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開幕5試合を終えて感じること〜川崎フロンターレ〜

こんにちは、まさです。
今日は3月14日ということで、巷ではホワイトデーですかね。あと個人的には息子の誕生日なので、この後ホワイトデーのお返しの買い物と誕生日ケーキを取りに行きます。パパ頑張ります。

さて、3月14日と言えば川崎フロンターレのマスコットのフロン太の誕生日でもあり、今日は川崎フロンターレのことを書きたいと思います。

開幕5連勝ですね。川崎フロンターレは毎年出足でつまづくんですが、今年は結果だけ見るといいスタートを切れました。試合を見ると必ずしもチームとしては上手くいっていない面もあるんですが、個人戦術で優っているので、一人一人の実力値が底上げされてのこの結果だと思います。

まだ前半の前半ではありますが、今年のチームについて個人的に感じたことをいくつか書いて行きたいと思います。

期待していた脇坂選手にはもっと違いを見せて欲しい

今シーズンの注目選手として、シーズン前に脇坂選手と取り上げて記事にしたことがあります。

シーズンが始まってみて思うことは、副キャプテンに任命されたこともあってか「自分がチームを引っ張るんだ!」という意気込みがプレイを見て感じています。自分からボールももらいにいく姿勢や、中央だけではなくサイドの空いているスペースを探して積極的に攻撃に絡んでいますし、声もある程度出していて、チームを牽引しているなと感じます。

一方で、脇坂選手の目立ったプレイという点では、まだ物足りなさがあります。以前の記事では中央のミドルシュートやセットプレイの精度という武器を上げましたが、まだそれらの武器を生かしたプレイが少ないという点と、ダミアンや家長選手だけではなく、自分が点を取るんだというくらい我を強く持ってプレイしてもいいんじゃないかなと思うんですよね。

昨日の柏戦では残念ながら前半で途中交代となりましたが、ピッチコンディションが悪くても、戦況を打開するプレイを脇坂選手には期待したいです。

車屋選手はセンターバックで花開く!?

2点目は車屋選手を取り上げます。車屋選手の本職は左サイドバックですが、昨年は登里選手の控えに甘んじていて、昨年の終盤に登里選手が怪我で離脱した後も旗手選手が左サイドバックを担っており、車屋選手の心中はとても気にしていました。

今シーズンも継続して旗手選手が左サイドバックを担当していますが、旗手選手がスーパーな活躍をしているので、車屋選手の出番は厳しいなと感じていたところ、昨日の柏戦では谷口選手・ジェジエウ選手の代わりにセンターバックで先発し素晴らしい活躍を見せれています。

昨シーズンに優勝決めたガンバ戦でも、谷口選手が出場停止のためセンターバックとして先発しましたが、その時も素晴らしい活躍をしています。車屋選手の強みというと、高さがあり当たり負けしないこと、足が早いこと、ボールの止める蹴るの技術が高いこと、縦パスの精度が高いことなどが上げられます。こうして強みを並べると、センターバックとしての素養も素晴らしいんですよね。今シーズンは過密日程のため、谷口選手とジェジエウ選手に頼りっぱなしには出来ないので、山村選手も含めてぜひセンターバックとしての活躍を期待しています。

シミッチ選手は適応にまだ時間がかかりそう

最後にシミッチ選手です。ここ数試合シミッチ選手を見ていますが、チームへの適応にはまだ時間がかかりそうだなと思いました。昨日の柏戦も残念ながら途中交代となりましたが、江坂選手にパスコースを切られてしまう関係もあり、なかなかボールを持っている選手からシミッチ選手にパスが出て来ず、サイドからの展開ばかりになり、中央からの攻撃は出来ませんでした。

憲剛選手などは、自分へのパスコースが塞がれている場合にわざとサイドにポジションを移したりして自分のマークがどこまで付いてくるかを観察してたりしていましたが、シミッチ選手は自分のポジションから外れないので、空いて選手を外せずに45分間を過ごすことになりました。

フロンターレの戦術は基本4−3−3をベースにしていてはいるものの、各選手の判断でポジションは流動的に変わって行きます。ポジションが流動的に変わるのは自分の持ち場所を離れるのでリスクを伴いますが、そのリスクさえも個人で背負って、万が一ミスをした時には必死に自分のポジションへスプリントして戻るんですよね。そうした個人戦術に長けた選手が揃っています。

シミッチ選手はまだ自分の持ち場にこだわっている段階で、相手を見て自分がどう動くかを考えられていない、もしくは課題は分かっているけどリスクが負えないという状況なのかなと推測しますし、このあたりは鬼木監督も当然アドバイスをしていると思いますが、何か良いキッカケが出来ると上手く回るんじゃないかなぁと期待して見ています。

振り返れば家長選手も適応に時間が掛かりましたし、数ヶ月時間をかけて適応して欲しいなぁと思いますが、ACLを戦う上では時間はあまりないですね。。他のオプションも鬼木監督は考えているのでしょうか。そういう意味では今後、鬼木監督のマネジメント力が試されそうですし、個人的にはフロンターレを観る上で鬼木監督の選手のコントールは楽しみの一つなので、引き続き注視していきたいと思います。

以上、「開幕5試合を終えて感じること〜川崎フロンターレ〜」でした。

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