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Cooking with PARIS、を観た!

制作:2021
プロデューサー:アーロン・サイドマン エリー ヒルトン
出演:パリス・ヒルトン キム・カーダシアン スウィーティー ニッキー・グレイザー デミ・ロバート レレ・ポンズ キャッシー&ニッキー・ヒルトン

■あらすじと感想
パリス・ヒルトンのお料理番組です。友人を食事に招待し、一緒に料理を作る。最後は食べておいしさを褒め称える番組。パリス・ヒルトンの自由奔放さ。料理作りが楽しくなる番組です。

■Netflixやるねェ!って感じです。自分でレシピを準備して、買い物に行き、友人を呼び一緒に料理をします。ご本人は「私は料理が得意なの!」と仰ってますが、時々、料理ってめんどくさいなぁ、的な空気も漂い、料理と言うより工作をするようなノリです。それでも見世物的ではなくエンターテインメントになるのが素晴らしく、観ていて楽しい。元々はパリス・ヒルトンの自主企画のようでラザニアを作るYouTubeも観ましたが、企画の面白さであふれています。出演者ありきの企画ではあるが、番組作りを本人もゲスト出演者もスタッフも楽しんでいる空気感が良いですね。

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■日本のテレビ番組でも、タレントさんが料理をする番組が沢山ありますが、全てタメになる料理番組です。パリス・ヒルトンの番組には、タメになる要素は一つもありません!「感覚で作るの!」というセリフに凝縮されています。セレブのお楽しみの一つを庶民にも見せてあげる、という姿勢で一貫しているのが素晴らしいのです。この姿勢から日本の料理番組は完全敗北しているといえるのではないでしょうか。

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■感動したカットは、買い物と台所のシーンしかないので難しいですが、強いて上げるなら、#1での買い物シーン。何を買うか悩むヒルトンの金髪が風に揺れるカット。この番組ではカットではなく現場作りに感動しました。パリス・ヒルトンの衣装や小物、料理道具・手袋など細部の拘った現場作りには関心とパリス・ヒルトンへの愛情を感じました。
やはり、楽しい番組には愛がある、という事でしょうか。ではでは。

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