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私にとって最も縁遠い言葉「スポーツ」

これでもかと言うくらい「スポーツ」には縁が無い。

縁が無いという言い方もおかしいが、要は運動は苦手であり、かつ興味もない。興味ない上に苦手だからそれはもう縁遠い存在になるよりない。
子供の頃からそうだった。
だけど心のどこかでは、定期的に「体を動かさなくちゃ」「少しは運動しないと」「最近ちっとも走ってないなあ」等と「運動」自体を意識する事はあれど、だからといって積極的に「スポーツ」する事はほぼない。

テレビの番組で新春のマラソン特番やオリンピック、サッカーワールドカップ等、普段はさほど興味が無くても、イベント的に国民に人気?のものが行われていても、やはり日頃から興味が無いせいか、やっぱり興味がわかない。

興味がわかないのに理由があるのか分からないが、若干の軽いトラウマ?思い出?が足を引っ張ているのかもしれない。

小学生低学年くらいの頃、夏休みに市民プールへ行った時、私は泳ぎが得意ではないながらも、クロール的な(あくまで「的な」しか言えない程度の泳ぎ)動きをしていたら突然あのプールサイドで監視をしている監視員の人になぜか「救助」されてしまったことがある。
いや、私泳いでただけですけど・・・と、説明しようにも、自分でも何が起こったのか訳が分からず。
しかも、その後溺れていた訳ではないと分かると、今度はふざけて溺れたふりをしたと思われたのか、その監視員に叱られてしまった。

その時の私はきっとこんな顔してた


こんな事ある!?今思い出してもかなり不条理!!理不尽!!!!!
決してふざけて溺れたふりをしていた訳でもなく、ただ泳ぎが下手なだけだったのに。泳ぎが下手な子はプールで泳いじゃ行けないんですか!!!!

とにかく、私はそれからプールには近づいていない・・・・
かは、全く覚えてないが、プールもプールの授業も、海で泳ぐことも、そもそも「泳ぐ」事自体が苦手になった。
だって、また理不尽救助されてしまう恐れがあるから。

じゃあ陸なら安心だろうと(?)学校のリレー競技を全力で走るも、今度はクラスメイトから「真面目に走れ!」と叱られてしまった。


「!?」

またですか?


別に私は欽ちゃん走りしていた訳でも、レレレのおじさんの物まねをしながら走っていた訳でもなく(そんな走り方できる?むしろ)そもそも、そんなおふざけキャラじゃないし(むしろ無口・ひたすら無口)なんで同級生にまで怒られなきゃいけないんだと、再びの理不尽time突入。

なんでも、私が「走りながら笑っていた(顔が)」のが原因だったらしいのだが、私としてはもちろん全く笑っていた自覚はなく、ただ全力で走っていたので「キツイ、疲れた」の苦しみの表情が何故か笑顔チックだったというだけの話である。

こんな顔して走ってましたか??


なんと私は陸でも駄目だったのかと、もはや小学生にしてスポーツアレルギーに。


人生でただ一度だけ、興味をもって見ていたのは中学生くらいの時に大人気だった「Jリーグ」くらいだった。新聞記事なんかも切り抜いていたくらい好きだった。
たぶん当時サッカー少年だった弟の影響もあっただろう。
弟はサッカーが大好きで、でも田舎中学校は「野球部」「バレー部」「吹奏楽部」の三つしかなく、しかもどう考えても、男子なら野球か吹奏楽、女子ならバレーか吹奏楽の二択だった。
いや、このジェンダーレス時代?においてそんな区別もおかしいが、当時はそんな気配もなく、なんの躊躇もなく強制二択選択だった。

そんな中、弟は数人の仲間たちとサッカー部を作ろうとしたが、願いかなわず、やさぐれて(学校だけに対して)当時はほぼ皆無だった帰宅部を創設し(心の中で、実際はただの無所属:部員一人)分かりやすい反抗心の象徴金髪にして(脱色係:母)授業中はひたすら教師を無視してスティーブンキングの小説を読む(姉の愛読書)よく分からないグレ方をする少年になっていた。

それはさておき、弟は姉と違いスポーツにも多大に情熱を持っていたので、そんな影響も受けてか私も一時サッカーに熱中したものの、にわかスポーツファンはやはり長続きせず、サッカー熱もほんの一時で冷め、今日に至るまで「スポーツ」なるものにはほぼ縁遠い生活だ。微妙なトラウマもあるし。何かにつけ叱られるし(だいぶ根に持つタイプ)

さて、、、

こんな投稿、『#私のスポーツ遍歴』 から省かれるであろうこと請け合いだが、なんだか、これはこれで甘いスイーツばかり食べてたら、ちょっとしょっぱい煎餅が食べたくなった時のような感覚で食してもらえたら幸いだ(なにが?そして何が??)

けんかはスポーツに入らないからね。ほとんど寝っ転がってるし。

#私のスポーツ遍歴

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