MASAKI(政府系金融機関職員・中小企業診断士)

政府系金融機関で融資と経営コンサルティングを行ってきましたが、今は本部でシステムを開発…

MASAKI(政府系金融機関職員・中小企業診断士)

政府系金融機関で融資と経営コンサルティングを行ってきましたが、今は本部でシステムを開発しています。 金融機関職員・専門家・中小企業経営者等が集まるオンライン勉強会を主催しています。 中小企業診断士、日本生産性本部認定経営コンサルタント。

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最近の記事

放送大学大学院ゼミ 2023年10月分

今月は仕事が忙しかったのと、転職の準備等が重なり進捗が悪かったです。 今後はデータを探す活動に相当の時間を割いていく必要があると実感しました。 以前から読みたいと思っていた本を図書館で借りて読んでいたところ、データを探すどころではないレべルの研究に圧倒されました。 自分のテーマについても、こういうレベルで解明したいと思いました。

    • 2023年ラスト3カ月時点の振返り

      2023年は、年初に下記の目標を立てました。 普段明示的に振返ることまではしていませんが、それなりに意識してきました。今年も残り3カ月ということで、振返りをしてみます。 1.仕事 (1)本業 ・異動がなければIT部門3年目になるため、一区切りつくレベルまで到達する。 →システム開発に従事しつつ、グループ運営や人材育成にも注力。11月には会社全体でも超大型システムの稼働が開始。後述の通り年内で退職するので、引継ぎをして一区切り。 ・ITの資格を1つ取る。 →現時点で未達。基本

      • 放送大学大学院ゼミ(2023年9月)_ChatGPTを使用して自分の仮説を批判する

        今月の放送大学大学院では、前回ゼミで指導教員の指示を受けた「自分の仮説に対して自分で反論を考えて、それに反論をすること」の作業結果を報告しました。 これがなかなか大変で、自分ひとりでは数個しか出て来ないので、ChatGPTに現在の論文の骨子を入れて、反論を出してもらいました。不思議なもので、AIに指摘されると非常に平常心で指摘を受け入れられました。これがゼミとか指導教員だと凹んでしまうのでは、という感じがあります。 その反論に対して、自分なりに反論を考えて解答したところ、

        • 放送大学大学院1年目上期課題を完了

          8月、放送大学の1年目上期課題(レポートⅠといいます)を提出しました。行き詰ったらChatGPTに相談したり、大学院の指導教員としてのレビューを頼んだら見事な指摘をくれたり。おかげで睡眠時間を確保したうえで、期限を数日前倒しできました。 8月のゼミでは、初めてゼミ生の方と対面しました。コロナ以降、先にオンラインで会ってリアルで会うことも珍しくなくなりましたが、違和感とも表現できない、嬉しいとも表現できないなんとも言えない気持ちになりました。 現役世代の方も年金生活の方も、

        マガジン

        • 企業の課題解決について
          1本
        • オンライン勉強会について
          1本
        • 仕事について考えたこと
          1本
        • 育児での取組
          1本

        記事

          読書003_飯尾潤「日本の統治構造」

          詳細な解説をされている方がいるので、感想のみ。日本の政治の構造がようやく少し理解できたかも、と思わせてくれる本。

          読書抜き書き002_酒井穣「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト

          啐啄同時 つっこまびりてぃ 岩瀬大輔 状況対応リーダーシップ・モデル バックワード・チェイニング

          読書抜き書き002_酒井穣「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト

          読書抜き書き1_井深大「わが友 本田宗一郎」

          さっきもいった通り、人生は見たり、聞いたり、試したりの三つの知恵でまとまっているが、その中で一番大切なのは試したりであると僕は思う。ところが世の中の技術屋というもの、見たり、聞いたりが多くて、試したりがほとんどない。僕は見たり聞いたりするが、それ以上に試すことをやっている。その代り失敗も多い。ありふれたことだけど、失敗と成功はうらはらになっている。みんな失敗をいとうもんだから、成功のチャンスも少ない。本田が伸びた伸びたって、最近みんながどうも不思議がるが、種を明かせばこれ以外

          読書抜き書き1_井深大「わが友 本田宗一郎」

          中小企業への外観検査AI導入支援に挑戦

          先日社会人大学院の公開講座(下記参照)で知り合った外観検査AIのスタートアップを、親しい会社に紹介する場をセットしました。 私なりに理解したのは、外観検査は「その画像を人間がみて、不良かどうかを判定できるならば、AIでもできる」ということです。 検査対象の製品を色々な角度からみて「反射がおかしくないか」等がようやくわかる、という検査は人間でなければならない可能性が高いです。 よって、画像検査AIに任せる仕事は「明らかな良品を判定してもらうこと」とし、怪しいものを人間が判

