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酒場からのマーケット2024 3月8日

日経平均39688 NYダウ38722 wti原油77.82 ドル円147.09
前週比▼222 ▼365 ▼2.09 ▼3.02

日経平均は微減でした。
5週ぶりに凹みました。
週始めから筋目の4万円を突破しザラ場では3/740475円迄もありました。
円高の向かい風もあり現在値となっています。

SQ値は39863円でした。

198 ▼11 ▼6 ▼492 90の1週間でした。
40109 40097 40090 39598 39688の推移です。

*日経平均先物 10日1時間足 38790円。
日経平均先物は木曜日深夜未明には39000円割れもあり上下に大きく振られた週間でした。
空中戦は凄まじい限りです。
日本市場が開いていない時間にギリギリとやっているのです。
何のトリガーで上下しているのかは存じませんが短時間にアルコリズムが活発に動いています。
鞘を取ったり取られたりしているのでしょう。
金額ベースで見ると何故にと感じてしまうのですが。
短時間に1000円近くも動いています。
とんでもないお金が動いているのでしょう。
正にマネーゲームなのです。
こちらが寝ている時ですから主に海外勢なのでしょう。
これが足元の日経平均の実態です。

日経平均 10日1時間足 39688円。
上記先物と現物を比較しますと違いが分かります。
値幅の振れが違うのです。

市場が開いているチャートは下記になります。


日経平均 3ヶ月日足 39688円。

地上波や一般的には下記の日足チャートを見て語る事となります。

topix 3ヶ月日足 2726。
topixは0.5%の微増した週間でした。
一部のハイテク系の値がさ株は売られましたが全体的には上昇したという事です。

ファストリは430万円、東京エレクレーザーテックは380万円
ソフトバンクGは90万円と最低売買額はこの様になっています。
こんな金額でしか取引は出来ません。
これらが日経平均を動かしています。
ファンドや富裕層はこの様な金額を売ったり買ったりしているのです。
ファストリ1000株で4300万円ですから。
家の値段やろう✖。

ちなみに日経平均は4月1日に半年に1回の入れ替えがあります。
今回も3銘柄が替わります。


ディスコ・ソシオネクスト・ZOZOが入り
宝ホールディング・大平洋金属・住友大阪セメントが抜けます。

ディスコは最低売買額は519万円入りますから✖。

*3/29に日経平均はリバランスより5000億円売られるとの報道です。

6146ディスコ 3ヶ月日足 51920円。

2531宝ホールディングス 3ヶ月日足 1133円。

株価は明暗が分かれています。
市場は当然需給の観点からいつもの如く無常に上下します。
足元の業績云々は関係が無いとも言えます。

日経平均に採用されている225社は外れることが無いように様々な努力がいるのでしょう。
この入れ替えは市場流動性という観点が要点の様です。

但し決定は日本経済新聞社という1企業にゆだねられています。
日経平均と言う日本を代表するインデックス指数は1企業が決めているのです。

ちなみに予備採用候補はロームと良品計画で予備除外候補は日立造船との報道です。
マーケットはこの様な思惑を鑑みて動いているのです。



*ドル円が動いた週間でした。
ドル円 3ヶ月日足 147.09円。
米金利が下がったのでと言うのが理屈的な要因なのでしょう。
解説ではロングポジションが歴史的に多く積み上がっており
それの巻き戻しがあったとの事です。
1ヶ月ぶりに150円を下回りました。
株式市場的には円安の追い風が止まった週間であったとも言えます。

ドル円 5年月足 147.09円。
足元では3円の円高が話題となっていますが。
長い目で見れば大した事ではないのでしょう。
物価高でのインフレはこれが主な原因です。
円は他の通貨より著しく安いのです。
世界の中央銀行が動いた時に日銀だけが動けなかった証左なのです。

日本3年債 5年月足 0.214%。
金利も上昇している様なチャートですが。
2年前から0.3%だけの上昇ですから。

米国FF金利 5年月足 5.5%。
米国は2年前から5.5%も上昇しています。
これだけの差異があるので50円もの円安になるのでしょう。


ここは考えの所です。
*金融政策の違いをです。
世界的な視点ではコロナパンデミックとウクライナ紛争なのでしょう。
マクロ経済は同時にこれを受けました。
日本は微動だもしませんでした。
日本は微動だもできませんでしたw。

世界は大きく動いたのです。
一般的には日本は特殊事情と言う他ありません。

借りる人には良かったのでしょう。
あちらは7%の住宅金利なのです。
フラット35は1.36%です。
こちらは国債や公債社債も超低金利です。
但しこちらは利子はつきません。


輸出で儲けている所は良かったのでしょう。
輸入はこの逆となります。
日本は圧倒的に輸出で稼いでいるのです。

日本はGDP上の変化は微増ですが海外での儲けは著しいのです。
企業の売上利益には反映されますがGDP上は出てきません。

物価が上がった影響で市井の人々は辟易なのでしょう。
日本だけを見れば正にそうなのでしょう。
但し欧米のそれは日本の比ではありません。
日本は4%所であちらは15%以上は上がっていますから。
ビックマックは450円が800円ですから。

