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大学サッカー 「4年目」 〜1.学生コーチ〜

4年目にして自分の立ち位置をここで整理する。
0.選手
1.学生コーチ
2.分析
3.副務

一つ前の記事で「0.選手」をテーマにして綴っていったが、これは過去の立場であり現在の立場にはない。

ここからが現在の立場になります。今回は「1.学生コーチ」としての整理をしていく。

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〜1.学生コーチ〜

学生コーチとしての活動は大学3年からスタートになる。
2020年、コロナの年。
この年は男子Cチームのアシスタントコーチとして活動していくことになる。
とにかく難しかった。
何のためにこのチームのアシスタントコーチとして活動しているのか。無意味な存在になっているのではないか。ただ、観て勉強しているだけ?
オーガナイズ作ってるだけ?
自分のためにやっているだけ?それなら属さなくても良くないか?

どうにかしてチームの成長、個人の成長に良い影響を与えなければならないと感じていた。
今振り返ると、もっと声かけてあげられたし、コーチングだってもっとできたはず。ただいるだけになってた。だから選手たちからしたら無意味な存在であり、いてもいなくてもどちらでも良い存在だったのかもしれない。でもそんな中でも自分の声を必要としてくれる選手や熱心に聞いてくれる選手ばかりだった。学生コーチという難しい立場に感じていながらも居心地はすごく良かった。そんなに悲観的になる必要もないかもしれないが、自分を戒める意味も込めてこう記す。

ただ、同じ大学生として選手のリアルな声を聞き続けて、それを監督に届ける。架け橋のような存在になること。
チームに対してアプローチできる機会が少ない分、個人にはたくさんアプローチして自分から聞いて、観て、感じたことはどんどんアドバイスしていこうと思ってた。
プレイヤーに寄り添い続けることは意識し続けた。
また、監督の思いが上手く届いていない部分は自分なりに上手く伝えて届くようにしたり。逆も然り。
仲介役として貢献しようと思い続けた。良いチームになるにはそんな存在も必要なのだと。

Cチームの監督は若い方で自分の声をたくさん聞いてくださったし、多くのことを引き出してくれた。多くのことを学べたし、間違いなく活かせることばかりであり活かさなくてはならない。

コロナ禍という難しい1年であったが総じて充実していて感謝に尽きる1年であった。

「ありがとうございました。」

そして2021年、大学4年目。
Dチームの監督として活動していくことに。
A.B.C.Dと4カテゴリーあるうちの1つである。
まだ始まったばかり。
まだ始動して1ヶ月が経ったばかりだが非常にやりがいを感じていてとても充実している。
難しいと感じることや悩むこと、ネガティブな感情も時には生まれてくるがそれら全てを含めても楽しい。自分がこの部にいる存在意義をいっぱいに感じ取ることができる。

昨年の素敵な学びがあったとはいえ試行錯誤ばかりのチャレンジャー監督だ。取り組まなければならないことはたくさんあるが整理しながら失敗を恐れずチャレンジしていきたい。

しかし大事なことは自分のためだけになってしまってはいけない。選手の成長、チームの成長を第一に考えていかなければならない。

自分は選手としての実力は全くなかった。だからそんな先入観から「どうしてこんなやつに指導されるんだ」とか「こいつ何言ってんだ?」とか選手に多大な」ストレスをかけることはあるだろう。実際そんなことを考えると自信を失い、勇気すらでなくなることもある。単純に自分の心が弱い。ただそこは必ず越えなければならない壁であり、自分の頭の中からそんな考えを払拭しない限り、自分の足を永遠に引っ張りこの1年の成長スピードは圧倒的に違いが出るだろう。そこは自分のためにも勇気を出し続けて思い切って挑戦し続けたい。幸いにも同じカテゴリーの選手は理解してくれている選手が多い。(そう願っている。笑)

4年目はまだまだ始まったばかりであり、なにが起こるかわからない。
やらなければいけないこともたくさんある。
そのやらなければならないことにまだ気付けていないこともたくさんある。
大人のコーチの方々、後輩学生コーチ、選手のみんな、多くの人の声を聞いて成長の糧にしていきたい。

「学生コーチ」としての4年目の活動としてはまたどこかで整理してnoteに記していきたい。

これが学生コーチとしての一つの顔になる。

で、ここで一つ大きな課題が生まれる。

「学生コーチ」ってなに?

大学3年から「学生コーチ」としてCチームのアシスタントコーチ
大学4年から「学生コーチ」としてDチームの監督

大学サッカー界には当たり前のように存在する「学生コーチ」
同じ大学生が同じチームにコーチとして存在している。

大学の事情、現状、歴史、伝統、文化など様々な背景によって「学生コーチ」は大枠は一緒にせよ各大学によって違った存在となっているはずである。

では、日本体育大学学友会サッカー部にとっての「学生コーチ」とは何か。
ラスト1年、「学生コーチ」という存在を追求し、新たな価値を創出し、必要不可欠な存在でありより魅力溢れる存在にしていきたい。

それをラスト1年のミッションのうちの1つにしていきたい。

次は〜2.分析〜についてになりそうです。

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