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プレイヤー&マネージャー

 肌感覚ながら リーダーとして チームを持ってほしい と思える人は、社員やスタッフが10人いる中で1人くらいかな? と勝手に思っているが、面白いことにそんな人はプレイヤーとして特に優れているとはいえない場合も多い。いや、どちらかといえば、優れたプレイヤーがマネジメント側の仕事をするのは難しいことの方が多いと思っている。我々のような教員という仕事も他業種と同じく、プレイヤー能力の延長線上にマネジメント能力は無い という感覚だ。

 優れた技術を持った人をチームの一員としてマネジメントするのは本当に難しい。性格にもよるが、スーパープレイヤーはその人独自のワールドを持ち、既に個人としての成果への道を知っているから、上司からの指示や助言はうるさいとしか感じないことも多いからだ。万事自分の思い通りにやりたいから 他人に仕事を任せられないことが多く、この手の人がリーダーになると できない部下にイライラしがちで、『自分がやった方が早い病』にかかってしまう可能性が高い。要するにリーダーやマネージャーとしては全く向いていないのだ。巷で言われるところの『早く行きたいなら1人で、遠くに行きたいならみんなで』の中の『早く行きたい1人』の典型である。

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