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20代のうちにやるべきこと

大学生の頃や若手社会人だった頃のことを思い出してみると、将来への漠然とした不安が常にありました。

・将来、どんな社会人になるのか。
・どこに住んで、どんな仕事をしているのか。
・自分には結婚できるのか。
・自分に向いている仕事って何だろう?
・自分には何ができるのだろうか。得意なことって何?
・仕事に誇りを持ちたい。でも、何をすれば良いの?

こんなことを一人で、バイクに乗りながら、スーパー銭湯で風呂に入りながら、海を眺めながら、考えていたことを思い出します。

20代前半の頃に考えていた「今やるべきこと」

そして、20代前半の頃の私が至った答えは、

そんなこと考えたってわからない!

今やるべきなのは、自分がやりたいって思える仕事が見つかった時に、全力でできるように、ビジネスマンとしてまずは基本を身につけ、失敗を恐れずに色んなチャレンジをしよう。

その経験を通じて、将来に使える、潰しが効くスキルを身につけよう!

そんなことを、考えていました。

20代前半だった頃の私に伝えたいこと

30代半ばになり、当時の私に伝えたいことは、

それで正解!

失敗を恐れずに、とことんチャレンジしたら良い!

ということ。

20代の頃に勇気をもらっていた言葉

大学生の頃は、周りに頼れる社会人との繋がりがなかったので、情報は本だけでした。

たくさんの本を読み、本のタイトルや、正式な言葉までは、はっきりとは覚えていませんが、各業界で活躍されているプロからの言葉に、勇気をもらっていました。

・やりたいことが見つからなくて当たり前。やりたいことが見つかった時に全力でできるように準備しておくと良い。
・もしやりたいことがある人は、「まずは3年」と決めて、必死にやる。
・結果が出なければ諦めて次の道を考えれば良い。それができるのが、20代の特権である。
・失敗が許されて、可愛がられる。それが20代なのである。だから、どんんどんチャレンジすれば良い。
・20代の経験が、次の30代や40代以降につながる。
・師匠を見つけなさい。
・どんな道を選んでも良い。それが自分にとって正解だから。

残念な周りの大人たち

実は、就活を意識し始めた20歳の頃、こんなことがありました。

両親や、バイト先の社会人10人くらいに、”仕事をどんな基準を選んだのか”、”仕事のやりがいは何か”などを聞きました。

とても残念なことに、全員が「お金や待遇で選んだ。」とのこと。

更に、「仕事はつまらないもの。生活のために我慢して働くものだ。」と言われ、失望したことを覚えています。

そんな社会人にだけは、なりたくない!
仕事が楽しい、と思える社会人になりたい!

強くそう思いました。

各業界で活躍している人の言葉を信じて、20代の頃は、仕事を選び、様々な経験を重ね、スキルアップをしてきたつもりです。

今思うと、自分にとっては、これで正解だった、と思っています。

20代の頃の振り返り

まずは、一生涯、使えるスキルを身につけようと、新規開拓の法人営業を選びました。

コミュケーション能力、ロジカルシンキング、交渉力、プレゼン力、段取り力など、ビジネスマンにとって基本的なスキルを身につけることができたので、その仕事を選んで正解でした。

その後は、キャンプ場の経営。

未知の世界に飛び込んで正解でした。

経営、マネジメント、マーケティング、会計、税務など、幅広い経験ができ、全体的にスキルアップできました。

その後は、まちづくりNPO法人の起業。

非営利組織の経営、資金調達、対行政や政治家との交渉など、更に貴重な経験ができました。

そして、生涯使える資格の取得もできたので良かったです。

それは、国家資格である宅建士。

これが、現在の不動産投資(大家業)に活きています。

30代になって思うこと

30代になり、大変ありがたいことに、自分にとって好きな仕事や、やりたい仕事、向き・不向きなど、自分のことがよくわかりました。

それは、20代の頃に、自分で考えて、主体的に行動してきたからこそ、得られた成果です。

まずはやってみよう!

と、色んなことにチャレンジしてきた結果、私は、以下のような者であることがわかりました。

・営業や交渉など、人とのコミュケーションをとることが好きなこと。
・ゼロからイチをつくることにやりがいを感じること。
・不動産に魅力を感じること。
・1対1が好きなこと。
・人と人(もの)の間に入って、マッチングすることが好きなこと。
・自由に仕事がしたい。
・一日中、事務仕事や会計などは苦手なこと。
・1対多が苦手なこと。
・ルールがガチガチなのは窮屈。
・人から指図されて仕事したくない。

自分自身が理解できたことは、大きな成果です。

やはり、20代の頃に、色々とチャレンジして正解でした。

そして、30代になり、30代の積み重ねが、次の40代、50代と続いていきます。

気づいたら30代半ばになり、30代後半をどのようにしたいのか、まだ答えは出ていませんが、

自分の子どもを含めて、次の世代に何を伝えるのか、何を残すのか。

そんなことを考えながら、30代後半を頑張って生きていきたいと思っています。

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