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2035年の未来と、ローカル複業

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こちらは、iitoco!!アドベントカレンダー2023に投稿している記事です。
2023年12月1日~25日まで、様々な皆さんとブログ記事をつづりリレーします。(12月3日現在、まだ8枠空いています!エントリー募集中です)

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◆ここ数年の僕のテーマとやっていること

さて、イイトコアドベントカレンダー、今年もスタートしまして本日3日目。幸いにして今年は僕がバトンをつなぐことが多そうだから、内省が進みそうです笑
本日の穴は私が繋ぎます!ということで、書いていきますー。

1日目、こんな記事を書きました。2023の振り返りをし、2024へのヒントを得ようとしている記事です。

こちらにも書きましたが、ここ数年の僕のテーマは「豊かに生きるためのインフラを創る」です。言い方を変えると、資本主義の「中」の世界で生きるというよりは、その「外」の世界、資本主義を活用する世界を、意識的に作っています。ただこれは資本主義と決裂するとか、世捨て人になるとか、そういうことではありません。一度、外にでて、改めて自分や仲間の幸福と向き合い、外から中の世界を活用しようという試みです。

なので、意識的に「中」の世界の情報を摂取しないと、危ないことになると思っています。そして、その「中」の世界がどんな方向に進むのかヒントをもらいつつ、僕自身の立ち回りを考えています。

◆10年後の未来はどうなっていくか?

ということで、久しぶりに堀江貴文さんの本を読んでみました。

堀江さんて、賛否両論ある人だと思うし、時々過激なこと!?言って炎上している感じもあるけど、僕からしたら、世の中の当たり前になってほしいことをズバッと言ってくれているし、資本主義の最前線で戦ってくれている人だと思っています。

で、堀江さんの本て、すごく読みやすいんですよね。広く浅く、でもポイントは外さず、そこに書いてくれているトピックスとか事例からたどっていくと深く形作れるので、僕は好きなんです。読むの時間かからないし。

ということで、メモ的に、気になったことを列挙しておきます。

●日本社会は閉塞する。孤独感や絶望感にむしばまれる人が増える。
●働き先として日本は除外される。つまり、日本と東南アジアの逆転現象が起こり、日本から海外へ出稼ぎに行く時代へ。
●日本は外資で復活する。日本はポテンシャルの宝庫だから。
●タイパ格差が広がる。
●オフラインが最強。オンラインは雑談に向かない。雑談効果は結構ある。
●全国3万の橋が一気に崩れる。
●食糧問題はテクノロジーが解決する。昆虫食に未来はない。それよりはスローフドに目を向けたほうが良くて、注目はおから。
●日本の産業は三極化する。エリートは大企業、野心的な人はスタートアップ、それ以外はミクロな起業。
●「人口の太陽(核融合)」がいよいよ稼働する。
●通信の破壊的革命。
●健康寿命がさらに延びるが、がん保険の保険料は高くなる。
●chatGPTの登場でシンギュラリティはもう来てしまった。
●AIが子供と老人を支えることができる。
●ホワイトカラーの9割がAIによって今の職を失う。徐々にではなく、一気に。
●エッセンシャルワーカーはなくならない。
●クリエイターは「素人+AI」と一部の「才能あるクリエイター」になっていく。
●AIは大脳の機能拡張。AIと共存し、自分自身ができることを増やしていく。
●AIを活用して「ひとり○○」のビジネスが増える。
●何が起きても大丈夫な自分をつくるため、仕事以外の居場所をつくるため、その二つのためにコミュニティを作る。
●仕事において、人間の価値はゼロに近くなる。人間に残るのは「コミュニケーション」と「遊び」。
●AIにとって一番面倒くさい仕事は「人間」。これからは「人間性」が強みになる。
●誰もが最低限の幸せを享受できる世界になっていることに気づく。何気ない普通はとても「安く」なっていて、理論的にはほぼ無料で生きられる社会になっている。当たり前の幸福に目を向ける。
●今後、「自分が楽しいと思うことを追求する人」と「突出した世界で変なことを考えながら社会を変えていく人」に分かれる。
●能力のある数人で、世界が変えられる。
●AIネイティブ世代は、当然ながらAIを息を吸うように使いこなす。私たちとは全く異なる思考回路を持つ可能性が大いにある。
●LLM(大規模言語モデル)や生成AIの最低限の仕組みは知っておくべき。
●バーチャルの世界で広がる生き方。バーチャルの世界で生産側に回るor押し活をする。「居心地のよさ」の進化ともいえる。
●「押し」に給料をささげ、「安楽死」を求める若者。
●アバターの向こう側にいる相手がAIか人かわからなくなる。
●「彼女」もAIに代替されるかもしれない。
●今はロングテールの時代。あらゆるジャンルが細分化される。例えば伝統工芸品、習得には時間がかかるけどつくれるようになれば、作ったものを広げるために、ストーリーやマーケティングはAIに相談しながら。
●今後必要なのは「人間対応能力」。ビジネスっぽく書けば、営業力、折衝力、複数人で何かを進める場合のマネジメント力やリーダーシップ。
●廃れるメタバース、浸透するメタバース。覇権を制するのは、メタではなくエピックゲームズ。
●近い将来(1~2年の間)に、「30年前の渋谷」とテキストを打ち込むことで瞬時に3D空間が生成され、フォートナイト場へアップロードできるようになる。
●フォートナイト内にクリエイターがステージを造った場合、収益のをクリエイターに還元するようになった。旧人類の想像が及ばないエンターテイメントや空間が次々と生み出されていくだろう。
●lineやっているのと同列のフォートナイトやっている。
●世の中にお金は余っているから、お金より「知能」や「知性」が求められる。
●LLMが「心の理論」のテストをとけるようになった。
●chatGPTも個性が持てる。

