逃げてもいいが一番大切なものからは逃げないこと

今回は、逃げてもいいけれども逃げない方がいい勝負は逃げないことをお話しいたします。

私は先日、母と喧嘩をしました。私が仕事を忘れていたことに関して、その仕事を今後どうするかについて真剣に話しあったのです。

どんな内容の話だったのかに関しましては、プライバシーがあるので割愛しますが、母と意見が分かれてしまい、真っ向から戦うことになりました。

母は、私のいうとおりにしたら私が今後の人生で困るのではないかと思ったそうです。私は仕事を辞めたいというお願いをしたので、逃げ癖が出ると思ったようです。

しかし、私は負けずに辞めたいという意志を固く見せて、母と対峙しました。もともと私は相談をしたのではなく、辞めると決めていました。辞めないと今後、自分が耐えられないと思ったので、そこは譲りませんでした。

私には逃げ癖があり、逃げてもいいことはどんどん逃げてしまいます。私はそれを悪いことだとは思いません。逃げた方がいいことは、逃げていきます。

ただし、自分がここは逃げないで戦わないといけないと思ったことに関しては、しっかりと戦います。今回の母との対峙も、母の言うとおりにして辞めないで、勝負から逃げる手もありました。

それでも、ここは私が耐えられないので仕事から逃げる。その代わりに母との勝負からは逃げませんでした。結果、私が勝ちました。辞めるという目的は少なくとも達成したのです。

母は、また逃げた、と思ったことでしょうが、私には私の戦い方があります。このように、自分にとって戦わないといけない勝負であれば、毅然と立ち向かわないといけないのです。

たまには逃げることも勝法です。しかし、自分にとって一番大切なものを守るような戦いからは、決して逃げてはいけません。

私の今回の勝ちは、仕事から逃げないことではなく、母と話し合いでできないことを辞めて自分が生きやすくなることだったのです。自分が曲げられないものは、最後まで戦い勝負しましょう。

もちろん、ただ戦うだけでは勝ち目はありません。まずは覚悟を持つことが大事です。それと、自負の発言には責任をもつ必要をあります。辞めることで仕事から逃げて母からの信用を失うという結果は飲み込みました。

それでも、私は今回は仕事を辞めるという戦いからはおりませんでした。それが私にとって一番大切な勝ち方だったからです。

私は、逃げたり負けてもいい勝負には負けを認めることがあります。しかし、最終的には70〜80%ほどの勝利を得て、自分が満足する勝ち方を続けていきます。

『逃げるは恥だが役に立つ』というタイトルのドラマがありました。実はドラマは見ていませんが、このタイトルは好きです。逃げることの結果、自分の役に立つ結果を得ることが私の勝ちになります。

また、結果的には自分の決めたことからは逃げてはいません。仕事を引き受けたことからは逃げましたが、それがダメだったという事実からは逃げないで、辞めるという選択肢を守ったのです。

私は逃げます。必要な逃げはどんどん行って、最終的には人生で大切なものを手に入れて、しっかりと生きていく。
私の生き様です。

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