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ドバイの自宅と家賃公開します(ドバイ居住のメリットデメリット・特徴など)

こんにちは!
MASAです。

ドバイに約2年間住んでいましたが、今住んでいる家を契約更新せずに引き払ったので、自宅や家賃を公開します!




ドバイに住むメリット4選

まずはメリットからご紹介。


1 仕事に集中できる環境

けっこうガチなイスラムの国なので、人間が怠惰になる2大誘惑(お酒・異性)が制限されています。

ビジネスが一時期うまく行っても、どんどんダメになる人の特徴として、酒と女に溺れることです。

「仕事の付き合いだから」という言い訳をして夜の世界にどっぷり浸かり、女にもどっぷり浸かる
そして二日酔いで頭が回らなくなり、散財で首が回らなくなり、全てがうまくいかなくなる。

これがドバイでは起きにくいです。

お酒はめちゃ高い(ビール一杯2000円)ので、そんなに気軽に大酒する気にはなれないです。しかも、お酒はマイナーな嗜みなので、お酒の種類も少なくそもそも楽しみにくいです。

そしてイスラムは異性との接触NGなので、夜の女性の世界もほとんどありません。

良くも悪くも、遊ぶ場所もあまりありません。

「え、ブルジュハリファとかドバイモールとかドバイフレームとか色々あるじゃん!」と思うかもしれませんが、そんなの一回行けばもう行かないですからね。笑

娯楽も誘惑もほとんどないので、必然的に仕事に集中できます。


2 治安がめちゃいい

ドバイは中国にも負けず劣らずの監視社会です。
交差点も、モールの中も、ほぼ死角が無いぐらいカメラだらけ。

そんなところでひったくりなんかしても、徹底的に追跡されて捕まるので軽犯罪が起こりにくい。重犯罪ならなおさら。

周辺の国からやってきている出稼ぎ労働者もいますが、もし軽犯罪だとしても捕まれば一発で国に返されます。

実際に住んだ感じとしても、本当に治安がいいです。
身の危険を感じるような場所すらないですし、真夜中に道を歩いても一度も危険を感じたことはないので、日本より安全な感じがします。



3 豪華絢爛で気分が上がる

日本人が「ドバイ」と聞くと真っ先にイメージするのが、キンキンキラキラ煌めきドバイ!という感じだと思いますが、本当にその通りです。

建物がめちゃめちゃすごい。

まず置いているものや飾っているものが高そうだし華やかで豪華。

そして、贅沢な空間使いな場所が多いです。

ホテルのエントランスだけで4階分ぐらい床をブチ抜くぐらい天井が広く、広大な空間に贅沢な調度品。

そんな豪華な空間にいると男の僕ですらウキウキします。


特に女性はこういうキラキラした空間に喜ぶ人は多いと思うので、日本人が憧れる空間という感じ。


ファーストクラスも、世界中の航空会社のファーストクラスに乗りましたが、エミレーツのファーストクラスが内容は一番豪華でした。



4 世界は青天井だと実感できる

良くも悪くも六本木を世界規模にして100倍強力にしたような資本主義の世界。それがドゥバァイ!!