◆それを踏まえて、今何をすべきなのか。

去年の今頃出ていた情報と比べて、そんなに新しいと思える情報はなかった印象なのですが、でも、水面下で着実に進んでいっているのは非常に伝わってきました。

で、今、個人的に何をすべきかなのですが、

①AIに代替されない、という意味でも、ローカル複業をやる意味は確実にある。結構良い処方箋ではないかと思う。

②AIはやっぱり普通に使わなきゃダメ。仕事が奪われるというよりは、AIと協働関係を気づいて、自分にできることを増やすべき。

③今更だけど、海外に目を向けて、外貨をどう稼ぐか。ひとり○○業またはローカルの仲間と共に挑めないか、ちょっと真剣に考えてみようと思う。

④バーチャルの世界に、遊びで自分の居場所を作ってみようと思う。要はこの変化を思いっきり楽しんだらいいんだと思う。

てなことが浮かんできました。

それぞれダラダラ書いてみると、、、。


少し先の未来を考えても、やっぱり「ローカル複業」をやるのは、一つの選択肢として間違っていないと思うわけです。しかも、自分の得意分野や好きなことで、かつAIが苦手な分野で複業をやって、しかもコミュニティを作っていく事がとても大事。コミュニケーションやマネジメント力、リーダーシップという、AIには代替できない能力を当然使うし、何より、複業フィールドを自らつくる仲間ができるのが大きい。そして横のつながりは、きっとセーフティネットになる。
本書の中で言っていたけど、堀江さんのオンラインサロン(コミュニティづくり)とは正直規模が違うかもだけど、「何が起きても大丈夫な自分をつくることと仕事以外の居場所をつくる、その二つのためにコミュニティを作ってきたことは間違いじゃなかった」と堀江さんも言っているわけで。だから、ローカル複業化ラボには可能性あると思うので、引き続き続けていきます。


chatGPTはじめ、AIを普通に使わなきゃちょっとやばいかもしれないと改めて思ってきました。今ネット上で上がってくる「これ使うべき!!」みたいな情報って、今あるデスクワークが超効率化できます!みたいな情報多くて、ぶっちゃけ僕は、そんな仕事むしろ極力なくしたほうがいいじゃんと思っているタイプなので、正直あまり使ってこなかったんですよね。でも、確実に世の中変わっできているし、自分の一番の収入源になっている仕事は確実に代替されるので、どうAIと共によくしていくかを考えて最新再生しなきゃならないなと感じたわけです。AIは大脳の機能拡張であり、世界の集合知である相棒。しかも文句ひとつ言わない。こんなすごい相棒やっぱり使わない手はないですよね。まずは自分の仕事でどう活かすかを改めて考えつつ、相棒と共に自分でできることを増やしていきたいと思います。


