子供が大きくなったら親は距離を持つこと

今回は、子供が大人になったあとに過干渉をされると子供がどう感じるかに関して、息子という立場からお話ししていきます。

子供が大人になると、干渉をしていいものかを迷う大人も多いことでしょう。その子供(年齢は大人ですが、立場としての子供の人のことを話します)は、どのように感じるのか?私の視点からですが、お伝えいたします。

結論から言うと、あまり深くは干渉しなくていいでしょう。子供ももう年齢は大人なので、あまりあれこれ言うと鬱陶しがられます。私も最近は親からの干渉が辛く感じることが多いです。

ここで定義をしている子供は、自分のことを自分で判断して、責任の取れる年齢になっています。その責任を負わせて、その代わりに自由にさせることも大切な子供の見守り方だと思います。

子供が頼ってきても、ただ、話を聞いてあげてるだけいいのです。無理に解決をしてあげようとしてはいけません。

子供の方も、あまり親が手伝うと成長しなくなります。親から離れることができない子供は、いつまでも精神的にも子供のままです。

また、大人になった子供は親以外の人への助けを求めていたりします。親以外にも話すことができる相手ができることで、新しいコミュニティが出来上がるのです。

親はそのコミュニティとの付き合いを、邪魔してはいけません。

もちろん、犯罪などに関わる人が相手だったら離れるようにしたほうがいいでしょう。しかし、そうでなければ子供の責任で付き合う人を選ばせるべきです。でないと、子供は社会性が身につきません。

不安なこともあるでしょうが、子供の年齢が大人の歳になっていれば、特に何もする必要はないように思います。私の親は、子供になんでもしてくれると言う意味での毒親です(表現は悪いですが、あえてこう書きます)。

なんでもはしてあげてはいけません。もちろん助言はしてもいい場合もありますが、子供のためを思うならば助言で止めるべきです。子供もあまり多くは求めてはいません。

そして、子供の側も親から離れるべきでしょう。親にいつまでも甘えるので、親がなんでもしてくれるのです(私と私の親の例です)。

私は、親にいろいろと甘えてきました。親の言う通りに動いて、自分軸のないつまらない人生を歩んできました。でも、私ももう30代中盤。自分のことは自分で責任を負えます。

親が信用してくれないのならば、自分の方から親から離れるべきです。反抗期の子供のような、お子様の対応ではなくて、1人の人間としてしっかりと自分にできることを示しながら行動すれば親も安心します。

私もここ何年かで、親に反発して親を見返してきました。また、親の言葉に屈しないでしっかりと自分の主張をしたところ、うまくいったことも多いです。

自分がない人生に意味はありません。自分が何をしたいかをしっかりと持って、自身のことを貫きましょう。

もちろん、責任は負わないといけません。自分に責任を持って、やりたいことをやる覚悟がないと親も安心できないのです。

ですので、少なくとも自己責任を取る覚悟は持って行動しましょう。そうすれば、親も子離れができるのではないでしょうか?もちろん、子供も親離れが必要です。

親子の距離を上手に取ることが、親子関係を保つ方法です。ぜひ、親と子供の間をもって、いい関係で生きていきましょう。

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