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野次馬の心理<198/1000>

【ラジオ体操501日目】
『ニコチンレス生活222日目』

こんばんは。
空一面を黒煙が覆っているのを見かけて、ついつい近くまで行ったら、野次馬渋滞にハマってしまったコマリストです。


今日は『嫌いなはずなのに』というテーマで書いていきたいと思います。


他人の不幸は蜜の味。


誰が言った言葉なのかは知りませんが、見事に人間の心理を捉えていると思います。


自分よりも苦しんでいる人を見かけたり、その人の話をすることで、相対的に自分の存在価値を見出したり、安心感を得るという醜い心。


SNSが浸透してからは、余計にこういった嫌な部分が目立つようになったような気がします。


今日は、心から嫌いなはずの行為を無意識にしてしまった自分自身への嫌悪感と、ビジネスに応用できないのかについてのお話です。


近場で起きている事件や事故を見に行ったことがある人は、その時の気持ちを思い出してみて下さい。

大規模な火事

今日の午後、はるか遠くの空が真っ黒になっているのを見かけました。


どこかの工場から煙が出ているのかなと思いつつ、自宅方向に向けて車を走らせていると、どんどん空が真っ黒に。。


明らかに尋常ではないレベルの煙が一帯の空を黒く染めていて、気にするなと言われても気になるレベルでした笑


距離にして1km圏内あたりを通過している時には、上空にヘリが飛び、けたたましいサイレンの音が鳴り響き、緊急車両がたくさん集まっている異質な雰囲気を醸していました。


これは、割と大きめの火事っぽいなぁ。


そんなことを考えつつ、かなり近くを走っていたので、火災現場が見えないかとソワソワしている私がいました。


とはいえ、数百km先まで煙が流れていくほどの大火災です。


現場は酷い黒煙で、1kmも離れている場所からは、燃えている様子など全く見えません。


自宅の方向は火事の現場から離れる方向だったのですが、こんなに近づいたのに見えないことに興味が湧いてしまい、現場に近づく方向へ車を進めてしまいました。
#単なる興味本位
#野次馬


普通に考えれば分かることですが、そんな規模の火事です。


現場付近になど近寄れるはずもない。


半径500mくらいの周辺道路は警察に封鎖されていました。


結果的に、野次馬なのか本当にその方角に用事がある方なのか分かりませんが、周辺道路は酷い渋滞に。
#野次馬渋滞


そんな大渋滞が発生している場所へ向かってしまうことになったわけです。
#飛んで火に入る何とやら


当然ですが、全く動けないし、後ろから走ってくる緊急車両に何度も道を譲るので、ただただ時間だけが過ぎていきました。


そして、警察に誘導されて、現場を目前にして迂回することになり、そんな車両が大量にあるので、しばらくの間ノロノロ運転。
#結局
#見られなかった


ホントに何やってんだろ?
時間の浪費にも程がある。。


後悔の気持ちを抱えたまま、予定よりも1時間近く遅れて帰宅しました。

野次馬の心理

たまたま帰り道がその方角だったからという言い訳をしながらも、最終的には醜い野次馬に成り果てた私の恥を晒しました。


ちなみに、私は野次馬が心から嫌いです笑


その場所にいても役に立たないどころか、邪魔でしかない。


実際、渋滞が起きている訳だし、野次馬がゼロだったら緊急車両が1秒でも早く到着出来たはず。


当事者からすれば、ゴミに群がるゴキブリ以下の存在だと思っています。
#ゴキブリはゴミを食べる
#ちゃんと価値がある


しかも最近は、現場の様子を写真や動画に撮ってSNSにあげる野次馬もいる。


他人の不幸をアップして、自分の承認欲求満たして、何がしたいん?という感じ。


めちゃめちゃディスってますけど、私自身が野次馬になってしまったので、これは自己否定でもあります。
#SNSにはあげてないけど


こんなにも嫌いだと思っているのに、野次馬になってしまう私の弱さを恥じると同時に、人間の弱さみたいなものを学んだ気がしています。


もしも、この『野次馬の心理』を正確に理解して、コントロールすることが出来たら・・?


これ、最強のマーケティングになるんじゃない!?


そんなことをぼんやり考えたので、あえて自分の恥を晒しつつ、その瞬間の自分自身の頭の中を忘れないように文字にしたかった。


おかげで、かなり客観的に自分自身の醜い感情と行動を俯瞰することが出来ました。


他人の不幸をマーケティングに!


何てことをするつもりも言うつもりもありませんが、『ダメだと分かっていても、ついついやってしまう』という人間心理は活用出来る。


というか、以前に紹介した【夜マック】もそんな人間の弱い部分にフォーカスしたマーケティング戦略なんですよね。


これから私自身が、商品やサービス作りをしていかなければいけない段階になったと考えているので、その中に今回の学びを埋め込もうと思います。


もちろん、関わって頂く会社さんからマーケティング戦略の相談があった時には、今回の要素を取り入れた方法を提案することもあるはず。


自分の醜い行動も学びにしてるぜ!
みたいにドヤってる感じになりましたが、ただの恥さらし回だと自覚してます笑

じゃ、またね!

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