丸々鹿々

隙自になります

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最近の記事

空白の清算

友達が帰ってきた。 一年以上前に、突然何も言わずにグループから抜け出した友達が、フラっと帰ってきた。 心の整理もつけたいので、書いていこうと思う。 友達Aとは大学の頃出会った。入学したての頃、友達を作らないといけないという使命感に駆られ、席が近く同姓だったという点のみで話しかけたのがきっかけだった。 そのAから友達の輪が少し広がり、いわゆるいつメンが完成できた。 いつメンは結果からすると「だらけた姿も晒せる、下手に気遣い続ける必要がない」という居心地のいい集団になっ

    • 老人に軽々しくお世辞を言うこと

      私の祖父母は割と早い時期に亡くなっていて、今は母方の祖母しかいない。そんな祖母も85歳になる。 祖母は保育士をしている。この歳になっても働いており、家に篭りっきりより脳が活性化するしボケ防止になるだろうと、数年前までは家族間でもそう思っていた。実際祖母も仕事がしたいようであった。 祖母は典型的な老人で、自分が年寄りと見られることを嫌い、若く見せようと見栄を張ることが多い。 何年か前に旅行に連れて行ったとき、長い道を歩くとき足の負担のことも考え車椅子に乗せたところ、景色を

      • 11月11日11時11分11秒の思い出

        11月11日になるとふと高校の頃のその日を思い出す。 私の高校生活はとても地味で、仲のいい友達はみんな別のクラスになってしまい、ほぼ一人ぼっちだった。もう一人私同様仲のいい友達がその年のクラスにおらず、一人あぶれている子がいて、その子と身を寄せ合って日々を過ごしていた。 その友達(?)とは当然のように大学に入学して以降会うことはおろか連絡すらしていない。まあ、そんなことはどうでもいい。 話を戻すが、11月11日は世間ではポッキーの日だったりプリッツの日だったりと、細長い

        • 父とゲームで遊んだ日

          私の家には父がオタクなのもあり、常に隣にゲーム機があった。父はよくリビングでいろいろなゲームをしていた。 父がゲームをしているのを隣で見るのが楽しかった。 父が真夜中に「ゼルダの伝説 時のオカリナ」をプレイし、電気もつけず真っ暗な部屋で闇の神殿を攻略していたのを見てしまい眠れなくなったこともある。 あの時のボンゴボンゴほど怖いものはなかった。 私も当然のようにゲームにハマっていった。 ゲームボーイで遊んでいた頃なんか、外で電池が切れても大丈夫なように乾電池を小さいカ

        空白の清算

          産婦人科という単語が生理的に無理だった

          結構前に初めて生理不順を感じ、不安になったので診てもらおうと思い、病院を調べた。その時泣きそうになった話。 まず私の性はとてもあやふやで、女である事、女として認識される事が嫌だけど猛烈に男になりたいわけでもなく(言動や仕草は男であるが)、でも自分が女である以上生理があったりするのは仕方ないと思っている。女でいて楽なときもあるし。 自分でも何を言っているかよくわからないが、女のようで女じゃない、男寄りの女っぽい人って認識でいいかもしれない。 私の性が思っている以上に面倒な

          産婦人科という単語が生理的に無理だった

          絶対にハマりたくなかったヒプノシスマイクにハマらされた話

          私はキャラクターを推すときはいつも顔から入る。 既にある程度の地位を確立したあのヒプノシスマイクも勿論流行りだした頃から一通り顔のチェックはしていたのだがピンとくるキャラはおらず、 「よかった。このジャンルにはハマることはないな」 と胸を撫で下ろしていた。 友達が微妙にハマっていたので曲もカラオケで聴いたりしていた。 MVや曲はかっこいいがハマるほどではないなと思って見てた。 そんな中、去年新ディビジョン(所謂新しいグループ)が発表された。 Twitterのフォ

          絶対にハマりたくなかったヒプノシスマイクにハマらされた話

          迷走しまくり出会いを求めてオタコンへ行った話

          去年の私は迷走していた。闇雲に転職サイトに登録しては給与がいいだけの会社へ凸し撃沈。猛烈に引っ越したい衝動に駆られるが賃貸サイトをみて不動産屋に足をひっかけてそのまま。なにをしても中途半端だった。 そんななかで一番重症だったのは”人恋しさ”だった。 前のnoteに書いたが私は恋愛が苦手だ。 恋愛嫌いの独り言 それに加え自分を女として見られたくないという意識もあるので、いわゆる普通の恋愛をすることなんて無理だ。でも、人恋しい。 恋をしたくないけどそういう人がほしいと切

          迷走しまくり出会いを求めてオタコンへ行った話

          恋愛嫌いの独り言

          私は恋愛が物凄く苦手だ。好きなキャラが末永く幸せにいちゃついている姿は好きだ。でも、現実の恋愛とは別物だ。 人として好きな友達以外の恋愛話や惚気、そして 「恋愛しようとしている私を想像するだけでも吐き気がする。」 本当に申し訳ないが、恋愛というものが不愉快で気持ち悪いと直感的に思ってしまう。 昔から女の子らしい格好や色を拒み、好きな色は水色や青、着る服はBAD BOY、読んでる漫画はサンデーかコロコロ、ひどいときは本屋の少女漫画コーナーすらも寒気がして友達が物色してい

          恋愛嫌いの独り言