ベンツは普通の自動車。
フェラーリがまーまーいい車。
ロールスロイス、ブガッティが高級車



家賃100万円はわりと普通。
高級一軒家(ヴィラ)で家賃1000万円/ が豊かな象徴。
3000万円の賃貸とかあります。

300でなく3000万円です。日本の田舎なら毎月一軒買えます。汗

そんな基準値。

普通に日本で生活してたら一生で見かける高級車の数を1日で見れるぐらい見かけます。


日本で多少成功してちょっとお金持って、タワマンがどーのこーの言っている平和な世界でちょっと自慢げになっていても、いい意味でドバイで鼻をへし折られます。

そして、自分の世界はいかに小さかったのか、を身をもって実感できます。

自分の世界を広げたいなら、日本を出てドバイで札束で顔をぶん殴られてみてください。

自分はまだまだだったんだ、と改めて再起を誓えます。

以上が僕が感じるドバイに住んだメリット。

「それメリットなの?」と思うものもあったかもしれませんが、回り回って僕にはメリットでした。


ドバイに住むデメリット4選

さて次にデメリット。


1 日本食が少ない・高い

ドバイに住む前に想像していた以上には、日本食屋がありました。
しかもなかなか美味しいし本格的なところもあります。


ただ、コスパが本当に良くない。

外国で、しかも中東で日本食を味わえるんだからしょうがない。と自分に言い聞かせてはいますが、とはいえ割に合わない感がすごい。


大戸屋で1000円で食べれるような和定食は、ドバイだと1万円弱ぐらいします。普通の牛丼でも5000円は超えます。

本格的な寿司屋さんもあります。
築地から空輸で入れているのでネタも新鮮。

ただ、二人で10万円超えます。
東京なら二人で3〜4万のレベルと同じ。

「これで10万するなら、来月の日本帰国まで寿司はいいや」そんな感じになります。

僕は和食が好きなので、これが日々積み重なるとなかなかストレス。

ドバイに住んで半年ぐらい経つ頃には、日本からドバイに戻る荷物の半分は日本の調味料や食材でしたw



2 外を歩けない

ドバイの夏は尋常じゃないです。

50度を超えるだけならまだしも、太陽光線が人を殺せるレベルです。

「東京の夏も十分に暑いよ」という話じゃない。

真夏にハロゲンヒーターを照らされて、サウナのロウリュのような熱風を浴びながら外歩けますか?冗談抜きにそんなレベル。

しかも早朝も夜もあまり気温下がりません。

さすが砂漠の上のオアシス・ドゥヴァイ!


なので外を気軽に散歩できません。
広大なショッピングモールの中を、電飾に照らされながら歩くしかありません。どう考えても不健康。早死にしそうです。



3 空気が悪い

これも外を歩けない要因の一つですが、常に小さな砂のようなチリが舞っていて空気が悪いです。

原因は砂漠の上に作られた都市なのと、年間に5日ぐらいしか雨が降らないので、空気が洗われず、汚れが永遠と舞い続けるしかない。


都市別大気汚染ランキングは179位。
大気汚染の本場中国とインドに混ざってランキング争い中です。

https://www.iqair.com/jp/world-most-polluted-cities

ちなみに、東京は3741位、タイのバンコクは1247位、シンガポールは1919位、ソウルは1217位、那覇は6195位。

↓遠くがほんのり濁ってるのがわかりますか?


