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スポーツ現場でも日常生活でも起こりうる心臓震盪による心肺停止と救急処置【6/13追記】

知り合いのトレーナーがシェアしてくれた心臓震盪で心肺停止したフットサル選手の動画。

心臓の拍動中、タイミング悪く胸に衝撃(ボールが当たる、蹴りが入る、背中から落ちるなど)が加わると心臓が痙攣し(心室細動)、放っておくと心肺停止に至ります。

スポーツ現場で20年近く仕事をしていますが、幸運なことに心臓マッサージやAEDを使うような場面に居合わせたことがありません。
これは本当に幸運なだけで、どこででも、どんなときでも起こりうることです。

今度久しぶりに救急法の講習を受けるのですが、やはり毎年受けに行こうと思いました。
知識があっても、何度か人形で心臓マッサージの練習をしたことがあっても、その場面に遭遇したときには頭が真っ白になって体が動かなくなるかもしれません。だからこそ、繰り返し実践練習をする必要があります。

不運な事故が起こったときに、素早い状況判断と速やかで適切な処置を行える自分でいられるようにと改めて実感させてくれた、この動画をアップしてくれた選手に感謝します。

【追記】
この記事を投稿した日に、サッカーの試合(欧州選手権)で選手が突然倒れ、心臓マッサージが施されたというニュースが。

カメラから守るように周囲を囲むチームメイトたち。それぞれの役割を精一杯全うしようとしているのだと思います。
倒れた選手はピッチ上で意識が戻ったとのことですが、いつどどこで何が起こるかわからないからこそ、指導者だけでなく選手、チーム関係者が普段から事故に備えて訓練をしておく必要がありますね。

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