読みたい本を何で読むか

電子書籍はとても便利なのは分かっている。
でも紙の本も好きだ。
今気になる本が3冊あり、電子書籍で買うか、紙の本で買うか、とっても迷っている。

メリットとデメリットを考えて整理することにした。

紙の本のメリット

①本をめくる楽しさ


手にとって、パラパラとめくって、気になったところから読める気軽さがある。

②自分の所有物になる。


購入することで、その本が自分のものになる。

③所有欲を満たせる


自分の本棚に、数多くの本の中から、自分が選択した本を並べる。購入した本の数で所有欲を満たせる気がする。本棚には自分の性格や趣味嗜好がとても表れていると思う。

④この本いいから読んでみて!ができる。


友人との本の貸し借り、おすすめだからと貸し出すことができる。
ちなみに貸し借りするような友人はいない。

紙の本のデメリット

①場所をとる

3段の小さめの本棚にぎゅうぎゅうに本を詰めただけでもう動かすことができない。恐ろしい。ちなみに私の本棚のことである。

②ホコリをかぶる、日焼けする。


隠せば良いという話かもしれないが、本棚は背表紙が見えてこそという気がするので隠せない。

③拡大縮小ができないので写真やイラストが見づらい時がある。


紙質の問題かも知れない。

電子書籍のメリット

①保管場所を気にせず無限に本を入手できる。


物理的な重さがないって素晴らしい。感じるのはタブレット端末の重さだけ。

②欲しいと思ったらすぐに読める。


購入したら、すぐにダウンロードして読むことができる。
ほしいと思ってから読むまでの時間のハードルがめちゃくちゃ低い。

③暗い場所でも読める。


紙の本は暗い場所で絶対に読めないが、タブレット端末なら自ら光るのでどこでも読める。そう、ちょっと暗いトイレの中でも読むことができる。
ただし、長年やると痔になるので注意。(実話)

電子書籍のデメリット

①不要になった時に他の人に譲る&本のオススメの貸し借りができない。


リセールできないのでメルカリなどに売って小金を稼ぐことができない。
貸し借りが出来ないので、ちょっと読んでみて!で気軽に本をオススメすることができない。

②プラットフォームが「俺、電子書籍辞めるわ」と言ったらすべてが水の泡になる


読む権利を購入しているだけで手元にモノがないので、もしamazonなりサービスのプラットフォームが電子書籍サービスを終了したら何も残らない。ソシャゲの課金と同じ虚しさがある。

③高い


新しくても古くても、紙の本より高い。
リアルにマテリアルが存在しないのに何故なんだぜ??

④後から本の内容を思い返して探す時に、「あのあたりに書いてあったな」と探しにくい。


紙の本なら、「全ボリュームの半分くらいの場所に書いてあったな」「後半だった気がする」という探し方ができる。実際に手に持ってページを捲っているので、全体から見てどれくらい読んだか、というペースもつかみやすい。
電子書籍だと1ページずつめくる必要があり、全体のどこらへんに書いてあったな、というざっくりした記憶から探すことが難しい。

⑤書き込みができない


私自身は本に書き込みしたくないタイプだけど、情報を集約する教科書的な使い方をしたい人は困るかもしれない。



そして迷っていて結局読みたい本を読めていない。
本末転倒!そう、本だけにね!!!

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