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祈るように絵を描く

絵を描いていて
色々、「絵を描く」という事以外で悩むことが
多かったです。

他の人と比べたり、絵柄について、とか、需要とか…その他もろもろ。

表現したいから描く、描きたいから描く。という大事な部分をどこかおざなりにしていた、と、
今の自分は感じます。

この絵を描いてなにかにならないか(収益)この絵は、需要があるだろうか、
見てくれる人は居るだろうか、と

「数字を気にしない」という文章をnoteで以前執筆しつつ、気にしたり
してきたこと、大きな結果を求めてもがいていました。

それは多分、何度も何度もぶり返す。
でもその度に忘れたくないことがあります。

「祈るように描く。」

という所に行き着きました。

考えすぎてどうしようもなく、頭がぎちぎちになって、苦しい時。

描きたいものを思うがままにペンを走らせる、それが難しくなった時。

得になるために描く。損はしたくない。そんな思考になってしまう時、
苦しい思考に陥った時。

私を救う、言葉です。

絵を、絵のスタイルを受け入れてもらおう、好きになってもらおう。
受け入れてもらえるように、色々取り込んで取り込んで認めて貰えるように。
もっとましな絵に。
そんな可哀想な思考で絵を描くなんて、もったいないし
そんな気持ちになるためにもともと描いていなかったはずだし、

ネガティブになって言う時は、へりくだるように、下から下から

「こ、この絵はどうでしょう。」「お気に召しましたか。」

というふうに見る側に感じてしまう時がある。

でも、私の絵は
わかる人には分かる、わからない人には分からなくて、いい。
祈るように、描ける喜びを存分に感じて



ああ、楽しい!


なんて、楽しいんだろう!!!

とペンを走らせる事に心を弾ませ、描いていたい。


絵はじぶんのために、描いている。

それを素敵と思ってくれることがあれば、それはとても嬉しい。

祈る。

感謝する。

今日も絵が描ける。

ありがとう。

誰かに届いたら、素敵だね。

押し付けがましくなったり、傲慢になったり、へりくだったり、卑屈にならず。

穏やかな心で口元には微笑みを、やさしい気持ちでペンを取り

今日も私は、祈る。

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