技法_グループワーク

【技法|グループワーク:教え合いの技法】ノート=テイキング=ペア(Note-Taking Pair)難易度☆☆普通

グループ形態:ペア(2人)
所要時間:5-15分
グループの存続期間:授業1コマから数コマ
オンライン授業の可能性:中

■説明

「ノート=テイキング=ペア」は、2人の学生が協力する事により、1人でとったノートよりもより優れたノートを作る技法です。

主に、学生に下記の行動を促します。
・違う視点からのノートの再検討
・聞き逃した情報の教え合う
・聞き間違えた情報を訂正し合う

■手順

(教員準備:適切なノートの取り方の講義を用意します)
1. 適切なノートの取り方について講義を受けます
2. 本題の講義を受けます(ひとまとまりの内容)
3. ノートを1人で作成します
4. ペア(2人組)になります
5. 学生Aは学生Bに対し、ノートにまとめた内容の要約を説明します
6. 学生Bが学生Aに対し、ノートにまとめた内容の要約を説明します
7. 役割を交代しながら、主なポイントの説明・訂正・情報の追加を繰り返します

■感想:難易度☆☆普通

学生は事前に、適切なノート作りについて学び、理解する必要がありますので、難易度を「☆☆普通」にしました。学生の理解が足りない場合は、教員のサポートが必要になります。

■発展

この技法を基に変形・実践したものをご紹介します。
・【素材:教育】達成シート(2018年度)

(投稿日:2019年3月13日)

【参考文献】「協同学習の技法」(バークレイほか, 2009)
* 難易度は主観です
* 説明は参考文献よりも容易に説明しています
* 手順は参考文献よりも細かく設定しています
* 詳細は参考文献をご確認ください

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