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45分間の昼休みで優雅な時間を過ごせるのか

私達の企業理念「今あるコトに一手間加え、それを誇り楽しみ人生を豊かにする」。今当たり前のようにあるコトをちょっと工夫するだけで豊かに暮らせるんじゃない?という考え方。

ふと気づくと今日は時間に余裕がある。昼休み45分休める。

この時間を有効に活用してやろうではないか。

最近は車にコーヒーセットと折り畳みチェアを常に持ち運んでいる。そしてメイン工場である湯田工場は海の近くなのだ。45分間で海に行って豆からコーヒーを挽き、優雅にサンドウィッチを食べる!

できる!できるはずだ!これができると証明できれば、みんな幸せに過ごせる!

時間は昼休み開始の11時半から2分すぎていた、現在新工場建設により駐車場まで少し距離があるがそこまで走る。

車に乗り込み昼ごはんを用意していなかったのでコンビニで牛乳とサンドウィッチを購入。スマートに楽天エディで買い物を済ませ、車で3分の薩摩高城駅に到着。

こんな景色がすぐそばに広がっている。田舎は豊かだ。高級列車ななつ星も停車するこの駅は道も整備されていて、海まで歩いて行ける。

思い立ってから数分でどこか遠くへ旅行に来たような気分。道を進むと海を見下ろすよい高台がそこにはある。

ここまでで15分経過!あと30分ある!

このまま座りながらのんびりとコーヒー豆を挽き、お湯を沸かしている間にサンドウィッチを食べ、その後に甘いミルクフランスと一緒にコーヒーをいただく。という完ぺきな計画。


のはずだった。

問題があったのだ。この日は寒かった・・・

そして海を見下ろせる高台・・・

風が強い・・・

挽いたコーヒー豆が飛んでいく・・・

それをなんとか容器にセットし、火をつけるが・・・・

風が強く火が不安定。

シェラカップでなんとか風を抑える。

しかしお湯が沸かない。まてどもまてども沸かない。残りの休憩時間が気になる・・・このままでは優雅どころか休憩時間さえも時間に追われてしまう。グッバイ優雅な昼休み。

これを続けると昼間から一人でなにやら怪しい人が海沿いで何かやっていると通報をもらいそうな感じだ。

ここは諦め、会社でコーヒーを沸かそうと撤収し、高台を降りると・・・

風が無い!高台だから風が強かったのだ。すぐ横だと風も少なく、これならいけると再度セッティング。今度はイスも置いてあったベンチを使い、ちょうど良い場所にあった丸太をテーブル代わりにする。

ここでもこの様な景色を堪能できる。

この日はあいにくの曇り、風と寒さに震えながら温かいコーヒーをいただいた。

教訓1:昼ごはんは事前に用意しておく

教訓2:コーヒーを沸かすためにウィンドスクリーンを持ってくる

教訓3:外でやるときは温かい日か、防寒対策をしっかりする!

準備さえしていれば目玉焼きと食パンを焼くくらいできそう。この教訓を胸に再挑戦したい。

コーヒーを飲み終わった時点で気になる時間は・・・

すでに昼休み休憩終了の時間になっていた。撤収作業し帰るということで5分遅刻。昼休みを45分ではなく1時間にしたら良いかもしれない。イタリアもそれくらいだったような気がする。

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