賃金はこちらは微増であちらは物価並みに上がっています。
日本は物価に賃金は追いついていません。
今回の春闘で変わるのでしょう。
企業は利益が出たので賃金を上げるのです。
上げなければ人材流出にもなります。
横並びは国民性でもありますw。


それから失業率は著しく低い日本なのです。
労働法制の所もあります。
あちらはドライにレイオフなのです。

賃金が関係ない方には厳しい時代とはなります。
あちらはもっと厳しいのでしょう。
年金系の方々はどうやって暮らしているのでしょうか。

更に戦争にかかる費用は著しく違うのです。
いつまでやっているのでしょうか。
1番やっかいな所です。
人間は太古の昔から変わらないのでしょうか。

そうなると日本の方が良かったのかもしれません。
比較して良かったという事ですが。

とんでもない株高ですし。

言いよう書き方でどうにでも語れる内容なのかもしれません。
個人個人では正に違うのですが。
これはマクロの視点ですから。

どう考えるのかは様々なのでしょう。

今後の動向に注目です。


米国10年債  3ヶ月日足  4.076%。
前週は4.180%でした。
2年債は4.478%となっています。
前週は4.533%でした。
レンジ内と言っていいと思います。

パウエルは半期に1度の議会証言で、年内のいずれかの時点で利下げを開始するのが適切であると述べました。
目新しい内容ではありません。
フェドウオッチは6月からの利下げと後ずらしとなっています。
正にデータ次第なのでしょう。

来週にはcpiが出てきます。
インフレに関する更なる確信が必要と言うのですから。
まさか単月だけを見てではないのでしょう。

2024年 米国cpi消費者物価指数。
1月3.4 2月3.1%
2023年
1月6.5 2月6.4 3月6.0 4月5.0 5月4.9 6月4.0 7月3.0 8月3.2 
9月3.7 10月3.7 11月3.2 12月3.1
2022年

1月7.0 2月7.5 3月7.9 4月8.5 5月8.3 6月8.6 7月9.1 8月8.5
9月8.3 10月8.2 11月7.7 12月7.1
2021年
12月7.0 11月6.8 10月6.2 9月5.4 8月5.3 7月5.4 6月5.4 5月5.0   4月4.2 3月2.6 

2%台に入ってそれが継続することが必要ではと感じます。
今後の動向に注目です。

FRBや市場はコア指数を重視する様です。
何故にエネルギーと食品を除くのかは不明です。
生活系は正に直結でしょうに。
不思議な所です。


SP500 1年週足  5123。
米株は3指数ともに微減ですが一服しました。
1回休みとなりました。
2回休みになるのかです。
昨年11月からそれはありません。

週末に雇用統計の発表がありました。
275000人と出てきました。
予想は20万人でした。
ココだけを見ますと強い雇用の内容ですが。

過去2ヶ月で167000人の下方修正と出ております?。
前月35万人と驚愕したのですが。
それが大きく違うかったと言うのです。
よく分かりません。
どういう統計の取り方をしているのでしょうか。
存じ上げません。
今回の値もどうなのでしょうか。
度々こういう事が起こります。

何回も書いています。
1億6000万人の雇用者で単月予想の差異がどうなんだと。

賃金は前月対比0.1%の上昇でした。
前月は0.5%でした。
前年対比は4.3%の上昇です。
前月は4.4%でした。
物価より賃金は上がっている訳です。

失業率が3.9%と出てきました。
前月は3.7%でした。
これが4%を超えてきますと金融当局は動いてくるのかもしれません。
FRBは物価と雇用を見ているのです。

日本の雇用は厚労省が管轄なのです。
財政や為替は財務省ですし。
日銀は物価を主に見ています。

縦割りが好きなお国柄なのでしょうかw。

*この事はあまり言及しないで欲しい。
越権である。スミマセン。

全部つながっているとは思いますが。

今後の動向に注目です。


*来週のマーケットは上段の3/12cpiが出てきます。
予想より強めですと前月同様株は下がるのでしょう。
日本株は火曜日迄軟調で水曜日どうなるのかでしょうか。

それと報道で賑わしている日銀の金融政策なのでしょう。
結果など誰も分かりませんが3/19に向けて市場は警戒するのかもしれません。
今週に引き続きドル円が注意なのでしょう。

0に戻すのは織り込んでいるのでしょうが、その後が不安なのでしょう。
内田さんは様子を見ると言っているのですから。
緩和は続けるとの事ですから。
そうなると思いますが。
そもそもイールドカーブコントロールはもう関係ないでしょうに。

*地合いが強烈に強かった時は経済指標は一切関係がなかったのが日本株でした。
外人力は幾度も示しています。
それが続くのか一旦おさまるのか等誰も分からない事です。
後付け解釈で語るしかないのでしょう。

CFD日経先物は▼627円の39061円となっています。

日経平均 3カ月日足 39688円。 

どうなるのでしょうか。
注目です。





文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。