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#30 変化する世界で生きる〜技術革新を楽しむための心構え〜

スマホを新しくして、子どもがトイザらスで見せるような笑顔を見せていましたが、アプリのパスワードが分からず再設定地獄に表情が曇り始めたオカマサです。

さて今日は、SNSの投稿から感じた、AIの進歩とどう向き合うかについてお伝えします。

AIの進歩の速度に追いつかない

OPEN AIから発表があった生成AIによる動画作成の映像を観た方は多いと思います。ChatGPTの登場に盛り上がっていたのが昨年の今頃だったと思います。(早い方はもう少し前だったかもしれません)

当時はまだまだだなあと使った感触から思っていました(どこから目線で言っているのか申し訳ないです)。それからGPT-4がリリースされ、これは凄そうと思っているうちに、画像生成のクオリティやGPT'sなどなど、私には手に負えないものだと実感しました。

そして先日発表された「sora」。新生児が言語を獲得するスピードにも驚いていましたが、AIの成長はどこに向かっていくのか想像がつきません。

生成AIの進歩との向き合い方

そんなことを思っていたとき、けんすうさんのXの投稿を読んで、自分が手に負えないと思ったのは、これだと感じました。

新しい製品が登場した場合は、以前使っていたものより便利であったり、優れていたりすることを認識すると、取り込みやすいです。しかし、技術の進化はどう活用すると便利になるかが見えず、触れることをしなくなってしまいます。

けんすうさんがおっしゃるように、

歳をとると、新しい技術を見たときに「それは世の中の何を解決するんだ?」というふうに考えてしまう

ということにとても共感しました。
どう活用できるか見えないと、今見えている技術で十分に思えてしまい、受け入れようとしなくなってしまいます。避けていては取り残されますね。有効活用を考える前に、まずは楽しんでみることから始めることで、凄さを体感し面白がっていくことは大事ですね。

学校も新しいものから避けない

一人1台端末が導入された学校も端末の利活用が求められています。効率よく、便利なものであることは間違いないのですが、「紙でもできるよね」「直接伝えたほうがいいよね」など、まだ操作に慣れない部分もあり、これまでの成果を盾に端末活用を避けようとする声もあります。

これからを生きる子どもたちにとって、技術の進歩を生活の中で活かしながら生きていくわけです。新しいものに触れるのは卒業してからでは、子どもたちに申し訳ないです。社会で生きる学びを学校が担わなければ、学校の存在意義が疑われても仕方ありません。

すべては「楽しい」から生まれる

一人1台端末が導入されてから、うちの学校では、子どもたちにルールを考えさせ、朝から帰りまで手元に置くようにしました。今は持ち帰りを行っているので、いつでもどこでも使える状態にしています。

生徒は、授業以外でも行事や生徒会活動、異学年交流、休み時間など、様々な場面で活用しています。はじめは、楽しい、面白いから使っていたら、いつの間にか使い方を工夫して活用するようになりました。

生徒の活用を後押ししたのは先生たちです。まずは職員間の連絡に活用してみて、便利だ、使えそうという認識をもってもらったことで、生徒にもより効果的な使い方を提案することができました。それを受けて、生徒も活用を発展させることができたと思います。

端末が導入されて3年間で、AIというまだ得体のしれない技術が入ってきました。分からないから触れさせないのではなく、一緒に触れ、おもしろ楽しく使ってみて、次の活用につなげていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は、AIが加速度的に進歩する中で見えたコミュニティの大切さについてお届けします。


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