海外から外貨を稼ぐ、全然考えていなかったんですが、ちょっと考えてみようかなと思いました。円安たぶんしばらく続くだろうし、海外から外貨稼ぐのにはとても良い条件であるのは確かで。ここ数年の僕のテーマは「外の世界をつくること」と冒頭書きましたが、これは世捨て人になるわけじゃなく、しっかりと資本主義を活用して外貨を稼ぐことも大切だしそうしたいと思っています。
海外から稼ぐ、そんなに簡単な事じゃないのはそうだけど、難しい難しい言っていても始まらないし、個人でもとても海外とは仕事がしやすくなっているから、なんか考えてみて、小さくやってみようかなと思います。


正直、未来は混とんとしてて不安という気持ちもありますが、、、でも考え方を変えると、こんなにめちゃくちゃ変化している時代に生まれたことが本当にラッキーだよな、と思うわけです。

例えば通信手段をだけ見てみても、

黒電話。コードレス家電。公衆電話。FAX。留守番電話。ポケベル。電子メール。PHS。ガラケー。SMS。スマホ。SNS。zoomとか。オンラインゲーム。VRAR・・・。

あらためてこんだけ変化してるってめちゃ凄いことですよね、これを体感できる時代に生まれたなんて超ラッキー。

リアルの世界の方がいいなーと最近は思っていたんだけど、とにかく楽しまなきゃ損だよなと。実際僕も子供の時はゲーム大好きで朝から晩までやってたし、社会人になってからも、一時期オンラインゲームにはまって部活的にやっていたし、実はバーチャルの世界も大好きだったりするから、この変化を楽しもうと、なんか思いました。バーチャルの世界で居場所を持つ人は確実に増えるでしょうしね。

ということで、バーチャルの世界で、ちょっと居場所作ってみようかなと思います。まずはリサーチ。あ、去年クラスターでバーチャルコミュニティ農園&イイトコ作ってそのまんまだった・・・

そして、リアルは贅沢品になると、本の中でも書いてあったけど、いろんなコストを考えて確かにそんな気もするから、リアルはリアルで活動を継続していきます。

◆最後に、今の自分への違和感


冒頭添付した「四十にして区切らず」。

そこの中で書いた、今の僕のテーマ「豊かに生きるためのインフラをつくる」。

そして、このテーマへの課題感は2つで

・インフラ維持問題(超高齢化/人手不足)
・幸福度

と書いたわけです。

幸福度については、ローカル複業ですごく解決できると思っています。そして、2035年に向かううえでのヒントからも、改めて価値あることだと思っています。

ただ、インフラ維持問題に関しては、薄々自分の中でも気づいていたのですが、、、自分の中での覚悟が足りないのではないかと。。。たぶん今年すごく迷ってしまった原因の一つはこれな気がしてきています。

確かに、インフラの問題はとても大切だと思っているけど、やっぱり非常に高すぎる壁で・・・。その壁を超える覚悟が自分にはあるのかと、非常に思うわけです。

そして同じくトピックスとして挙げた、複業への肯定材料として引用したこちらの記事。実は、複業よりも引っかかったのは「共同体への批判的意見」だったのです。そうです、僕への覚悟的なものへの問いだったのだと思うのです。

この違和感についてもう少し掘り下げたり、自分の中で折り合いをつけないと、2024すっきり先に進める気がしないので、こちらについてももう少し考えてみたいと思います。

しかし、ちょっとここまで一気に書いてきて疲れてきまして(苦笑)
幸い、アドベントカレンダー2023では、僕がもうちょっとリレーする機会がありあそうなので、続きはまた後日振り返ってみたいと思います。

では、明日のアドベントカレンダーは!!
僕だな笑


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