          中小企業への外観検査AI導入支援に挑戦

          AIスタートアップと連携してDXを推進する中小企業の事例

          私は現在IT部門におりますが、間接部門にいると決まった人としか話さず、話題も限定されることから、最低週一回ウェビナー等で社外の話を聞くようにしています。先日、社会人大学院であるKIT虎ノ門大学院で、公開講座をリアル開催していたので参加してきました。 この公開講座では、優良中小企業(製造業)がAIスタートアップと連携して、DXを加速させた事例を聞くことができました。 登壇した中小企業の武州工業(株)はパイプ加工・板金加工等を手掛けるメーカーです。設立以来55年黒字(!)とい

          AIスタートアップと連携してDXを推進する中小企業の事例

          金融機関がChat GPTを活用した新製品開発・ビジネスマッチングに取組む可能性について

          会社の掲示板に、ビジネスマッチングの募集がありました。「きなこ・白玉粉のメーカーが、ノベルティ用のきなこを開発したので、販売先を探している、大会の景品等を想定している」という内容でした。 これを読んだ時に「きなこを大会の景品にするのは無理だろう」と思ったので、もう少し他の切り口はないか、AIを用いた販路開拓支援の実験をやってみました。 具体的には、ChatGPTを使ってアイデアを出し、パワーポイントのスライド構成までを考えてもらいました。このスライド構成をテキストファイル

          金融機関がChat GPTを活用した新製品開発・ビジネスマッチングに取組む可能性について

          放送大学大学院ゼミ第2回

          ゼミ第二回は、自分の研究に関連する書籍を精緻に読むこと、そこから得られたものを報告。植杉威一郎先生の「中小企業金融の経済学」を読み、報告しました。実証研究なので、数式がバンバン出てくるのは参りましたが、少しずつ読み解いています。 自分の勤務先について精緻に分析されているので、これ以上に面白い実証研究はないと思いました。政策金融の本質、というものがなんであるか、信用保証との違いは?等への考えを深めているところです。 統計学と英語をやらないと、研究に入れないことが痛いほど理解

          放送大学大学院 第二回ゼミ準備

          指導教員から、研究のベースとなる文献を「精緻に」読んでレジュメを作れ、という指示をいただきました。精緻にっていうのはどこまでをいうのだろう… 一つは、冨山雅代・深尾京司・随清遠・西村清彦[2001]「銀行の審査活動と借入企業のパフォーマンス」一橋大学経済研究所編 「経済研究」というもの。これの英語版も読まないといけないとのこと。 もう一つは植杉威一郎先生の名著「中小企業金融の経済学」。 難しいですが頑張ります。 「レジュメ」の粒度もよくわかりませんが、とりあえずネットと

          放送大学大学院 第1回ゼミ

          本日、第1回目のゼミがありました。 指導教員と私を含む4名の院生でのゼミとなります。 私以外の院生の方は、 定年退職をされた方…テーマは数理経済学 宇宙衛星のスタートアップにお勤めの方…テーマは衛星に関係する規制 金融機関向けコンサルタントの方…テーマは地域金融機関が果たすべき役割 というものでした。 年齢やテーマ的に近い方が居て安心しました。 第一回では文献を探して、テーマについての方向性を決めました。大雑把に言えば金融機関のコンサルティング機能を研究したいと考えて

          【放送大学大学院】 指導教員が確定

          4月から放送大学の大学院に入学するに際し、指導教員が誰なのかがなかなか示されないのと、現在の仕事は3月がやたらに忙しいのですっかり忘れていました。 指導教員は松原隆一郎先生に決まりました。経済学の泰斗ですね… 入試では経営学的なアプローチでやりたいです、ということを言ったのですが、そもそも放送大学に経営学の研究科があるわけでもないので、ある程度想定内ではありました。 事前準備全然できてないのでどうしようかな…という感じですがまあなるようになる、ということで。

          【放送大学大学院】 指導教員が確定

          NHK「プロ野球 マジックの継承者たち」

          WBCが始まり、史上最強と言われる日本代表メンバーを率いる栗山監督に注目が集まっています。NHKの特番では、栗山監督が、伝説のプロ野球監督である三原脩さんのノートから何を学んできたか、が語られています。 日本ハムファイターズ時代の栗山監督は、晩年は批判も多かった印象です。しかし、病気でプロ野球選手として一流の成績は残せずに引退し野球解説者として様々な名選手・名監督と言われる人に熱心に教えを請い、自分の力にするという日々を積み重ねることで、日本代表の監督まで上り詰めたことには

          NHK「プロ野球 マジックの継承者たち」

          山形県庁の有志が作成した「引継書テンプレート」

          年度末が近づいてきましたので、公的機関・金融機関の皆様はラストスパートに入っておられるでしょうか。昨日、春の人事異動の内示があり、私は転勤はしないこととなりました。 人事異動時のあるあるとして「引継ぎがきちんとされない」という問題があります。そして、この問題の厄介なところは、「引継ぎは数年おきのイベントのためなかなか上達しない」というところにあります。 特に、私が現在勤務しているIT部門等の本部・関節部門については、営業等に輪をかけて作成者任せになりがちな傾向があります。

          山形県庁の有志が作成した「引継書テンプレート」