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40年以上昔の無線機TS-520をレストアして開局を目指す

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少年時代に電話級の免許だけとって「無線機自作からの開局・交信」を断念したおじさんが、40年以上昔の無線機TS-520を手に入れ、修理に悪戦苦闘してアマチュア無線局の開局を目指して… もっと読む
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記事一覧

アマ無線のアンテナ問題

 我が家は様々な事情から大きなアンテナを屋根に設置することはできません(とにかく目立って…

TS-520レストア(11) 受信部・送信部の調整

マニュアルをみるとTS-520の各部調整にはマーカーユニット(MKR-3)が必須であるということで…

TS-520レストア(10) 150円での感度アップ! RFユニットのFET交換

ネットでこのような記事をみつけました。RFユニットのFETを交換することで感度アップさせると…

TS-520レストア(9) 古の遺産?「ソリッド抵抗」を交換

 古い電子機器のレストアには、このソリッド抵抗の経年変化による抵抗値の変化(増加)が問題と…

TS-520レストア(8) ダイオード交換したらヒューズ飛んだ!

丹念に電源回りから見ていきますと、整流ユニットの整流用ダイオードの被膜がパラパラと剥がれ…

TS-520レストア(7) ワイヤラッピング 失われた技術?

 市販の無線機というのは、当たり前ですが部品がぎっちり詰まっています。このころの無線機は…

TS-520レストア(6) リレー復活

送信のSENDスイッチを入れるとメーターが変な振れ方をすることがありました。送信と受信が勝手に切り替わっている感じです。疑うべき点としてはリレーが考えられました。520もそうですが無線機のリレーは送信と受信を切り替える役割を担っています。 リレーの仕組みは電気が流れると電磁石で接点を引き付けて、大きな電流が流れる部分のON/OFFを切り替える仕組みになっています。こういうメカメカしい仕組みは、なんか惹かれます。 520にはオムロン製のリレーが2つ使われており、同じ形状です

TS-520レストア(5) VFO清掃

TS-520で、VFOを回して周波数が飛ぶという現象があるようです。520系ではよくあることのようで…

TS-520レストア(4) 無線機を洗う

無線についての大先輩にリグを洗浄するというアドバイスを受けました。先輩はUSA製の名機コリ…

TS-520レストア(3) VFOを外す!

初心者にとっていきなりの難題です。 ところで、VFOというのはVariable Frequency Oscillator…

TS-520レストア(2) ベース機の状態

1.外観  外のケースに錆があるのはもちろん、ケースを空けてみたら中のトランスに錆が浮い…

TS-520レストア(1) TS-520とは

1973年発売のこの無線機は、トリオ(現KENWOOD)が当時の技術の粋を結集して放ったHFトランシ…