実際に、常に砂のような埃のような匂いがしますし、ベランダの椅子は2日ぐらいですぐに薄汚れます。だいぶ汚いんだなというのを実感しています。


↓すぐに砂まみれになるので、クッションは使う時以外は毎回外してました。


ここに長く住むと、確実に呼吸系がやられそうですし、実際にドバイに移住して砂埃アレルギーになる日本人もけっこういます。

アレルギーになっても、薬局で強力なアレルギー薬を買えるので症状は抑えれますが、まーどう考えても健康に良くない。


4 コスパ悪いのがチリツモでストレス

あまりコスパ人間というのは僕は好きじゃないですし、人生の幸せはコスパや損得計算を超えたところにある!とは思いますが、それにしてもドバイはコスパが悪い。


「こんなショボいペラペラなパンケーキ2枚のセットで6000円!?!?!?!?」

「クソ無愛想なウエイターが持ってきた、ほぼ枝豆とニンジンのポケ丼で5000円だと!?!?」

そんなことが頻繁に発生します。


別に安けりゃいいという話ではないのです。

価格の話ではなくて、価値の話。

「あんなこともしてくれて、こんなに美味しくて、こんなサービスがいいのにこの値段!?」というのが幸せなわけです。

「こんな絶望的な接客で、美味しくもないくせに、この値段を出してくる店長の顔が見てみたいわ!」というのは、あまり幸せじゃない。

これが旅行先なら、「まー海外だしそれもまた経験だね」で話は終わりですが、住むとなると、日常的にこのイラっとするストレスが積み重なります。健全じゃない。


↓このシーフード野菜炒めプレートで確か8000円ぐらい


メリットもデメリットも書き出せばまだまだこれの何倍もありますが、ざっと書くとこんな感じです。


世界中のどこの国も、どこの街も、すべてが100点満点で完璧なところなんて存在しません。日本だって快適だけど不満点も挙げれますよね?それと同じ。

ドバイが特段良いわけでも、特段悪いわけでもないです。


ドバイの家をご紹介

さて、次にドバイの家を紹介しましょう。

ドバイではいろんな物件を内見したり、Airbnbで数週間単位で住んでみたりして、いろんなエリア、いろんな物件を検討比較してきました。

そして今住んでいた家が、一番ドバイらしく見晴らしもいいので選びました。

エリアはダウンタウンエリアでして、世界最大のショッピングモールのドバイモール、および世界一高いブルジュハリハと自宅が直通で繋がっています。


リビングから見える景色がドバイっぽいでしょ?

思い立って写真を撮ったころは、すでに家具家電をほとんど売り払ったあとなのでガラッガラですが、笑


書斎はこんな感じ。


書斎というより、2BEDルームの一つのベッドルームを書斎にしていました。

イケアで買ったスタンディングデスクで立ちながら仕事して、巨大なホワイトボードに色々書き出して働きました。笑


疲れたら窓から見えるバージカリファを眺めてモチベーション上げてました。


これまで日本海外含め、いろんな高級物件に住んできましたが、後にも先にもこれほど立地のインパクトのある部屋はないかもしれません。

それぐらい眺めが気に入っていました。


夜はベランダでシーシャを吸いながら、このドバイファウンテンの噴水ショーを見るのが好きでした。


9階にジムやプールがあります。
このプールは1年住んで、結局一回も使わなかった。。。汗


部屋はアプリで清掃サービスを呼べます。
めちゃ安くて2時間で3000円ぐらい。

「掃除を自分でやらないなんて、お金持ちですね(皮肉)」ということを言う人がたまにいますが、それは明らかな間違い。

2時間で3000円で清掃を呼べるんですよ?時給1500円でやってくれるわけです。


恐縮ながら、僕が仕事をすると時給1500円よりは高いので、掃除は人にお任せしてその分仕事をするほうがいいのです。単純な算数の話。

僕は掃除をしないで、その分世のため人のために働いたほうが、結果として社会全体が良くなります。



次に家賃について。

家賃ですが、ドバイは一年間一括前払いです。

そしてこの部屋は家具家電は無しの部屋。

ドバイの賃貸は、家具家電ありとなしの物件で半々ぐらい。

僕は家具ありが好きなのですが(その分家賃も上がりますが)このビューの部屋が家具無ししかなかったのでやむを得ず家具無し物件に。

ドバイにも中華街のようなエリアがあり、そこで激安の電化製品を揃えました。


2ベッドルームなので、日本の間取りだと2LDKあたりに該当するのでしょうか。トイレは3つ、シャワーは2つ、リビング一つと、ベッドルームは2つという感じ。

年間で20万ディルハム。日本円で700万円ぐらいでした。
700万円を一括で銀行振込。
送金完了ボタンを押すのに、やや勇気がいりました、笑

日本だと高い部類かもしれませんが、ドバイだと平均よりちょっと高いかなってぐらい。

というか、安いところは月に10万円ぐらいのところもあれば、月に3000万円のところもあり、そもそも「平均とはなんだろうか?」という世界なので、比べるにも比べにくいですが。


今までの僕の人生では最高に高かったのですが、とはいえ年の半分ぐらいは旅行したり日本に行ったりで、あまり滞在していなかったのがすごくもったいなかったと感じます。


What's Next??

さて、ドバイの家を退去したわけですが、次はどこにいくのでしょうか?


僕は常に変化を求めますし、直感で面白い、楽しそうなところへ転々とします。

そんな次なる生活をまたご報告できればと思います。


ではまた!

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