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干し柿づくり

こんにちは。 masaccoです。
週1アップ目標を掲げて、いきなり4日遅れの更新ですが、気をとりなおして、干し柿にまつわること書きました。

干し柿は好きですか?

と人に尋ねると、当然、「好き!」という反応と、「それほどでも。」という反応に分かれます。そして、好きな人にとっては、毎年の冬の楽しみだったりするし、好きな人の中には、自分で毎年つくっているという方もおられます。
もしかしたら、味噌や漬物、梅酒や梅シロップなんかも似たような類いかもしれません。

さて、私はというと、干し柿を食べるだけではなく、干し柿づくりにも魅力を感じていて、友人と干し柿づくりをするようになり、そのうちに販売しようかという話で盛り上がり、2019年から販売を始めました。

きっかけは、数年前、当時の職場の上司が、ご自宅の庭になっている庄内柿を持ってきてくださり、つくり方も教えてくださり、同僚と皮むきをしたことでした。
おしゃべりしながら、時に黙々と、業務中に捻出した皮むき時間が心地よく、不思議と記憶に残りました。
そして、職場のベランダで、雨があたらないような少し屋根がある場所を探して干しました。
干し柿を自分でつくるとわかりますが、どのくらいの硬さに仕上げるかはお好み次第。

そんなわけで、私と干し柿との出会いは、誰かにもらったわけではなく、買って食べたわけでもなく、つくり方を教えてもらって、干しながら、試食しながら、自分好みの硬さを確認していくという過程まるごとだったのです。
しかも、食べられるようになるまでのプロセスを、職場の人と共に楽しむことができました。
また、職場は大学だったのですが、環境科学研究科といういわゆるエコを研究するところで、干した野菜や果物は省エネで美味しく栄養価も高い、というエコ文脈の中で出会ったのも印象的でした。

さて、その職場を退職後は、環境NPOの事務局をしながら、今に至ります。

「自分たち用につくる」から「お客様に販売する」にしたことで好き勝手にはできなくなりましたが、関わる人が増える醍醐味があります。
2020年には、干し柿好きな仲間も増えて、委託販売先も増えました。
販売するだけではなく、干し柿づくりワークショップも開催しています。

アイキャッチ画像は、2021年11月6日(土)の干し柿づくりワークショップの様子。
写真は、ゆるくまったりと皮むきしているように見えますが、ワークショップ用の柿の確保は案外アクロバティックです。
というのは、柿の実りのタイミングや量は年によって異なりますし、収穫もお天気次第。
収穫後の柿の実はバナナ同様に追熟するので、長くは置いておけません。
干し柿づくりワークショップは、会場を予約する段階では柿の確保が出来ていないという、イベント企画的にはハラハラドキドキな企画なのです。

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