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周りからの期待は過去の自分への称賛であり、今の自分にはプレッシャーになる

何かができるから肩書や社会的ステータスはつくのであって、肩書や社会的ステータスがあるから何かができるわけではない。

できるできないっていうのは、機会が与えられるのかどうかって話ではなくてスキルを持っているのかどうかってこと。

例えば、大企業に勤めている人であったり高学歴と呼ばれる人だったりは、社会的にステータスの低い人や中卒の人に比べたら打席に立たせてもらえる機会は多いのかもしれません。打席に立つまでの道のりはがどれだけ楽であっても、そこで打てるのかどうかは全く別問題ですよね。

なのに、周りがドンドン打席に立つように勧めてくれるから、いつの間にか自分は打てて当然だと思い込んでしまう。過去の自分の努力やポテンシャルを見て打席に立たせてくれても、いま努力せず才能を伸ばしていなければ空振り三振に終わってしまいます。

ただの自意識過剰かもしれないけど、東大にいると知らず知らずのうちに周りから期待されたりして自分の等身大の姿よりも大きい自分を勝手に想像してしまうことがあります。

「今までしたことないけど、なんとかなるんじゃない?」「みんなにできるって言われるし、なんとかなるだろう」って過信して大した準備もせずに行くと、案の定まんぞくした結果はでません。「もっと準備したらよくなったんじゃないんか」「自分は最大限の力を尽くしたって胸を張って言えるのか」「なんであの時になんとかなるってタカをくくったんだろうか」って後悔する。

期待してもらえること、チャンスを設けてくれることは今までの自分が努力してきた証だから卑下する必要はないはずだけど、それで悦に浸ってしまったら成長が止まってしまいます。

自分にできないことはたくさんあって、周りから期待されて打席に立たせてもらえることと自分がなにかできるってことは完全に別物であることを忘れずに一歩ずつ進んでいきたい。

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