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曇り空でも写真日和

今日は春一番が吹いたり暖ったりして、そろそろ冬が終わるのかな〜とソワソワする日でしたね。
とはいえ、私が住んでいる名古屋ではあいにくの曇り空でした。
いや、日差しがある瞬間もあったのですが、地下鉄から外に出たらすでにどんより、、、
慌ててセットしてあったフィルムを交換しました〜
やっぱりフィルムを選ぶのは現地に着いてからのほうが確実だな。

今日撮影した写真はこれから現像に出すので、UPできるのは水曜か木曜。
咲き始めの梅の花、それから菜の花や水滴を撮影したので、出来上がりが楽しみです!

さて、せっかくの曇り空だったので(?)そんなシチュエーションの時によく使うフィルムを紹介しますね!


<Lomography X-Pro 200 Slide Film>

x-pro 200はクロスプロセス専用のリバーサルフィルムです。
クロスプロセスとはリバーサルフィルムをネガフィルムと同じ工程で現像する技法(またはその逆)で、コントラストが強まったり、色彩がよりカラフルになる効果があったりします。(安定しない時も多いです)
そんな荒技専用のフィルムなのですが、これを通常のリバーサル現像を行うと、緑や黄が強く出て、透明感のある像を描くことができるのです。
このフィルムのiso感度は200ですが、特に曇りの日はiso100の設定、明るめの設定で撮影するのがオススメです。


<KODAK Color Plus 200>

こちらはiso感度200のネガフィルムです。
全体的に黄やオレンジ色が強く出るフィルムで、ややザラつきが出る時もあります。
カラフルなフィルムなので、アンダーで撮影してしまってもいい感じに立体感が出るんですよね〜
他のフィルムよりも安価で手に入るフィルムでもあります。


<自作レッドスケールフィルム>

Lomography Color Negative 100をベースに自作。
色彩は、まぁ、見たまんまですね、赤いですw
作り方は私の師匠でもある、雨樹一期先生の記事にかなり詳しく書いてありますよ〜(私も先生に教わりました)http://cafe.toylab.jp/column/amaki15/13024/

ざっくりと作り方を書くと、フィルムを暗室バックの中で裏表を逆に加工するんです。

光が当たる面を逆にしてしまうんですね。


<FUJIFILM PROVIA 400X クロスプロセス現像>

富士フィルムから販売されていたリバーサルフィルムです。
x-pro 200で書いたクロスプロセス現像を行いました。
ザラつきが出ますが、少しセピアっぽいような濃厚な色が出ます。
油絵のような質感ですね。
すごくオススメなのですが、このフィルム、生産中止になってしまいました!
まだ店頭でも見かけることがあるので、記事に書きましたが、いずれそれも無くなります。買うなら今のうちですよ!!


<まとめ>

曇りや雨の時に使いやすいフィルムの特徴を書き出すと
・明るめ(ハイキー)に撮影するのに向いているフィルム
・赤や黄、緑、オレンジなど、何かの色が突出して発色する物
でしょうか。
「曇り空を明るめに撮影して目立たなくし、暗く沈みがちな色彩をフィルム自体の発色でカバーするのがポイント」ともいえますね。

ちなみに私はX-pro 200を使うことがダントツで多いです!
白跳びさせてしまうこともあるのですが、リバーサルフィルム特有の透明感がうまく出ると曇り空なんて気にならなくなりますよ〜

私のオススメは以上ですが、他に何か良いフィルムがあるのでしたら、ぜひコメント下さい!


〜投げ銭スタイルにしてみました〜

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