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IBD患者の今宵の食卓 第三十六卓

三日ほど前から自宅の地域周りで金木犀の香りが漂うようになりました。食卓もだんだんと秋めいてきた献立になってきています。

お品書き 9月28日(夕)
・湯豆腐
・するめ烏賊のタラコ和え
・アミの佃煮
・焼き海苔
・自家製漬物
・しじみの味噌汁
・白飯(『あいちのかおり』)

えのき茸と椎茸も入れて

結婚してまだ間もないこどももいないか長女だけだったかの頃、福島の中通りの田舎町にある家内の実家に晩秋に泊まることになったのですが、『夕飯のことはあまり気を使わないでください、私は湯豆腐と二級酒(←当時の日本酒の税率規格)さえあればそれだけで夜は大丈夫ですから・・』とあらかじめ伝えていました。
当日義母もどう思ったのか本当にそのとおりにしてくれたのですが(*´ω`)、その時の芯まで熱々の湯豆腐の大豆の甘い香りと隣の暖のない部屋に置いていた冷え冷えの『榮川』の味が今でも忘れられません。

鍋で茹でた豆腐ときのこ類を小さめの耐熱容器に移し、さらに電子レンジで加熱しています。一食分なので土鍋は使わずコンパクトにしました。

いろいろ薬味を入れて

湯豆腐のたれは私好みで薄口醤油で仕立て、冷奴の時のように、わけぎ、白ごま、大葉、みょうが、生姜を入れています。さらに、

ここ最近毎日食べています

薬味としてのわかめもたっぷり用意しました。

粒ウニなどとも合えるのもまた一興

するめ烏賊は今年は少々値段が高騰していますが、生でも煮ても焼いても炒めてもオールマイティーな素材です。ただ、私の場合胴体は生食にする場合が多いので、魚屋さんにはワタを抜いて皮引いてといって調理してもらって買って帰っています。
刺身でそのまま食べる時は、山葵は要注意です。他の刺身と同様な感覚でつけて食べるとしばしば苦しみます。タラコと和えた時は何もつけないのほうが美味しいように思います。とくにタラコは合わせるものを間違えると苦く感じるようになります。

急にアミが食べたくなって

本当はアミの塩辛が食べたかったのですが、どこにも売っていなくて、仕方なくアミの佃煮を買って来ました。ところが、これがまた白飯によく合うのです。

セールやってるときに

近所にある金子園というお店は本来お茶メインの店なのですが海苔や乾物類も置いていて、月に一度2割引セールをやっています。海苔はいつもセールの時にまとめ買いしています。
株主優待で海苔をもらうこともありますが、さすがに消費量が多くそれだけでは追いつかないので・・・ 

自家製です

キャベツ、廿日大根、人参、みょうが、唐辛子を『エバラ浅漬けの素』で漬けています。キャベツ以外の素材は全部自分の家庭菜園で採れたものです。

茨城県産(霞ヶ浦?)しじみ

味噌汁のしじみは半日水につけておくとよく泥を吐きました。活きも良かったのでしょう、小さい身ですが美味しくいただきました。

想像以上に美味しいブランド

『あいちのかおり』という銘柄は今まで聞いたこともなかったのですが、食べてみてとても美味しいお米だと思いました。新米ではなく2021年産のものです。今後覚えておきたい銘柄の一つです。

今月当初に発熱、風邪症状で体調崩しましたが、その後順調に回復し9月も末日になりました。ただこの一か月間順調に回復しただけではなくなんと4キログラムの減量にも成功しました。減量の内容もタニタの体重計を信じるならば、主に脂肪、内臓脂肪が減っていて、病気以前よりも明らかに健康体になっています。

とくに急激に変わったことを始めたわけでもないのですが、就寝時間が早くなった(遅い時間まで飲酒しない)、寝起きの悪い朝には無理に食べず、ヨーグルトとトマトジュースとかヨーグルトとミルクティーとかにする、ランチや夕食は普通程度に食べ、途中満たされてきたらそこですぐやめて全部を無理して食べない(←これはIBD患者の養生法としてとても大事なことですが最近怠り気味でした)、昼過ぎに暇して間食する位なら何も食べず昼寝する(←これは仕事の無い日の今まで何十年かの習慣と変わらないのですが今は定職もないので)、それのどれかがもしくは全部の合わせ技なのか、ダイエットにとって功を奏しはじめたのではないかと思っています。
リバウンドしないようこれを続けていけたらなと思います。





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