噛み噛み噛み噛み…戻ってこい!満足感と味覚よ!
娘の離乳食が1日3回になってからどれぐらい経ったろう。
まだ分けて食事作りをしているけど、一緒に食卓を囲んで食べられるようになってうれしい。
…困ったことがある。
食後、いつも口寂しい。
食べても食べてもお腹がいっぱいにならないのだ。
食事に集中できていない。娘の食べる合間をぬって、急いで箸で食事を口に入れている。
口に入れるとすぐに娘のスプーンに持ち替えて次に食べさせる分の準備だ。一応もぐもぐ噛んではいるが、ほぼ味わっていない。
おかげで食事が終わるころになっても
『あれ、もう食べたの?なんかまだお腹空いてる。今日何食べたっけ?』
と、頭の中が疑問でいっぱいになる。
かなり悲しい。
食べ終わったばかりでも満足できず、味もわからずただ飲み下している。
とにかくいつも口寂しい。
そして食べすぎ。このままでいると行きつく先は…(恐怖)。
以前読んだ本に
『よく噛んでゆっくり食べましょう。急いで食べると満腹中枢が反応を出す前にどんどん食べてしまいますからね。食べすぎになりますよ。』
こんなことが書いてあったが、これって本当だった。
(どんな本かは忘れた。)
…ということはよく噛んでゆっくり食べると食べすぎないのだな。
娘が昼ご飯の最中に寝てしまった。娘を布団に連れて行ったあと、これ幸いとよく噛んで食べることを実践してみる。
食べ終わったあと、自分のお腹に問いかけてみる。
…素晴らしい結果だ。
お腹がいっぱい。そして、何を食べたか実感もある。今食べたものがチャーハンだと即答できる。
噛み噛み噛み噛み…。
戻ってきた満足感と味覚。
とてもうれしい気分で皿洗いを始められた。
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