携わっていればアトピーの子だって教え子にいるだろうし、先生自ら「個性を受け入れよう」と言っていたので、脱ステしていることも受け入れてもらえると勝手に思っていたんです。

ある日、息子の顔をみたサークル講師から
「ステロイド使ってる?病院連れて行ったら?」
と声をかけられたことがありました。

私は「脱ステで診てくれる病院へ連れて行っている」と、
脱ステをしていることを隠さずサークル講師に伝えたんです。
理解してもらえると思って…。

しかしサークル講師から返ってきた言葉は
「アトピーにはステロイドと保湿。アトピーはステロイドが1番の近道だから、今の放置状態では周りと違いすぎて可哀そう。」
というものでした。

サークル講師に声をかけられた日の肌状態

確かにこの状態の息子をみればごもっともな意見で、心配して言葉をかけてくれているのはわかっているんです。

でも『脱ステロイド=ダメ』『アトピー=ステロイドと保湿』という当たり前とされている意見を押し付けられることはとても苦しい。

ステロイドで治すは良しなのに、ステロイドが合わずステロイドを使わない治療は悪いこと?

当時の私は ”当たり前の押し付け” がとても苦しかったんです。

*__thank you for reading__*

リアルなアトピー経過や生活の変化、私と息子のリアルをno+eに残したいと思います。

私のno+eでは「脱ステ」を勧めるものではなく、ステロイドを使った治療を否定するものでもありません。

「脱ステ」には賛否両論、様々な意見があるというのも重々承知しておりますが、脱ステを頑張る息子をどうか優しく見守っていただけると幸いです。

*____END_____*


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