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どうでもいいことが最近増えた

「どうでもいいや」
そう思うことが最近増えた。

これは客観的に見たら投げやりで、
人生どうでもいい感が出ている言葉だが
当の本人にとっては、居心地のよい言葉なのである。


今まではとにかく自分のなかの正解みたいなのが
いっぱいあって、自分を縛るルールみたいなのが頭の中に一定数存在していた。


そのルール達は、休むことなくぺちゃくちゃと
会話をしていた。
なかには相反するルールもあって、お互いにぶつかり合ったり、喧嘩したり
とにかく落ち着かない頭の中だった。

そして、そのルール達はずっと私を
見張っているので
「ちゃんと」しなければいけなかった。


でも今は結構なんでも、どうでもいいや、
と思えるようになった。

考えても結局は自分を責めたり、自己否定になって終わりなので、考えるのをやめた。

考えるのはクセになっているので、
とにかく考えようとしだしたら、
料理したり、
掃除したりするようになった。

「考えない。」

今まで考えるのが正義だった私にとって
全く新しい試みだった。

でも、そしたら楽になった。

今までどうでもいいことを真剣に考えすぎていて、
どうでもいいことがなくなっていた。


人生どうでもいいことの集まりかもしれないのに、
どうでもいいことを排除しすぎて、おかしくなってしまったみたい。

なんて滑稽な人間なんでしょう。

ま、そんなこともどうでもいいや。
そうそう、どうでもいいのよ。

明日も美味しいお菓子を焼こう。

おやすみなさい。



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